黒龍の転生者、白兎になる 作:馬です
朝に気まぐれに散歩に出かけた俺は今、目の前にいる女神を映す自分の目を疑っている。
それは何故か、その女神は
「(いや、今は天界でグータラしてるはずだろ⁉なんでこんなにも来るの早いんだ、こっちとしては助かるけどその濃すぎる隈はなんだ⁉)」
衝撃の光景に俺は思わず固まってしまった。
「君、ボクに仕事をくれないか?」
「は?」
今なんつった? 仕事をくれ? えっ、原作だとものぐさでグータラしてる神ヘスティアが仕事⁉
神ヘスティアの衝撃の言葉によって宇宙猫になった俺だがフラフラと足に踏ん張りが効いていない状態の神ヘスティアの様子を見て尋常じゃないことを察して家に連れ帰る。
「神ゼウス、神ヘラ緊急事態だ」
「どうした、若いチャンネーのおっぱいがポロリしてたか?」
「コロスゾ、ダーリン❤」
「冗談です」
神ゼウスの発言に神ヘラがそう言って慌てて訂正する。
「夫婦漫才している場合か、暇神夫婦」
「辛辣で草wwwwwww」
「ベル、お前の今抱えているその女神は…まさか⁉」
「あぁ、神ヘスティアだ」
神ゼウスがいつも通りの反応をし、神ヘラが神ヘスティアに気付く。
その後、神ヘスティアは
そして、俺と神ゼウスと神ヘラとで話し合いが設けられた。
「一体、どういう事なんだ我が姉ヘスティアがあのような疲弊しきった状態になるとは⁉」
「うむ、それは確かに疑問じゃのう」
「いや、答えはハッキリしてるだろ」
「「なに⁉」」
俺の言葉に神二柱が驚愕する。
「下界には今、多くの神が降り立っている。様々な神話体系の神々がだ、天界の各々が司る権能の仕事が
俺の言葉を聞いた瞬間、神ヘラが立ち上がりこう言った。
「ちょっとオラリオに行って適当な神共を送還してくる」
「付き合おう、どうせなら
「それでいこう」
神ヘラの言葉が呼び水となり、アルフィアまで乗り気になってしまった。
「逸るな、それにそんなことしたら余計にオラリオが混沌と化すわ!!」
「愚神共がヘスティアの味わった苦労を味わわせればそれでいい」
「とりあえずは
「ヘラへの対応が辛辣な件」
「突っ込まんぞ、俺は」
そうした結果、俺達は神ヘスティアの回復を待つことになった。