黒龍の転生者、白兎になる 作:馬です
神ヘラの襲来には驚いたが、面倒ごとを押し付けられる
そして、俺達は今後について話し合う。
この時、俺はアルフィアとザルドが
後、本来の世界での話を神ヘラにしたら文字通り怒り狂ったので神ゼウスの抱擁(強制)からの鎖で雁字搦めにして沈めた。
「さて、一応
「いや、黒竜が倒されたとはいえまだダンジョンが残っているぞい」
「あぁ、あそこを攻略し終えてこそ真の救界がなったことになる」
「…確かに」
一晩明け、俺がそう言うとゼウスとヘラがそう言ってくる。
「では、オラリオに向かうのか」
「それも良いが、問題は…」
アルフィアの言葉に俺は言葉を詰まらせながら神ゼウスと神ヘラの方を見る。
「確かにゼウスとヘラがオラリオに行けば余計な騒動を生みかねん」
「あぁ、今は
ザルドの言葉に俺は同意する。
「ベル、お主結構きついこと言ってるの自覚ある?」
「逆にそれだけの事をしている自覚はないのか?」
「辛辣で草wwwwwwwww」
神ゼウスの言葉に俺が切り返すと爆笑する。
「しかも、今の俺は神ゼウスの眷族だ。それだけでも厄ネタじゃねぇか」
「えっ、儂の扱いってそんな感じ?」
「当たり前だろ、脳直下半身爺」
神ゼウスが自分の扱いを問うと俺はハッキリと答える。
「とりあえずは一年は
「ほう」
「俺達に使うという事は…」
「あぁ、お前らの【ステイタス】を高める」
俺の言葉にアルフィアとザルドはその意図を察する。
「だから、死ぬなよ」
その日から地獄の修業が始まるのだった。
一年後、ようやく
「さて、オラリオに行くにあたって問題がある」
「なんだ、それは?」
「俺の所属する
「なるほど、それは問題だな」
俺の言葉に反応するアルフィアが納得する。
ただでさえ三大
よほどの善神でなければ面白がって色々とやらかしてくれるだろう。
「ふむ、難しいところじゃのう」
「あぁ、今のオラリオにいる愚神共ではベルを玩具にしかねん」
「せめて、神ヘスティアが地上に降りてきてくれていればな…。本来の世界ではベル・クラネルの主神だったし」
「ヘスティアか、彼女ならば私は文句はない」
神ヘラがそう言っていたが、本来の世界では神ヘスティアが下界に降り立つのは七年後。
今頃は天界でグータラしているのだろうな…。
一方、天界では…。
「ヘスティア、この仕事ゼウスとヘラの仕事よね?」
「うん、でもあの二人がいないんだしボクが頑張らないと…」
目元に濃い隈を作りながら震える手を動かしそう言いながら紙の山と格闘する
「あなた、最近休んだ?」
「えっと、休むってなんだっけ…?」
そう言って首をかしげるヘスティアに女神はこう告げた。
「ヘスティア、強制下界行き」