黒龍の転生者、白兎になる 作:馬です
竜の谷に入ると、
「邪魔」
俺は拳と蹴りを振るい魔石と
「劫火」
その結果は想像の通り魔石と
残るは大本命、隻眼の黒竜なのだが今も惰眠を貪っている。
俺も惰眠を貪ってた時期があるから強くは言えんけど、仮にも巣を荒らされてんだから起きろとだけは言っておきたい。
と、いう訳で…。
「とりあえず起きろ駄竜」
眠気覚ましの拳をどうぞ!!
「グォオオオオオオオオオオオオッ⁉」
顔面に俺の拳を受けて悲鳴を上げる黒竜。
「俺以外の黒龍はいらねぇから死ね」
理不尽極まりない台詞を吐きながら俺と黒竜は戦闘を始めるのだった。
「遅い」
その一言と共に俺は黒竜の顎に拳を叩き込むと、あっさりと跳ね上がってしまう。
「鈍い」
跳ね上がってがら空きになっている首に貫き手を喰らわせると貫通し血をまき散らす。
「弱い、これが俺と同じ黒竜…?ふざけんなぁああああああああああああああああああっ!!」
その叫びと共に俺は黒竜を丸ごと焼き尽くし、討伐を成し遂げた。
「消化不良だ」
そう言って俺は竜の谷を出るのだった。
竜の谷を出て家に戻っている途中、アルフィアとザルドが武装してやってきた。
「ベルお前無事だったか」
「竜の谷から戻ってきたということは引き返してきたわけではないな」
「あぁ、黒竜とその眷族共を全て滅した」
「マジか…」
「異界の黒龍の力は本物か」
そう言いながら頭を押さえる二人。
「まぁいい、とりあえず帰るぞ」
「そうだな、ヘラも待っていることだしな」
「あぁ、って神ヘラがいるのか⁉」
帰宅の意思を示す二人の言葉に俺は衝撃を受ける。
「なんだ、ヘラの事を知っているのか?」
「あぁ、
「大正解だ」
「おい、メーテリアのくだり絶対ヘラには言うなよ、絶対に!!」
そんな会話をしながら魔石と
家に帰ってくると、当然待ち受けていた出来事が起こった。
「おい、夫よこれは一体どういうことだ!!」
「どうしたんじゃ、ヘラ?」
「どうして
ヘラの激昂、それは
「落ち着けヘラ」
「これが落ち着いていられるか、どうしてあの子の子供に…」
「いいから話を聞けぃ!!」
「!!」
動揺し取り乱す神ヘラに神ゼウスが一喝する。
「これに関しては儂らだけの秘密にしておかねばならん」
そうして、家族会議が始まるのだった。