黒龍の転生者、白兎になる 作:馬です
俺は
「その世界での俺達は「悪」となり未来への踏み台となったか。その後のオラリオは腑抜けたな」
「あぁ、七年もの月日がありながらゼウスとヘラの域にまで至る者すら出ぬとはな」
俺から話を聞き終えたザルドとアルフィアは呆れ返っていった。
「まぁ、それでお前の情報が一切無いのはどういうことだ?」
「{まぁ、気付くか}」
「その世界でのベル・クラネルに俺は宿っていない。つまり、神ゼウスによる洗脳の純粋培養に育ってオラリオにやってきた」
「それで?」
「かいつまんで話すと…半年で
「「「は!?」」」
俺の言葉に三人が驚愕の表情を浮かべる。
「半年でLv.5だと⁉」
「……」
「うそん、マジで?」
あまりの衝撃に再度問いかけてくるザルドと神ゼウス、アルフィアはいまだに固まっていた。
「ちなみにどんな偉業を乗り越えたんじゃ?」
「ミノタウロス強化種の討伐でLv.2、『
「派閥大戦とはなんだ?」
「【ヘスティア・ファミリア】を旗頭にした派閥連合と【フレイヤ・ファミリア】の
「なんでそんな事になったんだ」
「神フレイヤが
「ザルド、ゼウス、ベルすまないが私はやることが出来た。今からオラリオに向かう」
「待て待て待て、アルフィア話はまだ終わっていないだろ!!」
「そうそう、話は最後まで聞いてからでも遅くはないぞい!!」
「本来のお前の甥っ子の物語を知りたくないのなら俺はもう話さないぞ」
「チッ、早く話せ」
やれやれだ。
「派閥大戦の最後はベルが神フレイヤの花を手折って派閥連合の勝利となった」
「そうか、それで敗北した
「まぁ、本質である『娘』でいることで都市にはいるよ。送還されずに」
「やはり、オラリオに…」
「まぁ、神フレイヤを送還したところで本来の世界ではないこの世界では無意味でしかないから止めとけ」
「チッ」
肝心なことを伝えると、アルフィアは舌打ちしながら椅子に座る。
「それでだが、今のままではオラリオは黒竜の餌に成り下がると言っていたが事実か?」
「あぁ、そうだ」
「そうか…」
ザルドの問いに俺ははっきりと答える。
「とりあえず腹が減ったから飯にしようぞい!!」
ひとまず神ゼウスの言葉に俺達は従うのだった。
アルフィアとザルドをどうするか
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生かす
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運命に委ねる