場所が変わって紅魔館へ
夏目のことが書かれた新聞は幻想郷中に配られています。そのことで大なり小なり起きていきます。
紅魔館
それは幻想郷には珍しい紅い洋館である。霧の湖の畔に建ち、大きな時計台や魔導書などがたくさん置かれている図書館などが特徴的である。そして、そこには吸血鬼らが住んでいる。
咲夜「お嬢様、お茶が入りました」
彼女の名前は十六夜咲夜(いざよい さくや)
ここ紅魔館のメイド長として主、レミリア・スカーレットに仕えている身である。
いつも通りレミリアに紅茶を運んできた。
レミリア「ごくろうさん、咲夜 」
レミリア・スカーレット
外見は幼く見えるが、年齢は500歳程の吸血鬼である。
彼女は紅魔館のテラスで今朝入った号外(文々。新聞)を読んでいた。もちろん日光が苦手なので日傘つきのテーブルに座ってだが…
咲夜「外に長くいますと日光で体調崩しますわよ」
レミリア「この程度で私の体調が崩れるとでも?」
咲夜の気遣いにレミリアがこたえる。
咲夜「珍しく新聞をいつもより長く読んでいますが何か興味深いことでもありましたか?」
レミリア「ええ、少し珍しいことがあったみたいだわ」
そう言って紅茶に手をかける
レミリア「ところで、今日はまた一段と……おかしな香りがするわね」
レミリアが紅茶を口に近づけたときに異変に気づいた。
咲夜「あら、やっぱり気がつきましたか?珍しい茶葉が入ったので入れてみましたわ」
レミリア「またか。いい加減味見してから運んできてくれるかしら?」
少々呆れ気味な顔をして言う。
咲夜「あら、そんなことしていたら時間が経って紅茶が冷めてしまいますわ」
咲夜が苦笑する。
レミリア「時間を止められるあなたが言う台詞かしら?」
レミリアが返す。
結局紅茶に砂糖をスプーン一杯(山盛)入れて飲んだ。
レミリア「ところで、咲夜?」
咲夜「なんでしょうか?お嬢様」
レミリア「幻想郷に面白い人間が来たようね」
レミリアが文々。新聞の記事を見せつけて言う。
咲夜「ええ。博麗神社の先々々代巫女候補の孫でしたっけ?」
レミリア「ええ、そうよ。なかなかの実力者みたいじゃない。ここにきて一日でこんなに広まるだなんて……まるで昔の私みたいじゃない」
レミリアは昔(紅魔館が幻想郷に来たときのこと)を思い出しながら言った。
咲夜「でも数日のうちに元の世界に帰るようですね。結界が開く時まで滞在するとかなんとか」
咲夜が言う。
レミリア「ねえ咲夜、こんな珍しい人間が私たちに挨拶も無しに帰ってしまうだなんて無礼だとは思わないかい?」
咲夜「そうかもしれませんが彼は私たちのことを知っているわけではありませんし……」
レミリア「だからよ。だから私たちの実力をこの人間に見せつけるのよ」
レミリアがにやけながら話す。
レミリア「今夜、パーティを開くわよ。この人間を招待してね」
咲夜「あら、それはいいですね。では早速準備を……」
レミリア「ええ、吸血鬼のカリスマを見せつけてやるわ。咲夜、あなたは博麗神社に行って招待してきてくれる?」
咲夜「ええ、畏まりました」
咲夜が立ち去った。
レミリア「さて、今夜は長くなりそうだし、少し眠ろうかな」
テラスから離れて部屋に戻ろうとした。
フラン「お姉さま」
室内に妹のフランドールがいた。
レミリア「あらフラン、どうしたの?」
フラン「今夜珍しい人間を呼ぶんでしょ。私、その人間壊しちゃってもいい?」
フランが笑顔で尋ねる。
レミリア「絶対にダメです!!」
速攻で否定した。その顔は怒っていた。
フラン「ええ~、なんで?」
レミリア「この人間に何かしたらあのスキマ妖怪と博麗の巫女が黙っていないって書いてあるのよ。それだけ大切な客人だってことよ。下手したらこの幻想郷から追放されちゃうわ。それに……」
レミリアが説明する。
フラン「ちぇ、つまんないの」
紅魔館でパーティ
どうでもいいですが紅魔館爆発ENDはないです。