「うむ!いいぞ竈門少女!刃筋は真っ直ぐ立てるのだ!刀は横からの力に弱い、それを忘れるな!」
修行を開始しました。日の呼吸とか何とかの前に、先ずは体力作りと正しい剣の持ち方、振り方から始めます。
日の呼吸の常中をしているお陰で、体力はそこそこあるから、主に剣の練習ですね。
因みに蜜璃ちゃんは隅っこでプルプルしてます。
「禰豆子ちゃんは煉獄さんの弟子、私の妹弟子になるのよ!」
「それでは、蜜璃お姉ちゃんですね!」
と言ったら轟沈判定受けたみたいで、キャーキャー私お姉ちゃん!とか言いながら隅っこでゴロゴロ、プルプルし始めました。
前世現世合わせてもお姉ちゃんは居なかったので、私としても新鮮です。
その蜜璃お姉ちゃんは、一ヶ月後にある次の最終選別に行く予定です。
そして恋の為に鬼殺隊に入った話も聞きました。
不真面目って怒る方もいるかも知れませんが、私の無惨に狙われて仕方なく、より遥かに平和で良いものに感じます。
何だかんだで二週間経ちました。
段々、刀の持ち方も様になってきたので、杏寿郎師匠から日の呼吸を見せてみろ、とのお達しがありました。
何気に本物の刀を持って日の呼吸を使うのは初めてです。
「それじゃ壱ノ型、円舞!」
早速、十二の型を繰り出してみます。
円舞、碧羅の天、烈日紅鏡…。
「キサマァ!何をやっている!」
突然響き渡る怒号、煉獄家が抱える酒乱ニート、元炎柱の煉獄槇寿郎さんの登場です。いや、紹介されてないけどね。これが初対面です。
「お前…その型、日の呼吸の使い手だな!」
「はい!そうです!」
ここは素直に答えておこう。
煉獄槇寿郎さんの抱える問題は、原作で知っていますが…あれ、半分思い込みな部分もあるんですよね。奥さん亡くしたショックで判断力鈍っていたかも知れませんが。
「始まりの呼吸である日の呼吸の使い手が、ここへ何をしに来た!?所詮は劣化版の炎の呼吸を馬鹿にしに来たか!」
「違います!日の呼吸が全ての呼吸の元だとしても、炎の呼吸はその派生なのです!派生した呼吸が元の呼吸より弱い事はありません!」
「鬼殺隊の最強の剣士は、日の呼吸の使い手だった!いくら炎の呼吸を極めても、弱い呼吸では鬼舞辻無惨は倒せん!」
「それも違います!日の呼吸が強いのは、その最強の剣士が強いから!炎の呼吸が弱いとしても、それは貴方が弱いからです!呼吸のせいにしては駄目です!!」
「な、な、何を!!」
激昂した槇寿郎さんが飛び掛かってきます。
父上!と杏寿郎師匠が止めに入ろうとしますが、私は槇寿郎さんの弱さを証明しなくてはなりません!
「これが貴方の実力です!小娘にやられて反省なさい!」
槇寿郎さんが掴みかかる瞬間、必殺技が炸裂します!
「巴投げ!」
吸い込む様に大きな身体に近付き着物を掴むと、後に寝転がる様柔道の代表的な技を決めます!そしてそのまま、寝技へ移行!
「縦四方固め!ヤァ!ヤァ!ヤァ!ヤァ!」
体重差は大きくても、柔道に関係なし!
まあ、必殺技だし。
そのまま槇寿郎さんを絞め落としました。
「一本!ネズコ、ウイィンズ!!PERFECT!」
あ〜スッキリしました!!
「巴投げ」
「縦四方固め」
ファイターズヒストリーに登場する嘉納亮子の投げ技。
背負投げの後、コマンドで縦四方固めの追加ダメージ。女子高生が男に仕掛けるには、ちょっと過激だと思います。