黒龍の転生者、白兎になる   作:馬です

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迷宮探索

今、俺はアルフィアとザルドと一緒に【ロキ・ファミリア】本拠(ホーム)『黄昏の館』にいる。

 

理由は…。

 

「お母さん…」

 

「アイズ、また会えて嬉しいわ」

 

約束通りアイズとアリアを再会させることだ。

 

「ぐふふっえぇなえぇな。美人母娘再会の抱擁(ハグ)

 

「やめろ、お前が言うと汚れる」

 

「うん、ロキ少し黙ってようか」

 

「ロキ、お主はどこかへ行っとれ」

 

下卑た声でそういうロキに対して三首領陣がそう言葉を返す。

 

「あれ、辛辣すぎひんか。ウチの眷族…」

 

「日頃の行いが原因じゃないか?」

 

「うぐっ、否定は出来ん…」

 

俺のその言葉に衝撃を受けるロキにそう言うと、自覚はあったようだ。

 

俺達は家族の時間を邪魔するわけにもいかないのでアリアを置いてヘスティアの待つ『バルカの工房』に戻るのだったが、その日の内に管理機関(ギルド)からの呼び出しがあったが一日の最後にあの白豚(ロイマン)とは会いたくなかったので無視した。

 

 

 

 

 

翌日、朝から脂ぎった顔を見せた白豚(ロイマン)を殴ったのは悪くない。

 

そして、俺は闇派閥(イヴィルス)対策会議に呼び出されたから俺だけは絶対に嫌だったんのでアルフィアとザルドも連れて行った。

 

『…………』

 

「なにこの重い空気、だるいんだけど」

 

そんなこと言いつつ、会議は始まる。

 

「ザルド、まさか生きていたのか…!!」

 

「あぁ、生きていたぞクソガキ。お前達は七年前にマキシムを糧にして以降『停滞』しているようだが」

 

「…………」

 

ザルドの言葉にオッタルは顔を歪める。

 

「全くだ、呆れて物も言えんとはこの事だ」

 

「言ってくれる…」

 

アルフィアの言葉にリヴェリアが反応しより場の雰囲気は険悪になる。

 

「やめろザルド、アルフィア話が進まん」

 

「あぁ、そうだな」

 

「チッ」

 

俺の一言で二人が引いたことに驚いていたが、それを無視して会議を始める。

 

まぁ、俺の知識は役には立たない。何故なら、原作よりも九年も昔なのだから。

 

会議は終わり、俺達は早々に立ち去った。

 

白豚が何か喚いたが、無視した。絶対我慢できなくなりそうだから。

 

そうして、翌日になるといよいよダンジョンに潜る時が来た。

 

「さて、行くか」

 

「おー」

 

【ロキ・ファミリア】からはアイズとラウルとアナキティとリヴェリア。

 

【アストレア・ファミリア】からはアリーゼ、リュー。

 

【ヘスティア・ファミリア】からは俺、ザルド。

 

アルフィアはヘスティアの護衛を任せることにした。

 

何故、派閥連合になっているのかというとアイズが俺と一緒に行くと駄々をこねたのとラウルとアナキティにゼウスという規格外を教えておくためらしい。

 

アリーゼと興味本位でリューは巻き添えらしい。ドンマイ

 

というか、アルフィアだとリヴェリアと水と油なのは理解しているのでこの組み合わせにしたのは悪くはないと個人的に思っている。

 

「緊張するっす…」

 

「えぇ、私達を除いたら普通に深層を探索できる人員よね」

 

「情けない、道化の後進にはこんな奴らしかいないのか?」

 

「お前達と一緒にするな、誰しもお前達のように常識外れではない」

 

あっ、ザルドもダンジョン関係とかでは相性最悪かも。

 

「今日はどこまで行くの?」

 

「三十七階層」

 

「深層ではないか、どれだけ無茶するつもりだ⁉」

 

「ちょっと欲しい物があってな。それに深層には俺とザルドだけで行くし」

 

それを聞いたアイズはむくれていたが、絶対リヴェリアが許可しないから諦めろ。

 

こうして、俺達はダンジョンに向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベルの武器は?

  • 双剣
  • 戦斧
  • 戦鎚
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