これからも投稿頑張りますので宜しくお願いします!!
あざみside
柊木さんとジャスミンさんの3人で車で移動中、私は後部座席で前の2人の会話を聞いていた。
「そういやさラギッチ、こないだの件センター長に言ってくれた?」
「ん?ああ給料アップの話ね。俺の分も含めてお願いしたけど最近都市伝説の景気が良くないですからねぇ〜だってさ。なんだよ都市伝説の景気って、良くなってもダメでしょ」
「はぁ、やっぱりダメだったかー」
「いっそのことジャスミンの可愛さゴリ押しで頼んで見みたら?」
「それで上がったら苦労しないつーの」
「確かに」
なんだが2人とも仲がいいなぁ。柊木さんもさっき私と話してるときよりニコニコしてるし・・・ってダメダメ変なこと考えちゃ
「それはそうとあざみはなんでウチの調査員に?相談したいことがあってきたんじゃないの?」
柊木さんが助手席から顔を覗かせながら聞いてきた。
「ひゃ、ひゃい!」
うぅ〜急に話振られたからビックリして変な声でちゃった。
コホンっと一息入れてからセンターでのやり取りを説明した。
「げ!まじで?あの人そんなことまでしたの?あーごめんねあざみ。俺が紹介しなければこんなことにはならなかったのに」
「アタシからもガツンっと言っとく」
2人とも私のことを心配してくれた、優しいなぁ。
この2人となら上手く調査できる気がする、頑張るぞ私!
柊木side
あざみから調査員になった理由を聞くとセンター長の策略だったことを聞き頭を抱えてしまった。
あの人相変わらずだな、ジャスミンが今度ガツンっと言ってやるってあざみに言ってだけどそのときは俺も混ぜてもらおう。
会話が一括りしたところで今回の調査の話をすることにした。
俺もあざみも詳しく聞いてないのでジャスミンから詳細を聞く。
内容は今回の依頼は都市伝説の被害を止めること。
依頼者の名前は佐藤美桜。あざみと初めて出会ったときに一緒にいた女の子がそんな名前だった気がするけど気のせいかな?まぁ、調査を進めていけば分かるか。
「じゃあまずはいつものSNS調査から始めようか」
「SNS調査?なんですかそれ」
ああそうか、あざみにはまだ説明してなかったっけ。
「SNS調査っていうのは要は噂の調査。話題の噂とかに都市伝説の輪郭が感じ取れる噂がないかとかを調べることをSNS調査って言うの」
「なるほど、噂の調査っと」
ちゃんとメモ取ってる、真面目だなぁ。
あざみside
柊木さんにSNS調査について教えて貰ったので早速やってみることに。
ジャスミンさんがセンター長さんから受かった情報によれば栄子というアカウントが発端らしくまずはその噂がどこまで広がっているかを調べることになった。
柊木さん曰くどんな都市伝説も噂から生まれるものらしくまずそれを突き止めるとこで事態をある程度把握出来るらしい。
「私に出来ますかね?」
「とりあえず気になる投稿があったら読み上げてみて。そしたら俺達がそれに対してツッコミ入れるから。なんにせよまずは噂の発信元を辿っていって」
「はい!分かりました!」
よーし頑張るぞ!えーと、栄子って人の投稿が始まりなんだよね・・・
栄子と検索すると家の中から撮ったであろう写真付きの投稿が目についた。
「えーと、美桜って子の家に変な男が出て襲われそうになって警察呼んだけど全く役に立たなかった、ってあります!」
「それの投稿が発端みたいだね」
「バスってんなー名前や内容のせいか?」
柊木さんとジャスミンさんがそれぞれツッコミを入れてきた。
なるほど!こんな風にしていけばいいんだ!よし!この調子で進めていくぞ!!次の投稿は・・・ヒィィ!
「どうした!あざみ!」
「こ、これ見て下さい!変な影が写ってます〜泣」
写真の投稿主はまた栄子って人のアカウントで襲われたときの影を撮った写真だった。
「あーガッツリ写ってる。よく写真撮る余裕あったな」
「柊木さん、これ本物なんでしょうか?」
「現段階ではなんとも、でも本物だったらセンター長喜ぶだろうなぁ、excellent!素晴らしいですよあざみさんって、そしたら借金減らしてくれるかもね」
「そんな〜、幽霊には会いたくないけど会えば借金が減るかもって私どうしたいいんですかぁ!」
そう悩んでいるとボカッ!と鈍い音がした。どうやら柊木さんがジャスミンさんに頭を叩かれたみたい。
「いっって〜、なにすんだよ!ジャスミン!」
「あんま新人の女の子をいじめんな!」
・・・いや、どちらかというと柊木さんがいじめられてるような気もするんですが・・・
そう言いかけたけど叩かれたくないのでごくりと言葉を飲み込んだ。
気を取り直してSNS調査を進めていると次は美桜という名前と自宅の話題が目に付いた。ってあれ?
「なんか文字が・・・」
「どうした?あざみ?」
「いえ、なんか投稿内容の文字が揺らいで見えてて・・・」
「え?アタシはそう見えないけど、ラギッチは?」
「あーうん、見えてる・・・」
「え!まじ!なんでラギッチまで?今までそんなことなかったじゃん」
「そうなんだけどさ、多分あざみの念視の力の影響かも。元々俺もサイコメトリーがあるし」
「あーなるほどなぁ、それあるかも」
「え!柊木さんも私みたいに何か見える力があるんですか!?」
「そういえば説明してなかったね」
柊木さんに自身の能力であるサイコメトリーについて説明して貰った。
私とは少し違い物に触れるとそこからいろんな色の煙みたいなのが見えるらしい。
そうだ!メモしておこう!柊木さんは私と同じ不思議な力をもっているっと、へへ、私と同じような力を持った人が近くにいて嬉しいなぁ!
メモを書き終えたタイミングで柊木さんからセンター長から貰ったメガネを掛けてみたら?っと提案されたのでメガネを掛けた状態で改めて投稿を見てみるとさっき動いていた文字が浮かび上がった!
「も、文字が浮かび上がりました!」
「え?はぁ?どうゆうこと?ラギッチはどう?」
「うん、文字通り浮かび上がってる・・・」
「意味わからん。とりあえずその浮かび上がってる?文字を調べてみたら?なんか分かるかも」
「はい、やってみます!」
ジャスミンさんに言われた通り浮かび上がった文字"美桜自宅"を検索してみると見たことある風景の写真が出てきた。
間違いない美桜の家の外観の写真だこれ、
「あの、この美桜って子、やっぱり私の友達みたいです」
「そうなの?もしかしてこないだ会ったときに学生証無くしてた子?」
「そうです!その美桜です。あれがきっかけであれから仲良くなったんですよ」
「あーあのときか、ラギッチが中々戻って来なかったときの」
「う、それはもういいでしょ」
「?何かあったんですか?」
「いやいや、なんでもない。それで何か気になることでもあった?」
「それがですね・・・」
私は特定班ってアカウントが美桜の自宅の写真や住所を晒している投稿があったことを2人に伝えた。
「はぁ、また出てきたかこんな奴ら。全くなにがしたいんだか」
「こーゆー奴らは騒ぎたいだけ。特に理由なんてないっしょ」
「あざみはこんなことしたらいけないし、されないように気をつけないとダメだよ、ネットに慣れて無さそうだし」
「わ、分かってます。ネットリテラシーですよね!」
「そそ、そもそもこうゆう奴らは一度痛い目に遭うべき」
「それはアタシも同意見。もっと自分の発言に責任持てっての」
2人もこうゆうのをよく思ってないみたい。そうだよ、人の住所や家の場所の写真を勝手にネットに上がるなんてサイテーだよ。
「ふぅ、こんなもんですかね?」
一通り見た後2人に確認してみた。
「うん、初めてなのに良くできたと思うよ。こりゃ期待できそうだ。
なぁ、ジャスミンもそう思うよね」
「まーね、あざみーやるじゃん」
「へへへーそうですか〜」
へへ、褒められちゃった!
それからしばらくすると美桜の家の近くまで来た。
「あ、ジャスミンさんこの近くです!美桜の家」
「おけ、道案内頼む」
「はい!任せて下さい」
そうして車を近くの駐車場に止めて私達は美桜の家に着いた。