LOG HORIZON ログ・ホライズン×世界樹の迷宮 〜始まりの翼〜 ※現在更新停止中   作:Fate.Lapin

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皆さん!超あけましておめでとうございます!Fate.Lapinです!!新年いかがお過ごしでしょうか?読書の皆様が、今年一年健やかに過ごせる事を切に願って、今回の前書きとさせて頂きます!
それでは本編にいきます!どうぞ!


CHAPTER5 円卓の11人+α(ラウンドテーブル・デクリメント+アルファ)

アキバの中央通りを猛スピードで駆け抜けていく3人がいた。あまりの速さに周囲の人間が振り返る程に、その3人は速度を出していた。

『よし、なんとか、ついたぁ…!』

膝に手をつきながら、息も絶え絶えと言った様子で安堵するのはラスティ。ギルド〈始まりの翼〉のギルドマスターだ。

『そもそもシドウ様が手紙を読み間違えた事が原因です。反省してくださいね、シドウ様?』

丁寧な言葉とは裏腹に冷え冷えとした笑みを浮かべて注意喚起する女性はセルア。全力疾走したはずなのに、息一つ乱れていない。

『…だっ…て、仕方…ない…じゃん…か…よ!やっちまったもんは…今更…どうにも…なら…ないだろっ…!』

ラスティよりも酷い息切れを起こしているのはシドウ。今回の全力疾走の原因を作った男である。

ラスティ達はアキバの自治機構〈円卓会議〉の設立にあたり、ギルド間の顔合わせの為にギルド会館に呼び出されていた。しかしシドウが予定時刻を1時間読み違え、今に至るという訳である。平たく言えば、この三人は遅刻したのだった。

人々の喧騒を後方に置き去りにしながら3人はギルド会館の階段を駆け上がっていく。少しでも遅れを取り戻さなくては、その一心であった。そうして最上階16階に辿り着いたのだった。

『…遅刻したのに、どんな顔して開けるよ?』

『ここはシドウ様お一人に行かせるというのでいかがでしょう?』

『ちょ、セルアッ。サラッと末恐ろしい事言うなよ!一人でとかそんなの明らかに無理ゲー…。』

途中まで話してシドウが声をすぼませる。セルアの貼り付けただけの様な笑顔を見て二の句が継げなくなったのだろう。

『…分かったよ。その代わりすぐについて来いよな。』

明らかにげんなりとした表情でシドウがドアノブに手をかけたその時、ドアの向こうから男の声がしてきた。

『下らねえな。街の自治なんざ、興味のある奴だけがやってれば良い。俺らは降りさせてもらうぜ。』

声と同時にバタンと激しい音を立ててドアが開かれた。まさか向こうから開いてくるとは思っていなかったシドウは、開いたドアに思い切りぶつかり跳ね飛ばされた。

『…なんだ、お前らは。』

銀の総髪の男がラスティ達に声をかける。しかし、その物言いに腹が立ったのだろう、ドアをぶつけられたシドウが跳ね起きて男に噛み付く。

『なんだ、じゃねえ!なんでドアを開ける前に反対側に人がいるかとかを確認しないんだアンタは!』

『…チッ、ゴチャゴチャやかましい奴だな。とにかくそこどけよ、邪魔だからよ。』

『なんだとぉ!』

今にも男に飛びかかりそうな勢いのシドウを抑えながら、ラスティが代わりに話しかける。

『先程はうちのギルドの者が失礼した。あなたは〈ミスリルアイズ〉…、ギルド〈シルバーソード〉のマスター、ウィリアムだよな?』

『あぁそうだ。俺がウィリアム、ウィリアム・マサチューセッツだ。』

不機嫌そうな顔をしてウィリアムが話す。ステータス画面によると、職業は暗殺者〈アサシン〉。レベルは当然の如く90である。

『すまないが通してくれないか?俺達はこの奥で行われてる会議に呼ばれてるんだ。』

『…フン、遅刻やらかした零細ギルドってのはお前らの事か。』

『貴方…、ケンカ売ってるんですか?これ以上私達のギルドを侮辱するなら、神殿の大理石の上に叩き込んで差し上げますが?』

セルアが愛用の小刀〈忍刀・雪月花〉を苛立たしげにチラつかせる。ピリピリとした雰囲気が最高潮に達したその時、奥の部屋からシロエの叫び声がした。

『おーい、ラスティー。早く会議に参加してくれないかー。

先に進まないんだがー。』

『もう俺らは用済みってこったな。おい、そこの〈シノビ〉、次出会うのが戦闘禁止区域外で無い事を、せいぜい祈ってるんだな。』

そう言い残すと、ウィリアムは踵をかえして去って行った。

ウィリアムが去った後も、セルアはその方を見据え苛立たしげにしていた。

『セルア、とにかく中に入ろう。会議に支障が出ちゃうから…ね?ほら、シドウも早く。いつまでも額押さえてないで、治癒呪文使って。』

不満そうな二人を、半ば引きずり気味に部屋へと連れ込む。

『遅刻してしまい、本当に申し訳ありません。ギルド〈始まりの翼〉のギルドマスター、ラスティです。〈記録の地平線〉ギルドマスター、シロエ殿から招待を頂き、馳せ参じた次第であります。どうぞよろしくお願いします。』

大手に臆してはいけない、その心持ちをしっかり持ち、ラスティは正面を見据えて会議に足を踏み入れたのだった。




どうでしたか?新年の0:00分に間に合わせたくて適当になってしまってるかもです(´・ω・`;)
読者の皆様には今年も変わらぬご愛顧を頂ければと思っています笑
それではここらで失礼します!皆様にとって2015年が良い1年になります様に!次の回でお会いしましょう!


追記
新年ぴったりに投稿しようとしたら、予約投稿目前にして寝落ちするという大失態を犯してしまいました…汗
大目に見て頂ければ幸いです!
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