少年は新しい自分をビルドする   作:kazuribook

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一応前の作品より読みやすいとは思ってます


第零章 始まりの法則
第0話 とある男の記憶と設計図と少年


 

 

 

 

「………っ……は〜、頭痛った!?こんなん1人の人間が耐えられるわけないだろ〜!!」(泣)

 

 

俺は朝目覚めたらとんでもない情報量とともに頭痛に襲われ、地面を転がっていた。

 

なぜ俺が開幕から悶絶していると言うと………

 

 

◇◇◇

とある男視点

 

 

 

 

【Are you ready】

 

 

『…出来てるよ』

 

 

激闘心火

グリスブリザード!!】

ガァキガキガキガキガッキーン

 

 

『心火を燃やして………ぶっ潰す』

 

 

「うぉ〜!やっぱいつ見てもビルドのこの変身シーンは最高だな!!」

 

俺はプライム契約したアプリで"仮面ライダービルド"を見返しで一気見をしていた…………徹夜で……………

 

 

「やっぱビルドは名作だな。物語がグダってないし、何より設定や伏線が深い(※あくまで個人の感想です)」

(あともうちょっとで見終わるけど……)ガサッ

 

「コーヒーと菓子が無くなってるんだよなー、コンビニ行くか〜」

 

 

そう独り言を呟き、立ち上がり玄関を出た。男はアパートの二階に一人暮らしをしており、階段を使わなければならない。

 

 

「ヤバッ、目が上手くひらかねぇ」(流石に徹夜しすぎたか……)

 

 

そんな状態で階段を降りようもんなら……………後はお分かりだろう

 

 

グラッ

 

 

(あ、まずっ!!)

 

 

それもそうだ、この男は1徹どころか3徹しているだけでなく飲み食いしたものはコーヒーと菓子類等のみである。

そのため倒れてしまうのも必然といえよう

 

 

(頭から落ちちまった、こんな終わり方の人生情けなさすぎるだろ)

 

 

「最悪だ………」

 

 

そうして男は息を引き取った

 

 

◇◇◇

数分前

 

 

「ふぁ〜、眠い………」

 

 

とある少年が目を覚ました直後、何の前触れもなくそれは起こった

 

 

「ん?あれ?あ、あ、頭が〜〜〜〜〜!?!?」

 

 

 

◇◇◇

そして現在

 

 

 

「ナニコレ!?訳わからん、誰かの記憶か?それだけじゃない、何かの設計図みたいなのも頭に流れ込んでくる!!」

 

 

少年は世間一般でいうところの小学4年生である。そんな子供に見知らぬ誰かの映像や情報が入り込むなど耐えろという方が無理だ。だが少年は困惑こそしたが、恐怖はしていなかった…………むしろ……………

 

 

(でもこれチャンスじゃね!!)

 

 

希望だとすら思っていた

 

 

少年はキヴォトスの極めて珍しい男の人間ではあるもののヘイローが存在していなかった。故に喧嘩をすれば負けてしまうし、怪我もする。勉強は普通、運動は走り込みなどはしていてもそこらの一般人以下、そのせいで学校ではよくいじめにあっていた。そのたびに幼馴染の女の子に助けられてばかりだった。

 

 

「僕は、俺は変わる、変わってやる!」

 

 

どこの誰ともしれない男の記憶と設計図を利用し、弱い自分自身を変えるため、自分に言い聞かせるよう声高らかに宣言した

 

 

「仮面ライダービルドになってやる!!」

 

 

これが少年、<汐野 セント> の物語の1ページである

 

 

◇◇◇

 

 

 

セント「とまぁ意気込んだはいいものの、どこから始めよう?」

 

 

セントは最初から行き詰まっていた。そう悩んでいると……

 

 

ピーンポーン

 

 

?「おーいカズリー」

 

 

セント「あ、ちょっと待ってて〜!」

 

 

幼馴染が家にやってきた

 

 

ガチャッ

 

 

?「よっ!」

 

 

セント「ネルちゃん今日は土曜日だけどどうしたの?」

 

 

ネル「おいだからネルちゃんはやめろっていってんだろ!」///

 

 

同い年の<美甘 ネル>カズリの幼馴染で先ほど説明した通り、カズリを守ることが度々あり、少し男勝りなところがある。

ちなみにそこもまた彼女の可愛げであるとセントは思っている

 

 

セント「ごめんごめん。それでネルはどんな用事で?」

 

 

気を取り直したカズリは質問をした

 

 

ネル「?、幼馴染の家に遊びに行くのに用事なんているか?」

 

 

セント「それもそうだね!じゃあ何する?」

 

 

ネル「アスナ誘ってかくれんぼしようぜ!」

 

 

ネルの言うアスナとは<一ノ瀬 アスナ>のことであり、ネルの紹介で知り合った友人だ

 

 

セント「え〜、でもアスナかくれんぼ強すぎるんだよね……」

 

 

キヴォトスのセントを除く人間は【神秘】という不思議なエネルギーを持っており、神秘の存在を自覚しているわけではないが一部の生徒は未来視などの特殊な力として発現している者もいる。アスナは主に勘が常人の何倍も鋭く、かくれんぼの鬼の場合はかくれている人の居場所が何となく分かったり、かくれている時は鬼の接近が察知出来たりする。だが欠点としてかなり忘れっぽい

 

 

ネル「あ~……」納得

 

 

セント「………あ!、じゃあ3人で公園に行かない?」

 

 

ネル「……そうするか!」

 

 

迷った末、公園に行くことに決定したところにとある人物がやってくる

 

 

?「おーーーい!!」

 

 

セント&ネル「ん?」

 

 

?「2人ともーーーー!!」

 

 

ネル「おっ、アスナじゃねぇか!ちょうどセントと呼びに行こうとしてたんだ」

 

 

アスナ「そうなの?」

 

 

セント「うん、3人で公園に行こうってね。それにしてもよく俺とネルがここにいるって分かったね……」

 

 

アスナ「何かセントの家に行ったら2人に会えそうな気がしたんだ〜」

 

 

ネル「アスナはホントに勘いいよな〜。………あれ?そういえばセントって自分のこと"俺"って言ってたっけ?」

 

 

セント「え?…………あ!?」(そういえばそうだったな。あの変な記憶が入ってきてからか?取り敢えず誤魔化そう!)

 

 

セント「ま、まぁ今まで"僕"だったけど俺って言いたい年頃何だよ……」

 

 

ネル「そういうもんか?」

 

 

セント「うんうん」(よしっ!)

 

 

アスナ「ねぇ〜、そんなことより早く行こうよ〜」

 

 

アスナが既に先に進んでいた

 

 

ネル「あっ!?おいちょっと待てー!!!」

 

 

セント(………ビルドの開発は明日でもいっか)

 

 

そう心の中で呟き、2人と出かけることにした。

 





小学生の喋り方ってこれでいいんだっけ?
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