東方友人帳 ~幻想入りした心優しき少年~   作:橘宗虎

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夏目に迫る第2の刺客達


4話:三妖精のイタズラ

あらすじ

 

幻想郷と呼ばれる地に迷い込んでしまった俺(夏目貴志)とニャンコ先生は、ここから抜け出すため突如襲いかかってきたルーミアを倒し、博麗神社に向かっていた。

 

 

 

 

 

のだが、、、、、、

 

 

 

 

 

夏目「あれ、ここさっきも通った気がする。」

 

 

 

ニャンコ先生「たしかにこの木には見覚えがあるぞ。」

 

 

 

夏目「いったいどういうことなんだろうか……」

 

 

 

 

 

完全に道に迷っていた。

 

 

 

 

夏目「とりあえず、道が開けているこっちの方へ行ってみよ……」

 

 

 

(パッ)

 

 

夏目の進もうとしていた方向に突然木が現れた。

 

 

 

夏目「さっきまでここに木はなかったのに……どうして突然木が……」

 

 

 

ニャンコ先生「夏目、その木に触れるか?」

 

 

 

ニャンコ先生が尋ねる。

 

 

 

夏目「え?あれ、たしかにここにあるのに触れない……」

 

 

 

夏目は目の前の木に手を突っ込んでいた。その感触は皆無であった。

 

 

 

ニャンコ先生「やはり、これは光を屈折させて映し出している幻だ。ここにこんな木なんて実際はない。そればかりかこの森の木も一部が映し出した幻なのだろう。」

 

 

 

ニャンコ先生が語る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サニーミルク「どうやら大成功のようね」

 

 

 

ルナチャイルド「ええ、あの人間、ずいぶんと迷っているわ。」

 

 

 

スターサファイア「こっちには全く気づいていないようね。」

 

 

 

サニーミルク「イタズラ大成功!」

 

 

 

ルナチャイルド「しぃー。静かにしなさい、気づかれるわよ!」

 

 

 

サニーミルク「ルナが音を消しているから大丈夫でしょ。」

 

 

 

ルナチャイルド「そうだった。」

 

 

 

スターサファイア「これからどうします。あっちは全く気づいていないことだし……」

 

 

 

サニーミルク「まあもう少しこのままでいましょう。近づいて来たら逃げればいいしさ。」

 

 

 

 

 

{サニーミルク、ルナチャイルド、スターサファイア:いつも三人で行動しているイタズラ好きな光の妖精たちである。サニーは光を屈折させる能力を、ルナは音を消す能力を、スターは動く物の気配を感じ取れる能力をそれぞれ持っている。}

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏目「幻……妖怪の仕業か。」

 

 

 

夏目が呟く。

 

 

 

ニャンコ先生「そのようじゃな。」

 

 

 

ニャンコ先生が返す。夏目はしばらく考えた後、ニャンコ先生に言う。

 

 

 

夏目「先生、それならこの近くにその妖が隠れているんじゃないか?」

 

 

 

ニャンコ先生「そのはずじゃ、力も弱そうじゃしすぐに見つかるじゃろう。」

 

 

 

夏目とニャンコ先生はやみくもに走ってイタズラをしている妖を探し出した。時より目にうつる木の幻にもなりふり構わず……

 

 

 

だが…

 

 

 

夏目「くそっ、見つけられないな。」

 

 

 

夏目が息を切らしながら言った。

 

 

 

ニャンコ先生「うむ、どうやら妖は1人じゃなさそうだな。気配は感じ取れるがこちらの動きを察知しているのか…逃げられているわい。それに姿も見えないし音もしない……」

 

 

 

ニャンコ先生が言う。

 

 

 

夏目「光の屈折で幻を見せたり姿を隠したりする。音を立てないようにする。こちらの動きを察知する。もしかしたら三人いるのか?」

 

 

 

夏目が考えた。

 

 

 

ニャンコ先生「まったく、こんな小物風情に舐められるとは……ええい!」

 

 

 

(ボンッ)

 

 

 

斑「二手に別れるぞ、夏目!二つ同時に処理できるほど頭がよくはないだろう。」

 

 

 

ニャンコ先生は本来の姿になって空から探そうとした。

 

 

 

夏目「わかった、先生。気をつけてくれ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スターサファイア「げ、まずいことになりました。二手に別れたわよ。」

 

 

 

スターが変化に気づいた。

 

 

 

サニーミルク「二手に!1人だけじゃなかったの?」

 

 

 

サニーが驚く。

 

 

 

スターサファイア「1人と1匹の妖怪よ!どこにあんなのがいたのかしら……」

 

 

 

スターが慌てて応える。

 

 

 

ルナチャイルド「うるさい、バレちゃうわよ!」

 

 

 

サニーミルク「だからあんたが音を消しているから大丈夫だって!」

 

 

 

ルナは忘れてたって顔をした。

 

 

 

サニーミルク「こっちも二手に別れるわよ。ルナ、こっちへ来なさい。」

 

 

 

ルナチャイルド「え、ちょっと待っ(ズデーン)」

 

 

 

サニーの突然の行動に驚き、その場で転んだ。

 

 

 

サニーミルク「なにやってんの!早く!」

 

 

 

スターサファイア「ちょっと、私達は三人で固まってないと……って行っちゃった………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏目「どこにいるんだろうか?それにしてももう幻が表れないな。ニャンコ先生の方へ誘導されたかな?」

 

 

 

夏目は妖を探しながら歩いている。

 

 

 

スターサファイア「私1人だと姿がバレバレになっちゃうんだよね。全く……人間の居場所はわかるけどさ」

 

 

 

スターがぶつぶつ呟く。

 

 

 

スター「そこにいるのね」

 

 

 

接近してくる夏目に声をかける。

 

 

 

夏目「!!」

 

 

 

夏目は驚く。

 

 

 

夏目「そこにいるのか。イタズラ好きな妖怪だな。」

 

 

 

スターサファイア「えっ、妖怪!?」

 

 

 

スターは自分が妖精でなく、妖怪だと思われていることに驚いた。

 

 

と、同時に……

 

 

 

スターサファイア(妖怪ね。それならそっちの方がいいかもしれない。驚かしてやろうかしら。)

 

 

 

と思った。スターは隠れていた木陰から夏目の方へ姿を表した。

 

 

 

スターサファイア「へへへ、愚かな人間め、捕まえて食べてやる~」

 

 

 

(ボカッ)

 

 

 

ピチューン

 

 

 

スターサファイア「」

 

 

 

夏目「さてと……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サニーミルク「さて、どこにいるのかしらね」

 

 

 

ルナチャイルド「だーかーらー言ったじゃない。二手に別れたらこっちが不利になるって」

 

 

 

サニーミルク「うるさいわね。見からなければ大丈夫だから」

 

 

 

斑「そこか!」

 

 

 

サニー、ルナ「「げっ!」」

 

 

 

ニャンコ先生は空中から妖精二人を見つけ出した。

 

 

 

サニーミルク「姿が見えないはずなのに…どうして……」

 

 

 

困惑するサニーにニャンコ先生が言った。

 

 

 

斑「匂いがバレバレだ。さっきまではちょこまか逃げられて追い付けなかったがな。」

 

 

 

ルナチャイルド「ほら、スターと別れたから…」

 

 

 

夏目「おーい、ニャンコ先生。見つかったみたいだな。」

 

 

 

(ボン)

 

 

 

ニャンコ先生「夏目。そっちも見つかったみたいじゃな。」

 

 

 

夏目の声を聞き、ニャンコ先生が応える。

 

 

 

夏目「ああ、ここへはこの妖精に案内してもらったよ。」

 

 

 

スターサファイア「サニー、ルナ降参だわ。」

 

 

 

サニー、ルナ「「こっちもだわ。」」

 

 

 

光の妖精たちは闘うのを諦めた。むしろ今すぐにでも逃げ出したいような表情であった。

 

 

 

夏目「さて、お前たちに頼みたいことがあるのだが……」

 

 

 

三妖精「「「はい?何ですか?」」」

 

 

 

夏目「博麗神社まで案内してくれないか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




光の三妖精もコテンパンに…

言っておきますが夏目にチート級の力はありませんし弾幕も今は出せません。(今度も多分出さないはずなんだがもしかしたら出すかもしれない)ただ、強い妖力があって友人帳を持っているだけです。

次はいよいよ博麗神社に到着です。

え、もう帰ってしまうの?
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