キミの支えになりたくて   作:飯即斬

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2話 同じ歳の後輩

ジャスミンさんとビルを出て裏に停めてある社用車に乗り込む。今回は運転は俺が、最初は運転しましょうか?言われたけど次頼む事にした。

 

「で、依頼ってなんなんですか」

 

相変わらず気怠そうにジャスミンさんが聞いてくる。

 

「ああ、今回の依頼は釣り人が何かに襲われてずっと体調が優れない、だって」

 

「はぁ?そんなの都市伝説じゃなくね、ないですか!?」

 

「そ、こんなんばっかりだよ」 

 

「そうなんすねー」

 

・・・き、気まずい。なんか話題を、そうだ!

 

「ねぇ、ジャスミンさん」

 

「はい?」

 

「あのさ、俺と喋る時くらい無理して敬語使わなくていいよ、同じ歳みたいだし」

 

「え?マジ?良かったー、正直やりにくかったんだよねーって事で宜しくラギッチ!」 

 

「ら、ラギッチ?俺?」

 

「アンタ以外誰かいるっての!私のことはジャスミンって呼び捨てでいいからね」

 

「わ、わかった、宜しくジャスミン」

 

まぁ少しは距離縮まったかな。

 

「あ、そうそう、現場に着く前にSNS調査してくれる?」

 

「SNS調査?なにそれ」

あ、説明してなかったねそういういえば誰かさんのせいで

 

「えーと、SNS調査はその名の通りSNSで調査対象の噂などを調べる事。今回依頼してきたのは釣り師の海山陸(うみやまりく)さん。釣り人界隈では有名な人みたいだね」

 

「その海山陸って人について調べればいいってことね」

 

「そ、ご名答!そして調べていくうちに他に気になるワードが出でくる事があると思うけど、もしそんなのがあったらそのワードも編み合わせて調べるって訳」

 

「なるほどね」

 

そうしてジャスミンが読み上げてそれに俺が意見を述べるのを何度か繰り返し。

 

「こんなもんかな」

 

「おつかれ、地味だけどなかなかきついでしょ」

 

「あーネットの民度を直に感じるよ」

 

「だよねー、まあもうちょっとで現場に着くからそれまで休憩してな、仕事はこれからだからさ」

 

「はーい」

 

それから10分後現場である漁村に着いた。

「初めまして都市伝説解体センターの柊木菊と申します。」

と名刺を渡しながら村の村長と依頼人に挨拶をする。

 

「こっちはジャスミンです。実は今日からの新人でしてまだ名刺を持っておらず、口だけの挨拶ですが宜しくお願いします」

 

「お願いします」

 

「いやーこんな所までよく来て下さった。ささ、ここではなんですからどうぞこちらへ」

そう言われ客間へ案内されると早速依頼の件で海山さんが話をしてきた。

 

自分が村を訪れてから釣り人が次々に襲われている事、それが何故か自分のせいにされているからそうではないことを証明さて欲しいと言うことだった。

 

海山さんから話を聞いた後、俺たちは海山さんの案内で例の釣りの現場に向かう事にした。

今回の調査もろくなことにならなさうだなまったく。

 

 

 




今回はここまでです。最後まで読んで頂きありがとうございます。
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