ただ、一応私なりに使用キャラに制限をかけております。
(制限の中身は、そのうち物語の中で)
DBZとか解禁すると、無惨の気だ→ドゴーン!→終劇とか、物語にならないので…w
はるばる来ました、藤襲山です。
本当に藤の花が咲き誇っています。
さて、何人か既に集まっている様ですが…見知った人はいないかな?
おっ!カナヲちゃんがいる!向こうはこちらを知らないけれど。無表情だけど、やっぱり可愛らしいな〜。
向こうの端っこで、頭抱えてガタガタ震えているのは善逸?黄色い髪してるし、間違いないと思うけど…。
「ね…ね、ね、禰豆子!?」
振り返ると驚愕の顔した炭治郎兄ちゃんがいました。
これはあれね、雲の上の雷な神様の、驚き顔と一緒。
あ〜。手紙読んでないわね、こりゃ。
とりあえず、明るく何でもない様に…。
「兄ちゃん、久しぶり〜!元気にしてた?」
「だ、だ、だって、死んだって、旅立ったって!」
「死んでないよ、ピンピンしてるよ。義勇さんが伝え損なっただけで。手紙いっぱい書いたでしょ?母ちゃんや竹雄達とも会ったよ?とっくの昔に」
「そうか…良かった…良かった禰豆子…」
あ、これはいけない。
私は咄嗟に兄ちゃんを抱き締めた。
ごめんね、そうだよね。二年間、私が死んだと思って只管修行したんだよね。
私が悪かったよ。せめて手紙じゃなくて、ちゃん会いに行けば良かったね。どうにも、何処か人の気持ちを推し量れない所があるよね、私。
さめざめと泣く炭治郎兄ちゃんを抱きながら、落ち着くのを待った。
周囲の視線は気にしない。いや、そこの黄色い頭!実の兄妹の感動の再会なんだから、そんな悔しそうな、人を殺しそうな目で見ない!
ようやく落ち着いたのか、兄ちゃんが復活した。それを見計らったのか、お館様の子どもさんが私達の前に出られた。
そして最終選別の説明を受けて、私達は山に入っていく。行く手には鬼の気配。
とりあえず、襲ってきた鬼の首をスポポポーンと刎ねながら、お兄ちゃんと今までの事を話した。
…あれ?お兄ちゃん、ちょっと引いてない?
いや、鬼殺隊に入るんだから、首を落としたくらいで驚かないよね?ね??
いいから!お兄ちゃんも鬼をやっつけて!
藤襲山での出来事には特筆する事はなかったよ。手鬼も既に居ないしね…。
どちらかと言えば、7日間生き延びる方が大事かな?
槇寿郎師匠も、最後の一月は修行よりサバイバルテクニックの伝授に力を入れていたし。
火の起こし方、寝床の作り方、昼間でも休める方法、食料の確保。
お兄ちゃんとは、この二年間の話を沢山した。時間だけはあったし。
やっぱり、鱗滝さんの所で水の呼吸を学んだみたい。山中でのアスレチックや岩を切る試験、錆兎や真菰の話も。
そっか…錆兎達と会えたんだ…。
手鬼は、お兄ちゃんが退治した方が供養になったかな…?でも、その前に幾人か殺されているだろうから、仕方ないよね。
話を聞いてて思った。
お兄ちゃん、もしかして、まだヒノカミ神楽をただの踊りだと思ってる?