LOG HORIZON ログ・ホライズン×世界樹の迷宮 〜始まりの翼〜 ※現在更新停止中   作:Fate.Lapin

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やっとこさ書けました2話目です!まだまだ未熟者ですが楽しんでいってください!それではどうぞ!!


CHAPTER2 First PK

『…なんだお前らは。』

シドウのドスの効いた声が響く。恐らく彼は直感的にこの男達が何をしようとしているのか察しがついたのだろう。ラスティもなんとなく、肌でその気を感じていた。恐らくはPK、プレイヤーキラーだろう。

『だからー、遊ぼうぜって言ってんだよぉ。』

ヒャヒャヒャ、と、下卑た笑い声をあげて3人の男が近づいてくる。

『そういえば、あいつらのステータスはどうやったら見れるんだ?』

『あぁ、それなら眉間の辺りにギューッ!と意識を寄せれば見える!』

シドウの説明は良く分からないが、恐らく意識を集中しろ、と言っているのだろうとラスティは理解した。

『アラム、クルクル侍、ヒョットコ。Lv90か。』

『どうせ俺らの名前なんか知った所で関係ねぇよぉ。どーせあんたらはココで死ぬんだからさ!お前らは2人!対してこっちは3人だ!負ける要素がねぇ!行け、お前ら!』

来るか、直感したシドウは回復援護の体制を取る。その一瞬、ラスティの横顔が目に入った。

(笑ってる…?)

口の端を吊り上げ、愉悦に歪む表情を浮かべていた。その表情の意味する所、それは…。

『行け、お前ら!』

怒号一声、敵の暗殺者《アサシン》が飛びかかりラスティの首を刎ねる、かに見えた瞬間。

ドサッ、ドサッ。

2人分の倒れ伏せる乾いた音が響く。

『なっ…!』

何が起きたのか。シドウにも理解する事が出来なかった。

『…お前はさっき俺らは2人だけ、と言ったな。』

『まさかっ。』

『誰が俺ら2人だけと言った?お前の判断は早計すぎるんだよ。わざわざ来てくれてありがとう、セルア。』

いえ、と、短く返事をしたセルアと呼ばれた少女は素早くPKの後ろに回り込む。冷たく光る、冴えた刃が首筋に迫る。その瞬間、死を意識したのだろう。アラムの額に脂汗が浮かび始めた。

『まっ、待ってくれ!こんなつもりじゃなかったんだ!許してくれよ!頼むからさっ!』

『…こんなつもりじゃなかった、だと?』

シドウの声がまたも響く。

『笑わせんな、PKの分際で。てめえらの行動に、なんの義があるんだよ!』

(そういえばシドウはPKが1番嫌いだったな。)

ラスティはこの風景に見覚えがあった。エルダー・テイルがゲームであった頃にも、当然PKシステムは存在した。しかし日本人の争いを好まない性格が幸いしてか、そこまでPKは横行しなかったのだ。それでも幾ばくかの人間はPK行為に手を染め、他者を傷つけた。その場に居合わせたシドウの剣幕と言ったら恐ろしいものであった。

『こいつを殺す。生憎俺は回復職だからすぐには殺れねぇぞ。苦しみながら死ぬ事になるからな。覚悟しろ。』

『その役目、俺が務めよう。』

突如ラスティが申し出る。ここでシドウにさせてしまったら、自分で自分を許せなくなる、そう思ったが故の行動だった。

『…チッ、仕方ねぇな。じゃあ頼むぜ、ラスティ。』

(案外あっさりと引き下がってくれて助かった…。)

素直にそう思った自分がいた。

『あの、私はどうすればよろしいですか?』

柔らかな物腰で(当然PKの首筋に刃を当ててだが)セルアが会話に入ってくる。

『セルアはそのままPKを抑えておいて。合図をしたら離れてくれ。』

了解しました、と返事が返ってくる。

『それじゃあ、行くよ。』

フーッ、と息を吐くと意識を集中させる。そして、一声吠える。

『アサルトドライブッ!』

それと同時に【イカズチ】が火を吹く。アサルトドライブとはインペリアルの固有スキルである。一定時間スキルを使用不能にする代わりに、圧倒的火力で対象を殲滅する事が出来る。アサルトドライブを全身に叩きつけられたアラムは悲鳴を上げる間も無く虹色の泡となって消滅した。

こうして3人の初めてのPK戦は、勝利に終わった。

 




いかがでしたか?今回は初のPK戦という事で、出来るだけPKの性格をゲスにしてみました笑
それではまた次回(があったら)お会いしましょう!
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