かつてスクールアイドル《
しかし、それは《μ's》が解散すると同時に一気に壊れていった。
原因不明の失踪事件、怪獣や異星人によるテロが世界各地で頻発。俺達が推した《μ's》も、原因不明の失踪事件に巻き込まれた。
そんな中、『ウルトラマン』という存在が地球に飛来。地球を襲う異星人や怪獣をなぎ倒していった。
しかし、そのウルトラマンでさえも怪獣に完敗する事態が発生。その怪獣は人類の兵器で無事に撃退できたが、この事態を受けて、人類全体で戦いへの関心が一気に高まるようになった。
そんな不安定になりつつある世界で生きていく中で、俺は【ニューヨークの変】を目撃した。
【ニューヨークの変】…先程《μ's》が失踪事件に巻き込まれたと言ったが、彼女たちは皆生きていた。…黒いスーツと特徴的な武器を持って。
そんな彼女たちは『星人』と戦っていた。しかし、星人のあまりに強い力の前に、穂乃果ちゃんをはじめとしたほとんどのμ'sメンバーは殺されてしまった。
…ニューヨーク旅行に行っていた俺は、かつて推したμ'sが殺される様を目の前で見る羽目になった。それからだ。俺が戦いに感心を持ち始めたのは。
俺達が戦いに身を投じる準備をしている間にも、世界は動いていった。
【グローバルフリーズ】をはじめとしたロイミュードによる人類へのテロ行為。新たな怪獣や異星人による侵略活動。それに乗じてロボットを使い無法を働く犯罪者たち。もはやかつてμ'sと共に輝いていた世界は完全に変わり果てていた。
しかし、世界も黙ってこいつらの無法を受け入れたわけではない。対抗するために様々な組織や集団が動く。
地球防衛を目的とした政府直属の軍事組織《
そんな中、ロイミュードの生みの親である蛮野天十郎による第二の【グローバルフリーズ】を起こす計画、バット星人をはじめとした多数の星人による侵略、ワルプルギスの夜と呼ばれる謎の巨大怪獣による災害級の破壊行為がほぼ同時期に発生。世界は一気に滅亡の危機に瀕した。
この事態に先述した組織は団結。特状課からは仮面ライダードライブ・仮面ライダーマッハ・仮面ライダーチェイサー。ウルトラセブン・ウルトラマンジャックと共に帰ってきたウルトラマン。勇者特急隊のリーダーである旋風寺舞人が駆るマイトガイン。そしてμ'sの数年後に誕生したスクールアイドルグループである、《Aqours》が同じく黒いスーツを纏ってμ'sと共にこの戦いに参戦。蛮野及びロイミュードを打ち破り、バット星人達も討伐。最後にはワルプルギスの夜を倒した。
でも、世界は平和になんてならない。むしろ世界を不安定にする存在がもっと増え始めた。
先述した危機の中で密かに暗躍すると言われる《魔法少女》および《魔女》という存在。渋谷に出没し始めた《ワーム》という怪物。空間を破って出没し始めた怪獣を超える超獣。その他、先述した組織も気づかないうちに現れ始めた、謎のロボットや未確認生物、怪人…
世界は俺達が思っているよりも、滅びに向かって突き進んでいるのかもしれない…
…そうだ、自己紹介がまだだった。俺は「
―雷刃の家―
『4月3日のニュースです。本日、氷室泰山総理が官僚方と会議を行う模様です。来年の予算委員会や国防の対談を事について話すと言う事です』
雷刃「…」
雷刃はテレビから流れてくるニュースを眺めていた。ニュースから流れてくる情報には国防に関する情報の他に怪獣、怪人の出没状況があり、戦いに身を投じる彼にとっては重要なものが詰まっている。
雷刃「予算…ねぇ」
作太郎「正規軍はこの予算から補助金が支給されるから羨ましいよな…」
雷刃の他にもう一人ニュースを眺める青年が。彼は「川野作太郎」といって、雷刃が戦うにあたって必要な装備を私設のチームで制作している。
雷刃「でも、《LIVER》とかの正規軍を頼るわけにはいかないんだろ?」
作太郎「ああ。彼らじゃ手の届かないところ、任せられないところに踏み込むのを目的にしているのが俺達だからな…!」
雷刃「だから俺達自身で力をつける必要があると…」
昔はこのような武力を一般人が持てば、銃刀法違反なるものに抵触していた。しかし相次ぐ怪獣や異星人の襲撃、そして《GANTZ》なるものによって武器を持たざるを得ない一般人が増加したことを受けて、銃刀法は改正され、一般人の武器に関する所持や研究が比較的容易となっているのだ。
『続いて、怪獣・怪人出没情報です。現在、格闘家の万丈龍我選手、元スクールアイドルの津島善子さんに似た人物が不審な行動をとっているとの情報が入っています。ワームの可能性があるとして現在《ZECT》が調査中です。両名共に危害を加える様子はありませんが、付近にお住まいの方は十分警戒してください』
話している内にニュースはまた違う内容を放送。今度は怪人の出没状況が語られる。
雷刃「スクールアイドルに化けたワームだと! 許せないな」
作太郎「それなんだが…SNSで情報を集めていたら違和感があるんだ」
雷刃「違和感…?」
作太郎「ワームって元の人間の姿や仕草を全て完璧に再現するだろ?でもニュースになってるこの人達、確かに顔は似ているんだけど、ファッションがなんか違う感じがするし、善子ちゃんに似ている方に至ってはデカい犬まで連れているみたいなんだ」
雷刃「確かにワームと言うにはどこか違和感があるな…俺達で少し調べてみるか?」
作太郎「頼む。もしワームとは違う目新しい何かだったら、是非情報を集めたいからな」
雷刃「分かった…!」
作太郎は今ニュースになっている2人はワームとは違うと考える。雷刃がその2人がいる所に向かうことにした。
作太郎「状況によっては俺達で作った『バトライバーシステム』で迎撃するんだ。ちゃんと生きて帰って来いよ」
雷刃「もちろんだ…行ってくる!」
雷刃は早速家を出てニュースに出てきた2人の行方を追う。彼らはまだ知らなかった。ここからの出会いが、やがてあらゆる垣根を超えた戦い《スーパーラブライバー大戦》になっていくことを…