Tales Of Miracle テイルズオブミラクル   作:みかんざくら

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サリデンを見つけたペンダースたちは
王様の信用を得て釈放される

アルヴァニスタのお城で休んでいると?


キミとキセキをおこすRPG

その夜

サリデン ねえ、あんた達旅をしてるんだろ?

一同 サリデン様!?

サリデン あたしを連れていってくれないか?

え?どこへ?

サリデン 魔界。魔界の王、プルートと話がしたいんだ。あんた達強いし、あたしの護衛として付いてきておくれ!

ウォリス ちょっと!!!

サリデン つべこべ言わない!早く行くよ!!!

ウォリス ちょっとー!!

ゴン!

ウォリス いったーい!ぶったー!!

サリデン 大声出さない!!

ウォリス そっちのほうが声大きいよ

サリデン なんか言ったかい?

ウォリス いえ、何も・・・

ライファ このお姫様、強引だな・・・

??? お前ら何処に行くんだ?

ペンダース リディアル!サリデン様を止めてよ!

サリデン あたしは死んだあいつをプルートに蘇らせてもらうんだ!

リンネ 蘇り?兵士の人を?

サリデン ディリアか・・・!おしゃべりな妹だ! リディアルっていったね・・・あたしを止めるならあんたもお父様に突き出してやるよ?こいつも死刑にしてくださいってね

親の権力振りかざしてる・・・

さつき 最低です・・・

リディアル いや、止めはしない。俺も付いていく

サリデン そうかい。「善は急げ」だ行くとしよう

この場合「悪は急げ」だね・・・

サリデン うるさいヤツらだねぇ、そうそう。ちゃんとした自己紹介がまだだったね。あたしはサリデン。アルヴァニスタの王女。でも王位を継ぐ気なんかさらさら無い!武器は槍、前衛で戦うよ

ウォリス なんだか、カッコイイかも・・・

ライファ こう自信があるとむしろ尊敬するな

ペンダース よろしくお願いします、サリデン様

サリデン ああ、よろしく。・・・様ってのやめておくれよ、背中がゾワゾワして気持ち悪いよ。敬語もナシね。

ペンダース わかった。よろしく、えっと・・・サリデン

サリデン それと、さつきだったかい?

さつき あ、はい!

サリデン はい。これあげるよ

 

ラピスラズリの指輪をもらいました

 

サリデン プルートとの契約に必要だろ?

さつき ありがとうございます!サリデン様は優しいんですね

サリデン や、優しくなんかないよ!それに敬語!

さつき わたしのは癖なんです・・・

サリデン じゃあ、せめて様だけでもやめとくれ

さつき サリデン・・・さん・・・

サリデン まだマシだね。それでよろしく

さつき はい!魔界に行きましょう

サリデン 魔界は城の牢屋から続いてる行くよ!

ライファ また牢屋かよ・・・

 

 

魔界

リンネ ここが魔界・・・?

ウォリス なんか気持ち悪い・・・

シルヴィー 瘴気じゃないかしら?

ペンダース 正気?

サリデン 瘴気!魔界の空気の事だよ。あんまり長く吸ってると人体に影響が出るからね。さ、早くプルートに会いに行こうじゃないか!

 

ライファ うぅっ。立っているのもやっとだぜ・・・

??? 人間か?

リディアル ・・・!・・・・・・プルートか?

??? あぁ。我は魔界の王プルート。ようやく時が満ちた。我が世界を永劫のものとするため、我は力を今日(こんにち)まで蓄えた。まだ完全には程遠いが、まずは手始めにそなたらの相手をしてやろう。来い!!

ペンダース 行くよ!!

 

プルート戦

 

プルート くっ。また負けたか・・・我が魔界はまた未来を閉ざされた・・・

サリデン なぁプルート、あんたって死んだ奴を蘇らせるんだろ?あたしの婚約者を・・・カインドを蘇らせておくれ!

プルート よかろう

 

??? サリデン?会いたかったですよ?

サリデン !何だいこの羽!こんなのカインドじゃないよ!

カインド サリデン?どうしたんだい?君にもその羽が生えているじゃないか・・・

サリデン カインド・・・

カインド ・・・・・・!ディルメン様!

ディルメン プルート、ペンディルを蘇らせてくれ

プルート わかった

 

 

シルヴィー ペンダース?

リンネ え?ペン君って双子だったの?

ペンダース わからない・・・

??? 僕はペンディル。久しぶりだな

ディルメン カインド、ペンディル行くぞ

カインド はい

ペンディル はい、父上

 

ペンダース え?父上?・・・・・・・・・あれ?ディルメンが僕のお父さん・・・ってこと?

リンネ ・・・・・・いや、そういうわけじゃないかもと思うけど・・・

ウォリス 今までお父さんを気にしてなかったの?

ペンダース うん

ウォリス それもある意味すごいよ・・・

ペンダース ありがとう

ライファ 誉めてねーから・・・

ウォリス ・・・!話してるうちに行っちゃうよ!

リンネ ちょっと待ちなさい!!

ディルメン 戦うか?私が勝つのは目に見えているが・・・

 

ディルメンとカインドとペンディル戦

 

ペンディル くっ

カインド ここは退散したほうが

ディルメン そうだな、逃げるぞ!!

ペンダース あっ!!

ライファ 逃げられた・・・

 

 

ペンダース ねぇ、母さんに色々聞きたい事があるんだけど

ライファ わかった。ミゲールに行こう

サリデン あたしも連れてってくれ!なんだかカインドを蘇らせちゃいけなかったみたいだし、それにもう一度ちゃんと会って謝りたい

ペンダース わかった、一緒に行こう!

プルート 話はおわったか?召喚士よ契約を結ぼう

さつき はい!

指輪の盟約の元、我に精霊を従わせたまえ、我が名はさつき

 

プルートと契約しました

 

さつき 魔界の王と契約してしまいました。私に使えるでしょうか・・・

ライファ 大丈夫!この旅でさつきはもっと強くなってるんだから!

さつき そうですね、私達はプルートに勝ったんですよね

ペンダース さ、ミゲールに行こう!

 

 

 

ミゲール

メリス あら、ペンダース!おかえりなさい

ペンダース ただいま・・・

メリス 暗い顔してるわね・・・何があったの?

リディアル 俺達部屋に行ってるわ。積もる話もあるだろ?

ペンダース ありがとう。母さん、実は・・・

 

メリス そう、お父さんに会ったのね

ペンダース ・・・・・・・・・・・・・・・・僕・・・・・・・・・・・・・・・悪魔なの?

メリス いいえ、私は人間だもの。あなたはハーフ、ハーフデビルよ

ペンダース ・・・・・・・・・・・・・・・ハーフ?僕、悪魔の子供なんだ・・・

メリス でもお父さんは昔人間だったからあなたは人間なのよ?

ペンダース そっか・・・

メリス ・・・・・・・・・いい機会だから言っておくわね。今まで黙っていたけど、シルヴィーちゃんに出た印はペンダースと一緒にいたからだと思うの・・・

ペンダース ・・・・・・ウォリスは?

メリス 船でぶつかったんでしょ?

ペンダース じゃあ・・・リディアルは?

メリス リディアルはもともと悪魔だったから・・・

ペンダース ・・・・・・・・・母さんは、リディアルが悪魔だって事も知ってたの?

メリス ・・・・・・・ええ。

ペンダース 僕は…どうしてここにいるんだろう…。…どうして…生まれてきてしまったんだろう…

メリス 何言ってるの!貴方が悪魔の子でも…私の子…。愛してるわ…

ペンダース 母さん・・・

メリス ねえペンダース、このまま旅を続けてお父さんを止めて欲しいの。お父さんはまだペンディオの死を受け入れられないのよ。その分今ある命を大切にしなくちゃいけないのにね・・・

ペンダース で、でも、父さんがどこにいるのかわからないよ・・・

メリス お父さんはアルヴァニスタの貧民街で生まれてヴァルハラに引っ越したって聞いてるわ。情報があるかもしれないわ

ペンダース わかった。努力はしてみる・・・・・・

メリス うふふ、あなたらしいわね

 

 

ペンダース ・・・・・・・・・・・・・・・・・ってことで、アルヴァニスタの貧民街と、ヴァルハラに行きたいんだけど・・・

リディアル アルヴァニスタはまだ俺達がいなくなったからざわついてるだろうな・・・

ウォリス じゃあ先にヴァルハラだね

シルヴィー また、ヴァルハラに行くの?

リンネ シル姉はヴァルハラが嫌いなの?

シルヴィー そうじゃなくて・・・あんまりいい思い出が無いの

ペンダース ならいい思い出に塗り替えたらいいんだよ!

シルヴィー そういう問題じゃないわ!どうしてそう能天気なの?

ペンダース む・・・!ならシルヴィーはネガティブすぎるよ!!

シルヴィー あらそう!ならペンダースはアバウトすぎるわ!!!ヴァルハラは寄せ集めの街なのよ!?

ペンダース そんな事関係ないよ!

シルヴィー 関係あるわ!わたしのお母様はお金のためにわたしを殺そうとしたのよ!?

ペンダース え?

シルヴィー あ・・・・・・

ウォリス シルヴィー、今なんて?お金のために・・・殺そうとした?

シルヴィー 詳しくはクラウディおじさんに聞いて・・・わたしは、思い出したくない

リディアル 今日はゆっくりミゲールで休んで明日考えよう

 

 

夜

ペンダース シルヴィー、昼間はごめんね。父さんの事聞いてちょっとパニックになってた

シルヴィー わたしもごめんなさい。・・・・・・・・・・わたしね、実はパニック障害なの・・・・・・

ペンダース パニック障害?

シルヴィー えぇ、そういう病気。症状は強い不安感を感じるの。息が苦しくなったり、このまま死んじゃうんじゃないかって思う事もあるわ

ペンダース 原因は?

シルヴィー 多分、昼間言ったお母様がわたしを殺そうとしたのが原因だと思うわ。あと、暗いところでよくおきるの。シャドウの所ではずっと不安だった。でも・・・みんながいたから、わたし1人じゃなかったから大丈夫だったけど・・・

ペンダース そっか・・・。僕は今までお父さんの事考えた事なかったから、急にディルメンがお父さんだなんていわれてビックリした

シルヴィー そうね、ペンダースはディルメンさんに似てないものね・・・

ペンダース 僕は母さん似なの!

シルヴィー ペンディル・・・だったかしら?彼はディルメンさんによく似ていたけど・・・

ペンダース 雰囲気じゃない?こう、人を寄せ付けないようなオーラとか・・・

シルヴィー ふふっそうね・・・二人が通った後は草も生えなさそう・・・

ペンダース あははっ

シルヴィー ・・・・・・・・・・・・ねぇ、ペンダース。明日ヴァルハラに行こうと思うの

ペンダース え、大丈夫?

シルヴィー 大丈夫。逃げてばかりじゃダメよね、忘れなくちゃ・・・

ペンダース それが間違ってるんじゃないの?

シルヴィー え?

ペンダース 忘れなくちゃ・・・じゃなくて、そんな事もあったなぁ・・・。で行かなきゃ潰されちゃうよ?

シルヴィー そう・・・?

そんな事も・・・あった・・・。

・・・・・・・・・・・・。なんだか・・・軽くなった気がする・・・

ペンダース よし、じゃあヴァルハラに行こう!

 

 

リディアル で?どうするんだ?

ウォリス 先にアルヴァニスタに行っても良いんだよ?

シルヴィー 大丈夫。もう蓋はしないから

ペンダース 鍋の?

シルヴィー 物事の!

リンネ なんだ、いつもの二人じゃん!

シルヴィー さ、ヴァルハラに行きましょう。クラウディおじさんに聞いてみましょう

さつき ミゲールからだと・・・北東の方角ですね

 

 

 

ヴァルハラ

レイン おぉシルヴィー、元気そうじゃね、何だかすっきりした顔をしているよ

シルヴィー レインおばさん!クラウディおじさんはいる?

レイン いいや、まだ仕事から帰ってきてないよ。まったく、またおしゃべりでもしてるんじゃないのかい?

ペンダース 街を探してみよう

 

民家

シルヴィー クラウディおじさん!

クラウディ おおシルヴィーか、ひさしぶりだね、調子はどうだい?

シルヴィー ええ、大丈夫。極力暗い所で1人にならないようにしてるわ

リンネ そういえばシルヴィーって暗いとこ苦手だよね (クスクス)

シルヴィー そうね、好きじゃないわ・・・(ボソ)

クラウディ ・・・・・・・・・レインはどうした?もう会ったのかい?

シルヴィー ええ、今日は落ち着いていたわ

クラウディ そうか、よかった。さて、帰るかな

ペンダース あ!ちょっと!!

ウォリス 行っちゃった・・・

シルヴィー クラウディおじさんもレインおばさんが心配なのよ。おばさんはあれでもおじさんの患者だから

リディアル 病気なんてなさそうに見えるのにな・・・

さつき 人はみかけによりませんからね・・・

ライファ シルヴィーのこと聞こうぜ、追いかけるぞ

シルヴィー わたし宿屋で待ってるわね・・・

ペンダース よし、僕たちだけで行こう

 

 

レイン はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・

クラウディ 落ち着くんだレイン。さぁゆっくりと息を吸って・・・

レイン ・・・・・・・・・・・・・・・・・はぁ・・・すぅ・・・・はぁ・・・

クラウディ 薬だ・・・

レイン えぇ・・・・・・・・・・・・

クラウディ ふぅ・・・。今日は素直に言う事を聞いてくれたか・・・

ライファ く、クラウディさん?

クラウディ おぉ君たちか・・・

ウォリス レインさんどうしたの?

クラウディ レインはパニック障害なんだよ

ペンダース パニック障害?シルヴィーと同じだ・・・

リンネ え?シル姉も?

ペンダース あ、うん

クラウディ パニック障害の詳しい説明をしようか。パニック障害はストレスを貯めこみやすい環境で暮らしている事が多い。発作は人が混雑している場所や閉鎖的な狭い空間などにいる時に強いストレスを感じ、動悸、息切れ、めまいなどの不安感に襲われる。心理的に動悸、呼吸困難でパニックに陥り死の恐怖さえ感じる人が少なくない。しかしそれ自体が命に危険を及ぼすものではない

さつき シルヴィーさんは暗いところが苦手だって・・・寝る時も小さな明かりが着いてて・・・

仕方ない、彼女は母親に首を絞められ殺されかけた事がある。その時の暗闇が強く記憶に残っているんだろうな・・・

リンネ アタシ、シル姉のことからかっちゃった・・・

ウォリス ・・・・・・・・・・・・・でも、誰だって辛い過去の一つや二つあるよ。ボクもボクのお母さんと兄さんのお母さんが争ってるのみた事あるもん

ライファ ウォリス、知ってたのか・・・

ウォリス うん・・・まあね・・・

リンネ ・・・・・・・アタシも。・・・アタシのおばあちゃんってハーフエルフなんだ。300歳越えてもアタシと姉妹に見られるよ。それでアタシよくからかわれるんだ・・・。英雄・・・とかブライトローズ・・・とか言われてるけどね

ウォリス え?それって・・・

リンネ うん、アタシのひーいおばあちゃんはアーチェ・クライン。今は結婚してバークライトだけどね

さつき じゃあリンネちゃんは・・・

リンネ うん、アタシはリンネ・バークライト。ちなみにアタシのひーいおじいちゃんは弓の名手チェスター・バークライト!

ウォリス すご・・・。リンネちゃんってあの英雄二人の子孫だったんだ・・・

リンネ ふふん、モノども頭が高い!

さつき ははーっ

ライファ なにしてんださつき!

さつき あっすいません、つい釣られて・・・

クラウディ はっはっはっはっはっはお前達と一緒にいるとシルヴィーも症状を起こさないのがわかるよ。そうだな、何事も楽しまないとな・・・

リディアル で、ディルメンって人知りませんか?今その人の事を調べてるんです

クラウディ ディルメン?あぁアルヴァニスタ生まれのエリートか

リディアル エリート?

クラウディ あぁアイツはアルヴァニスタの貧民街の生まれらしいな。剣と魔術の腕をかわれて騎士団に入って、この街に派遣されてきたんだ。ヤツいわく『この街でとれる鉱石「紅の月」には恐ろしい力が眠っているから触るな・・・』って

ウォリス 紅の月?

クラウディ あぁ100年くらい前からとれる鉱石さ。この街は今でこそ立派になったけどその前は寒くて貧しい村だったんだ。唯一資源である鉱石の発掘をとめるディルメンに誰も耳を貸さなかった。それどころか村から追い出しちまった。豊かさを一度覚えたら人は手放したくないからね

 

ドーン!!!!!!!

 

ライファ 何だ!?

街人 悪魔だ!

街人 悪魔が来た!!

街人 逃げろー!!!!

さつき 外に出ましょう!

 

ペンダース リディアルそっくり・・・

??? 俺はカーム。リディアル、なぜ人間のような下等生物と肩を並べている・・・

ライファ 下等生物だと!?

リディアル ・・・俺は、人間が好きだからだ!

カーム ふっ・・・愚かなことを

お前は何ものだ!!

カーム 俺はディルメン様の右腕。

悪魔こそ…この世界で最も優れた存在…。貴様ら、下等生物は皆…我々にその身を捧げるがいい!!

ライファ 黙って捧げられてたまるかよ!!

さつき 来ます!

 

カームと戦闘

 

カーム くっ・・・人間のような下等生物にこの俺が負けるとは・・・!

リンネ ディルメンは一体何をしようとしているの!?

カーム ふっ・・・お前達はこの豊かで戦争のない世界をどう思っている?

ペンダース え?素敵だと思うよ?

カーム ディルメン様はもうこの世界からマナが失われないようにたくさんの多いなる実りを作っている

さつき 何のために?

カーム デリス・カーラーンのためだ

一同 デリス・カーラーン?

カーム その昔、エルフがいたという世界だ。しかし、ある戦争で爆破され星ごと滅びた。ディルメン様はデリスカーラーンを蘇らせるために我々天使と反する悪魔を生んだ

リディアル 聞いた事がある。エルフは元々その星からこの世界にやってきたって・・・

カーム おしゃべりはここまでだ

 

ウォリス あっ!逃げた!!

リディアル やめろ深追いするな。俺達の目的はあいつを倒す事じゃない

さつき 今はディルメンさんの情報がもっと欲しいです

ペンダース アルヴァニスタに行かなきゃダメだね・・・

サリデン わかった。あたしが本当の事を話すよ

ホポス サリデン!

サリデン ディルメンはアルヴァニスタの貧民街で生まれたんだろ?ならディルメンの情報が少なからず手に入るはずだよ

ウォリス そうだね、お願いするよ

ホポス でも、街がすごい被害を受けたね・・・

リンネ 復興が大変だろうね・・・

シルヴィー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ペンダース ん?何アレ?

ホポス 手配書?賞金一兆万ガルド・・・

ウォリス すごい大金・・・ボクたちそんなにすごいことしてるんだね・・・

リディアル 王女誘拐、脱獄、妖精を殺す・・・確かにすごいことしてるな・・・

ペンダース ねぇ、一兆万ガルドって、ガルドに換算していくら?

リンネ 一兆万ガルドに決まってるじゃん・・・

ライファ さ、アルヴァニスタに行こうぜ・・・

 

 

 

アルヴァニスタ

国王 貴様らはいったいどういうつもりなんだ?森を壊し大罪人かと思えばサリデンを連れ戻してきた。良いヤツらだと思ったら、そのサリデンを誘拐して―

サリデン お父様、あたしは自分からあいつらを無理やり護衛として付いてこいって言ったんだ!プルートにカインドを蘇らせてもらおうって・・・でも、あたしバカだった。蘇ったカインドは昔の面影なんてまるでなかった・・・。どんな形でもいいから謝りたかった。でもそれはあたしのエゴだった・・・

ディリア お姉さま・・・

サリデン あたしはこれから旅に出る。カインドをまた土の中で眠らせてやりたい

国王 ・・・・・・・・・・・・。わかった。お前達を信じよう。サリデンを頼む

ペンダース 王様、ディルメンが貧民街で生まれたらしいんですけど知りませんか?

国王 うーむ、奴は時を巡る事もあると聞いておる。超古代の遺産が無ければまた逃げられてしまうかもしれんの

ウォリス 超古代の遺産?

国王 そうじゃ氷の剣ヴォーパルソードと炎の剣フランベルジュ、そして精霊の王であるオリジンとの契約の指輪ダイヤモンドを融合させてできると言われているエターナルソードじゃ

ペンダース 夕号?

シルヴィー 融合。簡単にいえば合体ね

リンネ で、それらをどうやって融合させるの?

国王 うむ、エルフの集落でなら何かしっておるかもしれん

ペンダース ありがとうございます。王様

ライファ さて、まずは貧民街に行こうぜ

国王 しかしエルフの里はハーフエルフは入れないらしいぞ

シルヴィー じゃあウォリス君はダメね・・・

リンネ アタシは?

さつき リンネさんはエルフの血をひいてますよね・・・どうなんでしょう?

国王 ワシもそこまではわからないのぉ・・・

ライファ とりあえず貧民街に行こうぜ!まずは目の前の事から片付けなきゃな

 

 

 

貧民街

ペンダース ここが貧民街・・・?

リンネ うわっみんなボロボロ・・・

ウォリス ディルメンはどこで生まれたのか聞こうよ

 

??? ディルメン様の事を聞いて回っているのはあんた達かい?

シルヴィー あ、はい!

さつき なにか知っていますか?

??? アタシはパースルこの貧民街のリーダーみたいなもんだ。アタシ達、貧民街のものにとってディルメン様は神さまだよ

ライファ 神さま?

パースル 食べ物に困っていたら食べ物をくれるし、住むところがボロボロなら直してくれる。着る者に困れば生地を買ってきてくれる。本当にいいお方だよ。ただ・・・

ウォリス ただ・・・?

パースル 人を助けたいと騎士団に入ってからそりゃあ苦労したって聞いてるよ

リンネ 何で?

パースル 騎士団はいわば貴族の塊だからね。剣については人の何倍も努力したらしいし、優しいお方だからアタシたちの事も放っておけないからしょっちゅう顔を出しては世話を焼いてくれてたよ。メリスちゃんと結婚して双子の男の子が生まれた時は本当に幸せそうだったよ。アンタの双子の兄ペンディルが死ぬまではね・・・

ペンダース え?

パースル アンタがペンダースだろ?よくペンディルに似てるからすぐにわかったよ?ペンディルが死んでからディルメンはかわっちまった。ここにも姿を見せなくなったし、悪魔になっちまった。昔はあんなにかわいい子だったのに・・・

リディアル 小さい頃から知ってるのか?

パースル あぁ。ここは両親がいない子が多いからね。アタシの家は託児所でもあるんだよ

シルヴィー そうなのね、ありがとう

 

ペンダース ・・・・・・父さん、どんな気持ちだったんだろう。僕は母さんがいたから平気だったけど、ペンディルの事、忘れてたなんて・・・

さつき 大切な人がいなくなるのは寂しい事です

サリデン だからっていつかは前向かなきゃね。それに物ごころも知らない赤ん坊が兄弟のこと覚えてるわけないだろ?

ペンダース そうだね、今いる人をもっと大切にしていかなくちゃね

ライファ よし!王様から聞いたヴォーパルソードとフランベルジュをゲットしにいこうぜ

リディアル そうだな、どこへ?

ライファ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さあ?

リンネ 氷の剣と炎の剣っていうんだから熱いところと寒いところにあるんじゃないの?

リディアル 単純・・・。まあ一理あるか・・・ならハナハとオボタルか・・・

ペンダース よし!まずはハナハに行こう!

 

 

 

ハナハ

リディアル ハナハも久しぶりだな

ウォリス あいかわらず熱い・・・

ホポス フランベルジュのこと知ってる人がいるといいね

ペンダース すいませーん

村人 はい?

ペンダース 炎の剣のフランベルジュって剣知りませんか?

村人 あぁあの剣ね、火山にあるよ?この町から南だね

ペンダース ありがとう

サリデン よし、行くとしようか!

さつき 対策はしっかりしなければいけませんね!

 

 

 

火山

シルヴィー ここが火山ね

ウォリス あつー

ライファ 水分しっかり補給しろよ!気合入れていくぜ!

 

 

ウォリス あつい・・・

ライファ あつい・・・

ペンダース ここが、一番奥・・・かな?

リンネ 赤い剣がある・・・あれかな?

リディアル どうする?あんな所にあったら火傷じゃすまないぞ?

さつき イフリートにお願いしてみましょうか?

ライファ なるほど!さつきナイス

さつき イフリート!

イフリート 何の用だ?

さつき イフリート、あの剣を抜けますか?

イフリート 承知した

 

シルヴィー 何?剣から炎が!

??? 我が名はフラムベルク。この剣にはオーディーン様の魂が眠っている・・・。簡単に渡すわけにはいかん!

シルヴィー 来るわ!

 

フラムベルクと戦闘

 

ウォリス な、なんとか勝てたね

フラムベルク 久しいな、イフリート。・・・また人間といるのか・・・?

イフリート お前も召喚を知っているだろう?人間といるのも悪くない

フラムベルク ふっ・・・所帯じみたものだな。・・・しかし我は人間に付いていく気はないフランベルジュはくれてやるからさっさと去れ!

 

フランベルジュを手に入れました

 

ライファ どんな感じだ?

ペンダース うーん・・・熱い・・・かな?

リディアル ま、炎の剣だからな・・・

シルヴィー さ、次は氷の剣ねオボタルに行きましょう

 

 

 

オボタル

サリデン 寒いねぇ・・・雪だらけじゃないか

ペンダース そっか、サリデンはオボタル初めてだっけ?

サリデン あぁ、みんなあったかいかっこしてるねぇ、よしアタシもいってくる

 

サリデン おまたせ、アタシはモッズコートにしたよ

ウォリス おおっかっこいい!

サリデン ふふっもっと褒めてくれてもいいよ?

ペンダース さ、行こう!

ウォリス どこに?

ペンダース ・・・・・・・・・・・・。・・・場所聞きに街へ・・・?

リディアル だな。すみません氷の剣ヴォーパルソードってどこにあるかわかりますか?

街の人 あ、あぁ雪山だよこの街から北にある。だけどあれは取れないと思うよ?氷に突き刺さっているからね・・・取ろうとした途端氷がこっちに流れ込んでくるよ?あと雪崩にも気をつけてね

リディアル ありがとう。行くだけ行ってみるわ

 

 

雪山

サリデン ここが雪山か・・・

ウォリス ねぇ、湖よりも寒くない?

ペンダース うん、でも進むしかないんだ。行こう!

 

 

ペンダース あれが氷の剣ヴォーパルソード・・・

ウォリス どうしようか・・・

さつき セルシウスに頼んでみましょうか?

シルヴィー ・・・!それいいわね!!

さつき セルシウス!

セルシウス 何か御用?

さつき あの剣を取りたいんです。力を貸してください

セルシウス わかりましたわ

サリデン 何か来るよ!

??? 我が名はフェンリル!・・・・・・久しいなセルシウスよ

セルシウス そうですわね

フェンリル この剣には我が主の魂が宿っておる・・・。簡単に渡すわけにはいかん!!

さつき 来ます!

 

フェンリルと戦闘

 

フェンリル む・・・負けたか。いいだろうくれてやる

 

ヴォーパルソードを手に入れました

 

ペンダース とれたね。精霊万歳!ありがとうセルシウス!

セルシウス ふふ、私が人間からお礼を言われるなんて・・・久しぶりですわ

ウォリス さ、戻ろう。次はオリジンとの契約の指輪、ダイヤモンドだよ

さつき エルフの里って言ってましたね。エルフの里はイズモの里の近くにあるはずです

ペンダース よし、行ってみよう!

 

ごごっごごごごごごごごごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

 

ライファ ん?何だ?この音

リディアル 雪崩だ!!

サリデン逃げるよーーー!!!!!!!

 

ペンダース ふうっみんな無事?

シルヴィー ええ

ウォリス 大丈夫・・・

さつき 生きてます

ライファ おぅ、無事だ

サリデン 誰に言ってるんだい?

リディアル まったくだ

リンネ ホントホント

そっか、リディアルとサリデンは悪魔だから飛べるんだっけ・・・

ホポス 僕も飛べる!

ウォリス はいはい

ペンダース さ、エルフの集落に行こう

 

 

 

水鏡ユミルの森

ペンダース ここの先がエルフの集落だね・・・

門番 小さいお前はハーフエルフだな!ハーフエルフは入っちゃいかん!

ウォリス 何で?

門番 いかんものはいかん!

リンネ ・・・・・・。ねぇ、アタシは?アタシ、エルフの血をひいてるんだけど・・・ひーいおばあちゃんがハーフエルフなの

門番  ・・・・・・・・・・・・え?・・・だ、ダメだ、入っちゃいかん!

リンネ 何で?

門番 い・・・いかんものはいかん!!

リンネ でも、アタシはこの集落に入らなくちゃいけないの!!

ペンダース リンネ?何をそんなに必死になってるの?

リンネ アタシは・・・この弓を直さなくちゃいけないの!!

門番 これは・・・エルヴンボウ?

リンネ そう・・・ひーいおじいちゃんの弓。これで魔王ダオスと戦ったって言われてる・・・

門番 では君はチェスター様とアーチェ様の子孫か・・・

リンネ そういう事・・・

門番 ぜひこの弓を譲ってくれないか?

リンネ ・・・・・・・・・・・・・・・・・みんなそう言うんだ・・・?どの武器屋に行ってもこの弓を直してくれなかった!みんながみんな口をそろえて譲ってくれって言う・・・

門番 一兆万ガルド払うからさ

リンネ 絶対にイヤ!!!!!!!!!!!!!!!!!

ペンダース 一兆万ガルドってどこかで聞いたよね?

シルヴィー 手配書よ

ウォリス そっか賞金額

リンネ アタシ悪くないじゃん!どんなに貧乏になってもこの弓だけは離さない!!

ペンダース わかったリンネ、ここで待っててその弓の事も聞いてくるから

リンネ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・わかった・・・

 

リンネからこわれた弓を預かりました

 

リンネ ペン君、その弓持って逃げたりしたらアタシ一生追いかけるから・・・

ライファ 怖っ・・・

ペンダース そ、そんなことしないよ・・・(リンネが怖すぎて・・・)

リンネ さ、アタシ達待ってよ。ねぇウォリス君♪

ウォリス う、うん・・・

さつき すぐ戻ってきますからね

 

 

 

ウォリス こんにちは、ダイヤモンドが欲しいんですけど・・・

??? ・・・・・・何をするんだ?

シルヴィー ごめんなさい突然やってきて突然聞いて。実は・・・

 

??? なるほど、悪魔のディルメンを止めるためにエターナルソードが必要か・・・

さつき はい

??? そういう事なら協力してあげよう。私はこの集落の族長ブラムバルド(仮)ダイヤモンドはこれだ

さつき ありがとうございます

ブラムバルド しかし、融合させるにはトレントの森の奥地にある石盤の力が必要だ・・・

ペンダース あの!この弓も直したいんですけど・・・

ブラムバルド これは、エルヴンボウ?

ライファ 直せるか?

ブラムバルド 直すにはトレントの森の奥にある神聖な丸太が必要ですね。一緒に探しましょう。私は森の入口で待っています

 

 

トレントの森 入口

ブラムバルド では行きましょう。石盤へは森の動物達が案内してくれます。ブッシュベイビーがいて、トンボが飛んでいて、カッコーが鳴いている方へ行くんです

 

 

 

ブラムバルド これです。これが神聖な丸太です

リディアル ・・・これが神聖な丸太・・・か?

シルヴィー 普通の丸太に見えるけど・・・

ブラムバルド これを集落のアーシア(仮)に持っていきましょう。彼女は以前この弓を直した者ですから大丈夫ですよ

ペンダース ありがとうございます!

 

神聖な丸太を手に入れました

 

 

 

ペンダース ふぅ、ようやく着いた・・・

ブラムバルド あれが石盤です・・・

さつき あら?

ライファ ウォリス!リンネまで!どうやって来たんだ?

ホポス 僕の背中に乗せてきたにきまってんでしょ!

ウォリス えへへっ

ブラムバルド ホース族?珍しい乗り物をお持ちですね・・・

リンネ ホポスは友達!ちょっと大きくなりすぎちゃってるけど・・・

ブラムバルド そうですか・・・失言の代わりに大きさを自由に変えられるようにしてあげましょう。ただ、魔力の強いところでは無理ですが・・・

リンネ 本当?ラッキー!

ホポスが大きさを変えられるようになりました

 

リンネ で、弓は?

ペンダース うん、神聖な丸太を手に入れたよ

リディアル この丸太を集落に持っていくんだ

リンネ えーまだなのー?

さつき 接着剤とかでくっつけるわけじゃないんですから・・・

ブラムバルド さ、先に剣と指輪を融合させましょう

 

??? 我は精霊の王オリジン。これらを融合させるには多くの力を用いる。お前達が我の力を使うに値するかその力を試してみよう!

ウォリス 来るよぉ!

 

オリジンと戦闘

 

オリジン くっ・・・参った・・・

ペンダース やったあ!

オリジン ん?そなたは召喚士か。よかろう、また人間に付いていくのも悪くない。契約を結ぼう

さつき は、はいっ!

指輪の盟約の元、我に精霊を従わせたまえ、我が名はさつき

 

オリジンと契約しました

 

オリジン さて、では二つの剣と指輪を融合させる

 

 

ペンダース これが、エターナルソード・・・

ライファ 次が最後の戦いになるんじゃねーの?

ペンダース うん、行こう!

リディアル ほー何処に?

ペンダース あ・・・・・・・・・・・・・・

リディアル やっぱりお前はお前だな

シルヴィー 能天気なんだから・・・

ペンダース ・・・・・・とりあえず、集落から出よっか!

リディアル ま、それだな

リンネ じゃあアタシ達は先にユミルの森の出口で待ってるね。いっとくけど・・・

ペンダース わかってるよ。持ち出したりしないから・・・

ブラムバルド しかし、弓を直すのには時間がかかります

さつき ならアルヴァニスタの宿で待ち合わせたらどうでしょう?情報を集めるには人が多いところです

シルヴィー そうね王様に報告もしなきゃいけないし

ライファ それがいい。さ、集落に戻って弓を直してもらおうぜ

 

 

 

集落

アーシア この弓を直せばいいんですね?

ペンダース はい、お願いします

アーシア 宿で待っていてください出来たらお持ちします

シルヴィー わかりました

 

 

宿で一泊

アーシア おまたせしました。

ペンダース 直りましたか?

アーシア はい、彼女に持っていってください

 

エルヴンボウを手に入れました

 

ペンダース さ、アルヴァニスタに行こう

シルヴィー ウォリス君とリンネちゃんが待ってるわ

リディアル 宿だったな

 

 

 

アルヴァニスタの宿

リンネ ペン君!!!!直った??

ペンダース うん、はい。おまたせ

 

リンネにエルヴンボウを渡しました

 

リンネ よかったぁありがとう

ライファ さ、王様に報告に行こうぜ!

 

 

お城

国王 そうか、ついにエターナルソードが完成したか

リディアル それで王様、ディルメンがどこにいるかわかりませんか?

国王 そうじゃのぉ・・・最近国の海の底に城が出来たそうなんじゃ

リンネ 城?海底に?

国王 あぁ。そこから魔物が出てきたりしているんじゃが、騎士団を送ってもキリがない。それに死んだ人間が悪魔になって出てきておるらしい。行ってみてはどうじゃ?

さつき はい。リースに頼んでみましょう

ウォリス リースって誰だっけ?

さつき あのクラゲさんです

ペンダース あぁ。いたね

国王 もう今日はもう遅い。城に泊まっていけ

ペンダース はい。ありがとうございます、王様

 

 

ペンダース これが最後の戦いか・・・

この旅が終わったら、僕、どうしよう・・・やっぱり村に帰ろうかな・・・それとも・・・

シルヴィー ペンダース、まだ起きてる?

ペンダース シルヴィー?うん、起きてるよ

シルヴィー ちょっと外に出ない?

ペンダース うん

 

シルヴィー これが、最後の戦いなのよね

ペンダース うん、そうだね

シルヴィー 本当に色んな事があったわ

ペンダース 最初はシルヴィーに印が出たことで精霊に浄化してもらう旅が始まったんだよね

シルヴィー そうね

ペンダース で、印が出た途端シルヴィーが荷物も持たずに村を飛び出したんだよね

シルヴィー あ、あの時は気が動転して・・・!

ペンダース わかってるよ

ごめんね・・・

シルヴィー え?

ペンダース シルヴィーの印って僕のせいかもしれないんだって・・・

シルヴィー でも、もう消えたじゃない

ペンダース でも、ごめんねって言っておきたかったんだ

シルヴィー いいの。それに、私がパニック障害を持っている事も原因だと思うの

ペンダース え?

シルヴィー わたし、ずっとみんなに隠しておきたかった。完璧でいたかった

ペンダース 誰でもみんな―

シルヴィー そう、完璧じゃない。それはペンダース、この旅であなたが教えてくれた事よ?

ペンダース ぼ、僕だってシルヴィーに色んな事教えてもらったよ?

シルヴィー そうね、人って知っているようで何も知らないものね

ねぇペンダースはこの旅が終わったらどうするつもり?

ペンダース うん、旅に出るまではお城のコックになりたかった

シルヴィー 今は違うの?

ペンダース うん、僕、母さんの後を継ぎたい・・・シルヴィーは?

シルヴィー わたし、一度ヴァルハラに戻ろうと思うの。復興を手伝いたいし、逃げてばかりじゃいけないと思うの

ペンダース またそんなこと言って・・・

シルヴィー 違うの、前みたいな気持ちじゃなくて・・・。わたし、お母様の事があったからか、ヴァルハラ自体が嫌いだった。でも、旅を続けているうちに故郷を大切にしたいと思うようになったの

ペンダース そっか・・・

シルヴィー でも、ちゃんとミゲールに戻ってくるわ

ペンダース 明日、勝とうね

シルヴィー でも、ディルメンさんに勝つって言う事はお父さんに勝つっていう意味でもあるのよ?

ペンダース うん、わかってる

シルヴィー あなたの剣の師匠なんでしょ?勝つなんてそれこそ奇跡みたいなものだわ

ペンダース 行動を起こさなくちゃ何も起こらないよ?

シルヴィー そうね・・・明日、勝ちましょうね

ペンダース うん、負ける気なんてはなっからしてないよ?

シルヴィー そう・・・・・・

ペンダース うん、父さんをミゲールに連れて帰る。それが僕の目的

 

 

ライファ オレはオマエが嫌いだ

リディアル 前も聞いた。それに俺もお前が好きじゃない

ライファ たぶん、理由はわかってるオレ達は似てる・・・

リディアル 大切なものがある、それを壊されたくない・・・

ライファ で、壊した奴は許さない・・・

リディアル いつまでも・・・

二人 ずっとずっと・・・

ライファ オレはまだオマエを完全に信じたわけじゃない・・・

リディアル 俺はみんなに信じてもらえなくても良い

ライファ どうしてだよ!!信じて欲しくないのかよ!!

リディアル 大切な奴らが俺を信じてくれている、それでいい

ライファ それでオマエが傷つくことになってもか?

リディアル あぁ

ライファ オマエ、器用そうに見えてすげー不器用なんだな・・・

リディアル ほっとけ・・・

ライファ たしかに・・・オレたちは似てる、でも似てない

リディアル 矛盾してるぞ?

ライファ いいんだ。それがオレたちの関係だ

リディアル 友達じゃないが他人でもない?

ライファ そんなカンジだな

リディアル 明日、死ぬなよ?

ライファ 誰に言ってるんだ?

リディアル ふ・・・。そうか、お前は殺しても死ななさそうだな

ライファ なんだよそれ!

リディアル でも、俺はお前になら背中を預けても良い。お前なら大丈夫だ

ライファ オマエにそこまで言われちゃ頑張らないわけにはいかねーな

リディアル そういう事だ

 

 

サリデン ちょっといいかい?

さつき サリデンさん!・・・・・・いいですよ?

いい夜ですね

サリデン だね、ちょっと寒いけどすごしやすいよ

さつき 月がきれいです・・・

サリデン ・・・あぁ・・・。・・・・・・ね、さつき、あんたって記憶喪失なんだって?

さつき ・・・・・・はい、自分が何者なのか今だにわかってません

サリデン それって、どんな感じ?

さつき えっと・・・何も感じませんよ?

サリデン え?

記憶のある時は失うなんて思わなかったし、失ってからは記憶が無いからこそ怖くないんです

サリデン なるほどね・・・。幽霊は死が怖くないってのと同じかな?

さつき ・・・・・・ま、根本的には・・・?

サリデン ふふっ

さつき ・・・・・・サリデンさんはこの旅が終わったらどうするんですか?

サリデン 実は、まだ考えてないんだよね・・・

さつき えええ???

サリデン ・・・・・・国をディリアとお父様に任せてヴァルハラとトトリーの復興を手伝うのもいいなって・・・でも、国に戻るのがイヤなわけじゃないけど・・・ね

さつき やっぱり、嫌な思い出は思い出したくないんですか?

サリデン かもね・・・

でも、カインドは土に帰してあげたい。カインドの気持ちを無視してあたしの都合だけで蘇らせちまったからね・・・

さつき そうですか・・・

サリデン ね、さつき

さつき はい?

サリデン あんた、記憶戻ってるんじゃないかい?

さつき ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

サリデン やっぱりか。あんたの事見た事あるんだよね。あんた、失敗した任務って依頼者はディルメンじゃないのかい

さつき ・・・・・・・・・・・・・・・いつ、気づいたんですか?

サリデン 見た事あるかも・・・って思ってたけど気づいたのは最近さ。確信が持てなかったから言わなかっただけさ

さつき はい。正解です。でも、わたしはこの旅で皆さんにキセキを教えてもらいました

サリデン それって奇跡?それとも軌跡?

さつき 両方・・・ですね

サリデン ま、分かる気がするよあいつらのこと助けてあげようと思って着いてきたのにこっちが助けられてる気分になるんだよね

さつき シルヴィーさんの言葉をお借りしましょ

サリデン 困った時はお互い様?

さつき はい!

サリデン そうだね

さつき 明日、勝ちましょうね

サリデン あぁ、モチロンだよ!!

 

 

リンネ ウォリス君、となりいい?

ウォリス リンネちゃん!・・・いいよ

リンネ ウォリス君には話しておくね。・・・・・・アタシ、おばあちゃんとケンカした原因はこの弓にあるの

ウォリス エルヴンボウ・・・

リンネ そう、おじいちゃんがダオスを倒した時に使ってた、大事な弓。・・・・・・アタシ、中々腕が上がらなくて、その原因は武器にあるんじゃないかって、バカなこと考えた

ウォリス うん・・・

リンネ それでね、おじいちゃんの形見であるこの弓をおばあちゃんが大切にしまってるのを知ってて、持ち出した・・・!

使ってみたら、弓・・・折れちゃった・・・・・・!。アタシ、自分の腕が上手いからだっておばあちゃんに言い訳した。おばあちゃん、許してくれなかった。だからアタシ、家出しておじいちゃんの腕を越えてやるって・・・!

ウォリス でも、腕が上がらなかった事で家出したんじゃないよね?

リンネ ・・・・・・

ウォリス おばあさんが許してくれなかったのが嫌だったんでしょ?

リンネ ・・・・・・うん

ウォリス くすっ・・・リンネちゃんも意地っ張りだからね・・・。ちゃんと「ごめんなさい」って言ってないんでしょ?

リンネ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うん

ウォリス ダメじゃんかー

リンネ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。・・・この旅が終わったら、謝りに行く

ウォリス うん!

リンネ ねえ、ウォリス君、わかってると思うけど、明日無事に終わらせたら、聞いて欲しい話があるの

ウォリス うん、わかった・・・

リンネ じゃあね、おやすみ

ウォリス おやすみ

リンネ ・・・・・・・・・・・・

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