カーテンの隙間から太陽の光が指し目が覚める。枕元に置いてあったスマホで時計を確認すると9時30分と表示されていた。
最悪、これ遅刻だわ。まぁ、いいか。昨日大変だったからあの人も許してくれるよな。
1人しかいない職場の上司の顔を思い浮かべながら顔を洗うために洗面台へと向かった。
顔を洗った後は仕事着のカジュアルスーツに着替え、昨日作り置きしておいたおにぎりを食べる。遅刻していること以外はいつものパターンだ
朝食を済ませて玄関へ向かい靴を履いてドアノブに手を掛けると大事な事を忘れていることに気がついた。
おっと、いけないいけない。
靴棚の上に置いてある写真に手を合わせる。
「行ってきます」
そう言って俺は家を出た。
外に出ると季節はずれの日光が俺を照らした。
「もう9月なのに暑いなー今日も、確か最高気温38℃だっけ?死ぬだろ」
ぶつぶつ言いながら今日も今日とて出勤する為に車を走らせた。
俺が勤める「都市伝説解体センター」はいわゆる幽霊などの怪異を専門とした探偵事務所で俺はそこの調査員をしている。
最近ではその実績が認められて国からの依頼も請け負うようになってきた。そのおかげか一般市民からの依頼も増えてきた。
ここ数日は休みなく調査が続いていてめちゃくちゃキツい。
他の調査員に任せればいいかと思うかもしれないけどそれは無理な話。なぜならセンターには俺と俺の上司しかいないからだ。
はぁ、センター長は何人か調査員を雇う予定だって言ってたけどいつになるのやら。
心の中でなかなか改善しない職場への愚痴を言いながら専用の駐車場に車を停めてセンターのあるビルへと向かった。
都市伝説解体センターは都内のとある場所のビルの地下4階にあり、地下には古いエレベーターに乗ってある手順で階数のボタンを押すと行ける。
「おはようございまーす!」
「おやおや、5分遅刻ですよ。柊木さん」
エレベーターを降りて挨拶をすると車椅子に乗った、いかにもアヤシイ男が向かってきた。
この人は
「えー大目に見てくださいよーセンター長、昨日は大変だったんですからね!殺人ツチノコを見つけてこい!って、山の中で遭難したりした挙句結局近所の子供のイタズラだったし」
「ええ、本当にショックでした・・・」
あのセンター長がまさか俺が遭難してショックを!
「・・・ツチノコが居なくて、おや?どうしましたか?」
「・・・いえ、別になんでもないです」
そうですよねあなたはそういう人ですよね!
「そうそう今日新人が来ますので指導お願いしますね」
「え?し、新人?このセンターに?」
「マジですか?」
「マジです」
く、この人はそんな大事な事を急に!!まぁいつもの事だけど。
「で、いつ来るんですかその新人さん」
「そろそろ来る頃かと、おっと噂をすれば、ですね」
センター長がそう言ったと同時にエレベーターの扉が開き、気怠そうな挨拶が聞こえてきた。
「こんにちはー」
薄暗い中から出てきたのはジャンバーの中にパーカーを着てジーパンを履き、金髪の髪を狐の耳のように2つの団子状に纏めた女の子だった
「待っていましたよ、早速自己紹介をお願いできますか?」
「
「早速ですが柊木さん」
「は、はい」
「止木さんと調査に向かってもらえますか?」
「え?今からですか?仕事の説明とかセンターの伝統とか教える事とか色々あると思うんですけど??」
「現場に向かいながらでいいでしょう、これが依頼内容です」
「分かりましたよ!全くいつも急なんですから、じゃあ止木さん早速で悪いけど一緒に来てくれるかな」
「了解っす、あと私のことはジャスミンって呼んでください本名で呼ばれるのあんまり好きじゃあないんで」
「あ、ジャスミンさんね俺は柊木菊宜しくね」
「うーす」
・・・大丈夫かなこの子、上手く付き合っていける自信がないんだけど。まぁセンター長普段あんなんだけど人を見る目は確かだし大丈夫か!大丈夫だよな。
そう自分を説得しながら俺とジャスミンさんは外に停めてある車まで歩いて向かった。
今回も見て頂きありがとうございます。ここで主人公のことをザックリですが紹介したいと思います。
柊木 菊 (ヒイラギ キク)
性別:男 年齢:25
好物:鍋などみんなで食べるもの 芋
嫌いな食べ物: ガム
身長175 体型:少し痩せ型
髪型:短髪黒髪のツーブロック
性格
基本的に人当たりのいい性格。
自分が大切にしている人に害をもたらすものには容赦ない。
好きな女性のタイプ
守りたいと思える人
能力
サイコメトリー
経歴
孤児で産みの親な顔を知らない。
孤児院で育つ。そこで出会ったある人達と特に仲が良く、特にその兄を尊敬している。
こんな感じです。次回も宜しくお願いします!