LOG HORIZON ログ・ホライズン×世界樹の迷宮 〜始まりの翼〜 ※現在更新停止中 作:Fate.Lapin
お楽しみ頂ければ嬉しいです!それではどうぞ!
街外れで奇襲を仕掛けてきたPKの撃退に成功したラスティ達一行はアキバへと続く道を進んでいた。
『そういえば、俺ら自己紹介してなかったな。』
唐突にシドウが呟く。
『確かに、俺とシドウはともかくセルアは急に呼びつけちゃったからな。んじゃ自己紹介と行きますか?』
セルアはこくり、と、小さく首を縦に振ると
『初めまして、私の名前はセルア。職業は忍者《シノビ》です。サブ職は《追跡者》ですね。一応Lv90ですが、まだまだ未熟者なので頑張りたいです。』
マジメちゃんかっ!とシドウがツッコむ。きっと彼女の緊張を和らげる為に気を使ったのだろう。適当に見えて、ある意味3人の中で1番周囲が見えているのかもしれない。
『じゃあ次は俺だな!俺の名前はシドウ!職業は見ての通り施療神官だ!サブ職は《医者》!体力減ったらバンバン回復してやるから、背中は安心してくれて構わないぜ!』
大きな声で挨拶を交わすシドウ。ほぼ初対面の相手に対しても全く物怖じしない所は素直に尊敬しているラスティである。
『俺の事は知ってるはずだけど…、一応自己紹介しておくね。名前はラスティ。職業は砲剣士、サブ職は《狂戦士》。バリバリの前衛職だ。お互い前衛だから、一緒に頑張っていこう、セルア。』
『はい、ありがとうございます。つかぬ事をお聞きしますが…。』
『ん?』『何?』
シドウとラスティが同時に答える。
『お二人はギルドにご加入なさってるのですか?』
ギルド。それはプレイヤーが大勢集まり、相互の金銭、狩猟等の便宜を図り、協力しながらプレイ出来るようにする、いわばゲーム内での活動拠点の様な物である。
『ううん、入ってない。でもアキバに帰ったら作るつもりだよ。今まではソロでもなんとかやっていけてたけど、状況が状況だからね…。ましてやセルアは女の子だし…。』
『行動起こすなら早くに、って事だな?ラスティ。』
まぁ、そんな所かな?呟き少し得意気に鼻の頭をこするラスティである。
『ギルド名はもう決めてあるのですか?』
『うん、もちろん。今アキバには沢山のギルドがあるけど、特に有名な11ギルドがあるんだ。』
まぁ今の俺達では相手にもされないだろうけどね、少し寂し気に話すラスティ。
『ギルド同士の横の繋がりの強化、そうする事でアキバの空気を変えられないでしょうか…?』
セルアが呟く。
『それってどういう事だ?なんで横の繋がりを強くしたら空気が変わるんだ?』
シドウもラスティと同じ疑問を抱いたらしい。即座にセルアに質問をぶつける。
『なんというか…、アキバの強力ギルドが連携して治安の維持や市場の活性化を図るんです。確かアキバには生産系ギルドもありましたよね?』
ギルドの形態には二通りある。一つは《D.D.D》、《黒剣騎士団》、《西風の旅団》の様な戦闘系ギルド。もう一つは《第8商店街》、《海洋機構》、《ロデリック商会》の様な生産系ギルドである。ギルドと一口に言っても全てが同じ様に運営されている訳ではなく、各々プレイヤーの好みに合ったプレイスタイルが確立されている。戦闘やレイドを楽しみたい、そんな人は戦闘系ギルド、生産や雑談を楽しみたいという人は生産系ギルドに加入する。これは鉄則であった。
『確かにアキバには戦闘系ギルドも生産系ギルドも巨大なのがあるけど…。』
『問題はこの状況で、手放しで、プレイヤー同士が信頼しあえるか、だよな?ラスティ。』
『うん、そこなんだよ。そもそも僕らはまずギルドに加入すらしていない。』
『その為にも、早くアキバに帰ってギルドを立ち上げましょう!ほら、急ぎましょう?』
そう言って先を走るセルア。意外にアグレッシブな子なんだなぁ、そんな風に感じたラスティである。
『ちなみにギルド名まだ聞いてないぞー、ラスティ。もったいぶらないで教えてくれよ。』
『私もギルド名気になります。教えてください、ラスティ様。』
『ギルド名…か。』
そう呟き、ラスティは二人の方に向き直る。
『アキバの、俺らの新たな出発点になりたい。そんな思いも含めてつけさせてもらった。…俺の、俺達のギルドの名前は…。』
────始まりの翼、だ。
ここに、ラスティ、シドウ、セルアの3人の新たな冒険が幕を開けるのだった。
第一章:現実の終わり 完
なんだか猛スピードで仕上げたから雑なんじゃ無いかっていう世間の声には耳を貸しません←現実逃避
ここ最近投稿が遅れてたのでちょっと頑張ってみました。
低クオリティ作品を提供してしまい、誠に申し訳ないです汗
ストーリー的にはとりあえず一章終了という事で、ここからの展開に期待して頂きたいですね笑
ではまた次回(があったら)お会いしましょう!