赤ずきんは悩みますが…。トンプソン機関銃って、この時代の発明だった様な。
上弦の壱、黒死牟。実質鬼側のナンバー2。
何が凄いって、鬼になった時点で筋力、体力共に人間を超越して、首を切られる以外死なない不死性なのに、更に月の呼吸まで使って身体能力増大を図り、そして透き通る世界どころか痣の発現までして極限まで能力を高めてます。
鬼だから死なないって、痣は出しっ放しです。
元が戦国時代生まれで、数百年培った剣技も凄まじく、刀を振らずに斬撃を出すとか理解不能な技も使います。
スーパー・インチキ・チーターです。
対する私は、透き通る世界は体験しましたが、寿命が縮むのでできれば発現したくない痣は、結局まだ使えないのです。
後、必殺技が少々。
お話になりませぬ!
「師匠達、冨岡さん!私が空中を逃げながら時間稼ぎします!素早く参をやっつけて、助けに来て下さい!少しばかり切実にお願いします!」
そう言うなり、返事も聞かずに空中へ飛び出します!うわ!危ない、飛ぶ斬撃が身体を掠めました!
「エレクトリッガー!」
距離を起きつつ、レーザーの様な必殺技を発射!黒死牟は刀で弾く。
これ、結構高速なんですけどねぇ。
あ、ジャンプして距離を詰めてきた!チャ~ンス!空中戦はこっちの領分!
「マグネットアンカー!」
「む…動けん…!」
電撃の磁力で敵を引き寄せ、硬直させるだけのノーダメージ技ですが、ここは現実、応用します!
「どっせいっ!!」
引き寄せた勢いのまま、森の方へぶん投げました!急いで距離を詰めて、もう一丁!
「肩車!」
更に追い打ちで遠くへ投げます!
そして森の中、私は黒死牟と相対しておりました。
「何をするかと…様子を見ていたが…なるほど、柱達と距離をおいたか…。単独で闘うなど…過信と思うが…」
「過信なんてしません!本当は逃げたいけど!私を狙ったのなら、逃げられないでしょ!!」
いや本当に逃げたいんですけどね!
私デビュー戦が対無惨&童磨なので!何とか持ち堪えていますが!威圧感が半端無いです!
「うむ…精神力はあるようだ…。たが…肉体は完成には…程遠い…若過ぎるか…」
あ、人の身体を覗いてますね。なんてハレンチな…。
でも、このままじゃ足止めどころじゃない…。
持てる能力を全て使って…あらゆる力を吐き出して…!!
もうこれで終わってもいい…だからありったけを!
私は…必殺技を、その先の力を炸裂させます!
『力が欲しいか…なんて、力んじゃ駄目。受け容れるのよ、全てをね…』
一瞬、躊躇しますが思い切って任せます!!
再び隊服が蝙蝠に変化し、身体に纏いレオタードになり羽になり靴になります。
そして…髪の毛が、黒色から薄い緑色へとスーッと変わっていきました!
「戦いに熱くなる坊やは久しぶりね。私が優しく…鎮めてあげるわ!」
「…面妖な…!」
この坊やは直ぐに気付くでしょう、透き通る世界が通じない事に。
勝手に女の身体を覗くなんて、幻夢に長けた私が許す訳がないのにねぇ。
さあ、ショーの始まりよ!
「エレクトリッガー」
サイキックフォースのソニアの必殺技。手からレーザーに近い電撃を撃ち出す。