東方友人帳 ~幻想入りした心優しき少年~   作:橘宗虎

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東方project、夏目友人帳のどちらかがわからない人にも分かりやすいようなストーリーを目指して,,,,,,


序章-1:台風

 

ザザ~~~~~~~~~~~

 

 

 

夏目「また強くなってきたな」

 

 

ニャンコ先生「ん~~~~~」

 

 

夏目(外は激しい雨が降っている。台風が来ているからだ。今夜遅くまで降り続くだろう。)

 

 

 

 

{俺の名前は夏目貴志。俺には普通の人には見えないはずの妖怪と呼ばれるものたちを見ることができる。そして、祖母である夏目レイコの遺品である友人帳というものを持っている。これは、レイコさんが勝負を挑んでは打ち負かした妖の名前が書かれている。ここに書かれた妖は友人帳の持ち主の命令には逆らえなくなる。ただし、名前と顔がわからなければ、持ち主であろうがどうにもならない。}

 

 

 

 

ニャンコ先生「はぁ~~~~、嵐のせいで今夜の呑み会はおじゃんか~~~~」

 

 

夏目「当然中止だろうな。この台風の中呑み会をする方がおかしいって。」

 

 

 

 

{この猫の名前は斑。俺はこいつをニャンコ先生と呼んでいる。本来は白くて大きく自称高貴な妖であるが普段はでっぷりでつるふか(多軌談)した猫の姿でいる。長い間招き猫を依代に封印されていたのだが、俺が偶然にもその結界を破ってしまったのだ。それ以来俺が死んだら友人帳を譲るという約束で俺の用心棒となってくれている。}

 

 

 

 

ニャンコ先生「ふ~~~~~ん」

 

 

カン!カン!、カン!カン!

 

 

夏目「ん?何だ?,,,,,,って、ちょびか!」

 

 

ちょび「夏目殿、こんばんはであります。」

 

 

 

 

{こいつはちょび、又はちょびひげと呼んでいる。俺を慕ってくれている妖たち、通称「犬の会」のメンバーの一人(匹?)だ。犬の会には他に中級妖怪の二人(一つ目と牛顔)、ヒノエ、三篠、紅峰、河童などがいる。}

 

 

 

 

ガラララ,,,,,,,,,,,,

 

 

夏目「ちゃんと体を拭いてから入,,,,,,ってあれ、何でこの台風の中全く濡れていないんだ?」

 

 

ちょび「嵐の中失礼します。私の知り合いのお陰で私は雨に濡れることがないのであります。なんせ知り合いは雨水を吸って活動する妖でありますので,,,,,,」

 

 

傘の妖「はじめまして~~♪あたいは雨を取り込んで力を溜めていま~す♪」

 

 

夏目「そうなのか,,,,,,それにしても随分と陽気な妖だな。」

 

 

傘の妖「あたいさっきまでい~っぱい雨水を吸ってた~~~~っぷり力を溜めましたので♪」

 

 

ニャンコ先生「で、何の用だ?ちょび?」

 

 

ちょび「呑み会が中止になったので斑殿と宅飲みをと,,,,,,酒を持ってきたのであります。」

 

 

ニャンコ先生「ニャンと!!」

 

 

傘の妖「あたいは嵐で雨水を吸いながら呑み会にご参加をっと♪あと~、ついでにあたいの名前をそろそろ返してもらおうかな~~~~っと♪」

 

 

夏目「え、名前を返してもらうってあんたの名前が友人帳にあるのか?」

 

 

傘の妖「はい~~~~♪」

 

 

夏目「わかった。すぐに名前を返してあげるよ」

 

 

 

 

{さっき俺は友人帳を持っていると言ったが、今はこうして友人帳に名前のある妖たちに名前を返すことをしている。ニャンコ先生は俺が死んだ後に行う友人帳を使っての楽しみが減ってしまうではないかと怒ってくるが黙認してくれている。名前を返せるのは今は俺しかいない。}

 

 

 

 

我を守りし者よ

 

その名を示せ

 

 

 

 

パラパラパラパラ

 

 

 

 

さかみず

 

君へ返そう

 

受け取ってくれ

 

 

 

 

 

 

 

塔子「貴志く~ん、ごはんよ~~」

 

 

夏目「あ、はい~。すぐ行きま~す。」

 

夏目「ニャンコ先生、ちょび、さかみず、飲むのはいいけれどあんまり暴れたり散らかしたりするなよ!」

 

 

夏目は部屋を出て食卓に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小さい頃から 時々

 

変なものを見た

 

 

 

 

他の人には見えないらしい

 

 

 

 

それらはおそらく

 

 

 

妖怪と呼ばれるものの類い

 

 




最初は夏目のちょっとした日常から,,,,,,

次は幻想郷のちょっとした日常になります。


幻想入りはもう少しあとになります。
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