黒龍の転生者、白兎になる 作:馬です
「ベル、君って凄いね!!あっという間に闇派閥を制圧しちゃうなんて!!」
「えぇ、私も驚きました。クラネルさん、失礼ですがLv.を聞いても宜しいでしょうか?」
「別に構わない、Lv.6だ」
「「えっ…」」
俺のLv.を聞いて二人を唖然とする。
これに関してはオラリオに向かう前にアルフィアとザルドと話し合って決めていたことだ。
流石にゼウスとヘラが居なくなったオラリオでは俺の強さは確実に浮いてしまうとのことである程度は高く設定しなくてはならなかった。
その結果、Lv.6という設定にすることにした。
これであれば何とか規格外の強さもとい動きの速さは誤魔化せるとのこと。
しかし、ダンジョンもない外で
「ダンジョンもないのにどうやって…」
「義理の母と叔父に鍛えられた」
「だとしたら、相当な無茶ぶりを強要されたのでは?」
「別に、これと言ってはないな」
アーディとリューの質問に答えつつ見回りを続けるのだった。
しばらくして見回りは終わって【ヘファイストス・ファミリア】の
金髪と金色の眼をした剣を携える幼女、【剣姫】アイズ・ヴァレンシュタイン。
あぁ、確か実際に目にすると可愛いな。
そんな感じでアイズを見ていると、俺の方を見た瞬間剣を抜いて斬りかかってきた。
「は?」
俺はその事に驚きつつもその振るわれた剣を二本の指で抑え込む。
「おい、【剣姫】!!どういうつもりだ、初対面の相手には斬りかかるなんざ気は確かか!?」
「あなたは危険、ここにいちゃいけない存在。だから、私が倒す!!消えて!!」
oh・・・、既に正気は何処状態だったわ・・・。
「
不味い、アイズが魔法まで発動させやがった!!
「おいおい、ここら一体を吹き飛ばすつもりか⁉」
「死んで!!」
完全に正気を失っている…、流石に不味いと思った俺はアイズを止めるために拳を握る。
互いに向かい合い、駆けだした。
感情任せに縦横無尽に斬り付けてくるアイズ、無数の斬撃を素手で受け・流し・弾いていく俺。
「死んで!!」
「…」
流石に我慢の限界を感じた俺はアイズの胸倉を掴み、地面に叩き付けた。
「がはっ⁉」
「いい加減にしろ、クソガキ。テメェの
俺がそう言うと、アイズに反応はなく気絶していた。
「ベル、いったいここで何がって…【剣姫】⁉」
「アーディ、このバカ娘任せる。俺は帰る」
「えっ、ちょっとせめて状況だけでも説明して…!?」
「俺を見た瞬間、殺意剥き出しで剣姫が斬りかかってきた。だから、迎え撃った。以上」
すると、騒ぎを聞きつけてきたアーディ達【ガネーシャ・ファミリア】にそう説明してからアイズを押し付けて俺は帰っていくのだった。
北の最果てにある一軒家にて
「おいアルフィア、黒竜の
「決まっている、ベルの武器に使用する」
ザルドが問いかけ、アルフィアが答える。
「さて、武器へと変える必要があるならばどこに頼もうか」
「ふむ、そうだな。【ヘファイストス・ファミリア】なんてどうだ?」
「確かに、あそこはゼウスとヘラの同郷の鍛冶の女神が運営していたな」
「決まりだな。アンタもそれでいいか?」
「えぇ、私にはどうこう言う資格はありませんから」
ザルドの問いに答えるのは
その正体は竜の谷にて隻眼の黒竜を封印していた大精霊"アリア"、ゼウスとヘラの尽力によってこの世に再び顕現した。
「では、行くかオラリオに」
こうして、二人の最強と大精霊がオラリオに向けて出立するのだった。
ベルに負けたアイズに起こること(30日00:00まで)
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一段階ランクアップ
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二段階ランクアップ
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三段階ランクアップ