あやまることはできないけれど 作:作者の人そこまで考えてないと思うよ
個性把握テスト。
対
何が難しいかといったら勿論
例えば、無限の評価を叩き出したり、個性を活かせない所で好成績だったり。或いは緑谷少年に個性の使い方を教えてみせるなんて事も。
別に必ずしもやらないといけない訳じゃあないかも知れないが。
まあ、アレだ。
斯く言う私もそれらしい事を成そうとは思うのだが、残念ながら私の個性的に分かりやすくと云うのは難しい。万能ではあるのだけれどね。
身一つでやるとなるとこれが結構難しい。
よって、
更にそこからオールマイト達からの信頼を得て、他の生徒の成長を促して……
BOOOOOOOM!!!
「「「……シネ?」」」
っと。爆殺卿による
小中学校の運動といえば個性を使わない状態で、つまりは目隠しした様な、手足を縛られた様な、そんな全力が出せない状態での運動。
個性は身体機能の一部とはよく言ったもので、特に発動型の個性を持つ子供達は抑圧された様な思いで過ごしている。
そこに来て
勿論、そんなもの子供らに対しては劇薬であり、新しい風だろう。
「楽しそう」と思ってしまうのも仕方のない事なんじゃあないだろうか。
だがしかし、
「今、楽しそうと言ったか?……よし、8種目トータル成績最下位の者は見込み無しと判断し除籍処分としよう」
「「「「えええぇぇ!!??」」」」
「君達は
「だったらお生憎様。ここは雄英、ヒーロー科だ。」
「敵はお前達の都合に合わせてやって来ないし、災害は何時だって理不尽に起こる」
「これから3年間、お前等には苦難の道を走り続けてもらう。ヒーローを目指すからには俺達が用意した受難程度は軽く乗り越えてくれ」
「Plus ultra、更に向こうへ。
「「「「「・・・・・・」」」」」
皆唖然としてしまっているな。当然だろう。推薦組は兎も角、一般受験の生徒はあの実技試験を突破し、狭き門を潜り抜けて来たのだ。
やっとの思いでヒーロー科に入ったら突然
しかも自分達を歓迎してくれる為の入学式が始まると思っていただろうに、担任を名乗る不審人物から予想外の除籍勧告。
しかも他生徒の個性なんぞ分からないから〝自分より凄い個性の人がいたら…〟なんて考えてしまう事もあるかも知れない。
まぁ、相澤師はここで排斥思想なんかも見抜こうとしているのかも知れないか。
ともあれ、既に受難は始まっているのだ。
何ならこの
第一種目は50m走。
ただ走るだけなら兎も角、個性把握テストに於いては、1秒でも速くゴールに辿り着く事こそが目的。
ワープする?時を止めれば?距離を
勿論私にはそんな事出来る訳がない。
そう。私には。
ならどうするか?答えはシンプルな速度。
「飯田?何をしている。お前はもう走り終わっただろう。次は五葉の…」
「なっ、何故そこに
「えっ、飯田が2人ィ!?」
あ、正確には〘今年英雄高校のヒーロー科を一般受験して1-Aに所属した、家族にヒーローが居る生徒〙ね。
…なんで飯田君は推薦取れなかったんだろうか?
「……お前、五葉か?」
『はい!仰る通り、
「……いや、良い。早く位置に着け」
『承知しました!』
うむ。流石は相澤先生、クラスでの行動中に流れを止めない合理的判断だ!
説明するとなると少し複雑になってしまうだろうから僕としても安心だ。
さて、50mは普通にやると加速しきれない筈……だがしかし、
「よーい、スタート」
『レシプロバーストッッ!』
「「!!??」」
曰く、これは
無理やりにトルクの回転数を弄るので使った後は何も出来なくなってしまう。
だがそれは同じ身体のままだから。勿論当然の事ではあるが。
しかし今の
そういう個性由来のデメリットはあまり無いから、使い所は難しい。
グリッチみたいな事をしている自覚はある。
そして今、そんな事より喫緊の課題が一つある。
マズい、加速する事ばかり考えててその先を考えて居なかった!
という事では無いのだが思ってた以上に速度が出てしまっている。
とにかくブレーキだ!エンジンが前に進ませているので身体ごと後ろを向いて逆噴射。出来るだけ時間を稼がなければ。
【換喩】使ってると他の
姿を戻して直ぐに【誤変換】
ピピッ!「1.3秒!」
「「「速えぇぇええええ!!!!」」」
「え、お前あんなん出来んの!?それともあいつ変身だけじゃねーのか!?」
「いや、確かに僕にも出来るが……」
「?じゃあさっきやれば良かったんじゃねーの?」
「」
あぁ、飯田君がアホに詰められてる。かわいそう、だね。
ケホッ
止まった時の土煙が目に入る。涙出てきた。
「おい、五葉」
ア°ッ
相澤師、何故その様な眼差しを私に向けるのですか…や、まぁはい。
今まで断固として個性申請を〈
や、だって詳細に書くと物凄く長くなるし、正直
そもそも内包する
ただでさえ【
「――五葉、あれは何をしたのか聞いているんだが?」
「あっ、れは、【換喩】って言う、やつ使って、飯田君、に」
「変わったというのは俺も見た。お前の個性でどうやって、どうして変身して、本人以上のスピードを出したのか聞いている」
うわ、めっちゃ睨んでくる…一応申請通ってるとは言え中身を詳しく書いてないからなー。入試で見せた弓矢使う以外の事してたらまぁ怪しむか。やむなしです。
や、出来るだけ勘違いしてもらう様に立ち回った私も私だけれども。
「じゃあ、【換喩】私は今年雄英高校に入学した1-A生徒」
『この様に!今回は限定的な言い換え、つまり【換喩】を自分に施したと言う事です。分かり易く現在は飯田天哉君と成っていますが他の生徒も可能です!』
『彼を選んだ理由は個性がシンプルな事でしょうか。エンジンのトルク数を限界まで上げればかなりのスピードを得られる考えての事です!』
『そもそも、私、五葉謝名の個性は〈
『言葉は人と人で交わすもの。自分一人で何か出来る訳ではありません。』
「……お前、放課後職員室」
『…かしこまりました!』
「それやめろ」
「ううっ…はい。」
「それと体力テスト中は【換喩】使うな」
「えっ、と、あの…はい」
マッズい!どっかで緑谷少年になって
・・・え、どうしよう。
雰囲気で括弧付けている。
ここまで進行遅くなるとは……でも僕は悪くnいや悪いわ。謝罪。