Fate/Beast   作:赫星

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セイバーの戦闘

セイバーとなった。結華は、スケルトンの集団へと突撃していく。

「さてと、今はセイバーとして、マスターに自らの強さを示さなくてはな」

セイバーのクラスになった。結華は一体目のスケルトンに近づき、ひとたちを浴びせ倒し、流れるかのように周りのスケルトン達も切り伏せていく。

「あまり強くないがいかんせん数が多いな」

「確かにそうね」

路地裏からわらわらと湧いてくるスケルトンを涼しい顔をしながら切り伏せていく。

遂には、攻めてくるスケルトンもいなくなり戦闘が終わる。

「お疲れ様ね。結華」

「ああ、マスターは何も問題はなかったか?」

「えぇ、あなたが全て切り伏せたから一体もこっちに来なかったわよ。というか、私のことマスター呼びしてるけど。名前で呼ばないの?」

「今だけかもしれないとはいえ、形式上君は私のマスターなのだから、こういう呼び方になっているんだ」

そう言いながら私は路地裏から出る。

「とりあえず、マスター拠点を確保しにいくぞ」

そう言いながら歩き始める。

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数十分後、

「ここにするか」

そう言いながら地下鉄のホームに立っていた。

「ちょっと、待ちなさいどうして地下鉄なの?」

「?」

「何が?よ、地下鉄以外にあるでしょ拠点にできそうなところが」

「だが、見つかりづらく霊脈があるここがいいと思うのだが」

「もっとマシなところはないわけ?」

「あったとしても、もう他のマスター達が占拠している。相手の情報がないのに取りに行くのは愚策としかいえない」

その一言に言い返せなくなる。

「まあ、その代わりマスターの安全は保証しよう」

そう言われて聖奏は「はぁ」とため息をつきながらも、セイバーを見ながら。

「分かったわ、ここで良いわよ。でもその代わり全力でこの聖杯戦争に勝つわよ」

「了解だ。マスター」

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「さてと、まずはここら周辺の状況、地形把握ね」

「そうだな」

そう言いながら、歩き始める2人。

「それにしても、まさか星の図書館から、物資を送ることができるなんてね」

「ああ、だが霊脈の魔力頼りなところがあるから、霊脈を先に見つけなくてはならないけどな」

「まあ、なんせよ私達は、物資や食料を気にする必要がなくていいわね」

そう言いながら地形の把握をしているとでかいショッピングモールを見つける。

「ねぇ、セイバー」

「なんだ?マスター」

「私さ、物資は確かにくるけどさ」

「ふむ、それで」

「でも服だけは、どうする気でいたの?」

「∑(゚Д゚)」

「はっじゃないわよ!えっ服だけなしとか言わないわよね」

「一応、莉奈に連絡を取るか」

そう言いながら通信を開始する。しばらくしてから、

{はい、通信できたけど、どうしたの?}

「私は問題ないのだが、聖奏の服のことを考えてなくてな。今からでも取ってきてもらえないだろうか?」

{あぁ…、でも、私聖奏の家の鍵持ってないけど}

「なに?」

「あの〜」

申し訳なさそうに、会話に入り込んできた。聖奏」

「どうしたんだ?」

「大変申し上げにくいんだけど」

「だからどうしたというのだ?」

「家の鍵、持ってきちゃた」

「…………」

「ごめん」

「はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

セイバーがため息をはくと。

「仕方がない。このショッピングモールで揃えるぞ」

「うぅ、すいません」

「というわけで、すまないな莉奈」

{いえ、大丈夫です}

そうして、通信を終了して、ショッピングモールに入っていく。そして服屋につき聖奏が服を選びにいく。

「とりあえず動きやすい服装にしてくれ、いくら私が守ると言っても全てから守り切れるとは限らないからな」

「了解よ」

そう言いながら、聖奏が服を選んでる中、通信が入る。

{はぁーーい、アサシンのコヤンスカヤの定期連絡です。マスター}

「そうか、連絡が来たってことはできたのか?」

{はい!マスターの注文した通りの性能の道具ができたので拠点に帰ったのを感じたら送ります}

「了解だ」

通信を終了して、服屋に戻ると着替え終わったのか聖奏が出てきた。

「どうよ私の格好は」

その格好は、黒いスポーツウェアに短パンにタイツという衣装となっている。

「身軽そうだな」

「えぇ、軽いし、動きやすいわ」

「何枚か同じのを買っていくか」

「そうね」

何枚か入手した後、拠点の地下鉄に帰る。

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地下鉄に帰ってくると、そこには物資と小さな箱があった。

「何かしらこれ?」

「あぁ、それは聖奏用にコヤンスカヤに作ってもらったものだ」

「へぇ〜〜〜、何が入っているのかしら?」

箱を開けるとそこには、黒い手袋が入っていた。

「何これ?」

「これは、魔力を通すとガンドと結界を出すことができる」

「何げにすごい性能してるわね」

「まあ、これで護身できるだけの手札も増えただろ」

「ええ、その通りね」

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2人は地下鉄から出てしばらく歩いていく。

「さてと性能確認のためにそこら辺にいるスケルトンと戦うか」

「良いわよ、私もこの礼装の性能も確かめたいし」

そう言いながら歩を進める。しばらく進んだところで、

{2人とも、前方100mに敵性反応があります!}

「今回はマスターとの連携および礼装の性能チェックだ。ある程度はカバーするが周りをしっかりと意識し油断せずに行け」

「分かってるわ。さあ、いきましょうか」

そう言いながら礼装に魔力を通していく。そして、手を銃のようにして敵に構えると、指先に赤黒い球が形成されそれを打ち出す。その球はスケルトンに命中すると、胴が吹き飛び動かなくなる。

「結構威力があるわねこれ」

「本来ならこう言った存在には動きを止める程度しかできないが、護身用ということでそれなりの威力になっている」

「ふ〜ん、なるほどね」

「さてと次は私も参加しよう」

そう言いながら刀を納刀し、

「ふぅ……」

目を閉じて深呼吸をする。そして、

「抜刀・迅雷!」

その声が、発せられるとセイバーは、スケルトン達の背後にいた。

「切り捨て御免」 チィンッ

スケルトンの体が崩れていく。

「今のってもしかして……」

「ああ、私の宝具だ」

「へ〜、もしかしてあなたのあなたの宝具って技術だけで宝具に昇華したタイプ?」

「その通りだ。抜刀・迅雷は、目にも止まらぬ速さで相手を切り捨てる宝具。だが、これには欠点がある」

「どんな?」

「これは言ってしまえば。早く動いて切るだけであり、武術に秀でてる英霊には効きにくい」

「つまり、キャスターみたいな魔術中心の英霊には強く出れるってこと?」

「そういうことだ。だが、私の宝具はこれだけではないから安心しろ」

「分かったわ。それじゃあ戻りましょうか」

「そうだな」

2人は拠点へ帰えろうとした時。

「グルオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ」

「「!?」」

雄叫びが上がると同時に、建物の壁が壊れ何かが飛び出してくる。その姿は獅子、ヤギ、ヘビの頭を持つ生物がいた。

{中型敵性反応!これは『キメラ』です!}

「キメラか…」

「グルウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ」

「マスター、連戦だがついて来れるか?」

「誰に聞いてると思ってるの。これぐらいの事、乗り越えなければこの先ただがていけないわ」

「そうか…、ならばやられるなよ」

「当たり前でしょ」

キメラが2人に向かって襲いかかってくる。

「これでもくらいなさい!」

ガンドがキメラに当たり怯む。そこへすかさずセイバーが斬りかかる。

「はぁっ!」

すぐさまに蛇の頭部を切り飛ばす。

「グォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ」

蛇の頭部を斬り飛ばされたことにより悲鳴を上げる。そして、その顔には怒りの様子が見てとれる。その怒りのままセイバーへと攻撃をする。

「グオウッ!」

それを難なく避けるセイバー、セイバーはそのまま高く飛び退くと、それを追うように跳ぶがキメラの胴体に強い衝撃が走る。それはセイバーの後ろにいた、聖奏のガンドによるものであった。

その一瞬が決め手となる。

「切り捨て御免!」

セイバーの一刀によりキメラは斬られその巨体は地に伏した。

「マスター戦闘終了だ。お疲れ様だ」

「えぇ、セイバーもお疲れ様」

すると通信が入ってくる。

{2人ともお疲れ様です}

{初めてにしては、息が合っていたな}

{ほんとですね、マスターいえ今はセイバーでしたね。セイバーとの連携はどうでした?」

「かなり動きやすいわ。相手の意識を自分に集めながら、私がやりやすい位置どりをしてくれるから魔術も打ち込みやすいわ」

「私もマスターからの援護は助かっていた。これからもよろしく頼むぞ」

そんな会話をしながら2人は拠点へと帰っていくそんな中、ふと聖奏があることを聞く。

「そういえば、あなたの真名って何かしら?」

「それのことか」

「だって獣咲 結華ならそれで良いんだけれど」

「そうか、だがここで言ってしまった方が後に、面倒なことにならないだろうが。拠点に帰ってからでも良いか?」

「話してくれるならそれくらい気にしないわ」

そう言いながら帰る2人。

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拠点の地下鉄に到着した時、セイバーが喋り始める。

「私の真名についてだが、私に真名は今はない」

「ないってどういう事よ!」

「落ち着けマスター私は言ったはずだ今は(・・)と言ったはずだ」

「つまりどういう事よ」

「今の私は、名をスキルによって封じられている。これはセイバーの霊基にするためなのだが私が未熟なのも原因だ」

「つまりあなたは、セイバーのクラスにするために真名を封じたと」

「そのとうりだ。だからマスター仮りの真名を考えてはくれないだろうか」

セイバーからのいきなりの頼みで名前を考えなければならないことになったことにギョッとする。

聖奏だったがすぐに考えるようなそぶりを見せながら、顔をセイバーの方に向け。

「セイバーの真名をここですぐに決めることは、私にはできないわ。だから、もう少しだけ待っていてもらえないから?」

セイバーそれを聞き。

「了解した」

そう返した。

 




次回予告
「聖奏、もう一度周囲を見にいくぞ」
「ええ、そうしましょう」
探索先で見つかる。戦闘痕。
「何かが戦っていたみたいね」
始まる対戦
「いきなりっ!?」
「これぐらいよけれるでしょう」
「奇襲か…、だがそう簡単私を狩れると思うなよ!」
「いいえ、ここで倒させてもらうわ!」
次回、開戦
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