あらすじ
幻想郷と呼ばれる地に迷い込んでしまった俺(夏目貴志)とニャンコ先生は、ここから抜け出すため幻想郷と外の世界の境にあるという博麗神社に向かっていた。
夏目「全く……とんだ災難だ。早くここから抜けよう、先生。」
夏目たちは森の中を進んでいた。
夏目「なあ、先生?」
ニャンコ先生「どうした、夏目?」
夏目が発した言葉にニャンコ先生が応じる。
夏目「俺の見間違いかもしれないが、向こうに黒い球体みたいなものが浮かんでいないか?」
夏目が遠くの方を指差した。
ニャンコ先生「黒い球体だと?」
ニャンコ先生は夏目の指差す方向を向いた。
その先に何やらえたいの知れない物体が漂っていた。真っ直ぐ進むかと思いきや曲がったり、時々木の枝にぶつかって方向を変えたりと辺りを気ままに浮かんでいた。
ニャンコ先生「中に妖がいるのかもしれんな。」
ニャンコ先生はそう言った。
夏目「そうかもしれないな。面倒なことになる前に先を急ぐか……」
危険を避けたい夏目は無視して先を急いだ。
???「いてててて、またぶつかっちゃった。あれ、あんなところにごちそうが!!(キャピーン)」
ヒューーーーー
夏目「先生、こっちに向かってきているぞ!」
先程の球体が夏目めがけて接近してきた。
ヒューーーー
ニャンコ先生「ちっ、去れ!!」
(ピカッ)
ニャンコ先生お得意の発光(俗称:ニャンコフラッシュ)で球体を追い払おうとした。
しかし、暗闇で光が見えないのか、その効果は皆無であった。そのままどんどん近づいていく……
ヒューーー
〈ドーーン!〉
夏目はその黒い球体…もといその中にいた妖にぶつかり、その場に倒れた。
ルーミア「いてててて……ぶつかったのかー」
飛んできた妖は頭を押さえている。
夏目「いてててて……やっぱり妖か。」
夏目も同様に頭を押さえていた。
ニャンコ先生「大丈夫か夏目……こんな小娘ごときにやられるとは情けない。」
ニャンコ先生はやれやれとした顔で夏目を見る。
夏目「その小娘を追い払えなかったのは先生だろ…ってたしかに随分と小さな妖だな。」
夏目が言葉を返す。ニャンコ先生はギクッとした顔を見せた。
ルーミア「(じ~~~~~~)」
夏目「大丈夫か?けがはないか?」
飛んできた小さな妖に声をかける。
ルーミア「(じ~~~~)」
ニャンコ先生「おい!何か話せ、このちんちくりんが!」
ルーミア「ねぇ?」
夏目「?」
小さな妖が言葉を発した。
ルーミア「目の前のがとって食べれる人類か?」
夏目「なっ!」
突然の人喰い発言に夏目は驚く。
夏目「(こんなちび妖怪まで人喰いなのか…)食べていい人類なんかいません。」
ニャンコ先生「そうだぞ!こいつは私の食糧だ。」
夏目「そうじゃなくて……」
ルーミア「そ~なのか~~」
ルーミア「じゃ~いただきま~す♪」
ルーミアが夏目目掛けて飛び掛かった。
夏目「……」
ボカッ!
\ピチューン/
夏目の細い腕から一発のパンチが炸裂した。
ルーミア「や~ら~へ~た~の~か~~」
ルーミアはその場に倒れた。
ニャンコ先生「相変わらずじゃのう……」
夏目「行くぞ…先生!」
(パシャ…)
???「ふふふ……いいネタが見つかりましたよ……『謎の人間、人喰い妖怪を一発KO!』これはいい記事になりそうですね。さあ、目的は何なのか?こっそりついていってみましょう……」
次回、vs光の三妖精(仮)