臨海学校二日目、今日は丸一日ISの各種装備運用試験とデータ採取に追われる日である。
一夏の白式や五飛のアルトロンは後付武装や換装装備と言ったものは存在しないので、ひたすら戦闘訓練によるデータ採取の一日となるだろう。
だがその日の朝、イレギュラーが発生した。
「…………」
「…………」
「……何だこれは」
中庭の見える渡り廊下、その庭に兎の耳が生えていた。本物の兎の耳ではない、機械的ではあるがバニーガールが付けるようなカチューシャだ。
しかもご丁寧に『引っ張ってください』という小さな立て看板まで刺さっている。
見た所特に仕掛けもない、罠ではなさそうである。むしろこんな間の抜けた罠があってはたまらない。
「なあ箒、これって……」
「知らん、私に聞くな。関係ない」
「お前達はこれが何だか知っているのか」
口振りから察するに何か正体を知っていそうな感じだ。篠ノ之などは嫌悪すら示している。
「あー……知っているというか予想がつくと言うか……」
「私は知らん、知らんと言ったら知らん」
「……よく分からんが、取りあえず抜くぞ」
一夏ははっきりと物を言おうとせず、篠ノ之はそう言い放つと一人ですたすたと歩き去ってしまった。
このまま問答をしていても埒が明かない、ならばさっさと抜いてしまおうと五飛がその兎耳を引っ張る。
果たして、兎耳は何の抵抗もなく抜けた。埋まっていたのではなく半ば置いてあっただけのような程度であった。特に周囲にも何の変化も起きない。
誰かの悪戯だろうかとも思えるが、こんな意味の分からない悪戯を仕掛ける意図が読めない。
「……何をしてらっしゃいますの?」
そこを通りかかったセシリアが二人に声を掛けた。中庭に佇む男二人、片方の男の手には兎耳。しかも両名とも恐ろしい程似合いそうもない。
傍から見れば珍奇な光景以外の何物でもなかった。
「いや、束さんが居ると思ったんだが……」
一夏の何気ない釈明に五飛は瞠目した。
一夏は今何と言ったか。己の耳が確かならば、はっきり『篠ノ之束』と言った。
すると何処からともなく風を切る音が聞こえてきたと思ったら、上空から飛来してきた何かが盛大に地面に突き刺さった。
デフォルメされた人参の様な物体。地面から生えた兎耳といい人参状の飛行物体といい、何から何までふざけている。
「あっはっは! 引っかかったねいっくん! ……じゃないし。誰?」
真っ二つに割れた人参から出てきた女性は、五飛から素っ気なく兎耳を奪い取ると、そのまま自分の頭に装着する。
五飛が初めて出会う人物。だが一夏の先の言が確かならば、五飛はこの人物を知っている。
「お、お久しぶりです、束さん」
「おおいっくん! うんうんおひさだねー。本当に久しいねー。ところでいっくん、箒ちゃんはどこかな? さっきまで一緒だったよね?」
「えーと……」
やはり一夏も篠ノ之もこの事を見越していたようだ。姉を嫌っている篠ノ之は、姉の登場を見越してさっさと一人で行ってしまったのだ。
「まあ、この私が開発した箒ちゃん探知機ですぐ見つかるよ! じゃあねいっくん、また後でね!」
二人の関係を察してか言いよどむ一夏。だが束は説明を受ける前に猛スピードで走り去って行ってしまった。少なくとも、ロングスカートと革靴を履いた成人女性の走行速度では無かった。何か装着でもしているのだろうか。
「……一夏、改めて聞くが」
「い、今の方は一体……?」
「束さん。箒の姉さんだ」
五飛とセシリアの両名から同時に掛けられた問いに答える一夏。
その名を聞いた瞬間驚きの声を上げるセシリアとは対照的に、五飛は束が走り去った方向を声も無く厳しく睨んでいた。
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「それでは各班ごとに振り分けられた装備試験を行うように。専用機持ちは専用パーツのテストだ、全員迅速に行え」
場所は四方を切り立った崖に囲まれた、自然が生み出したアリーナと言ってもいいIS試験用の海岸だった。
既に大量の機材と装備が各国、各企業から大量に届けられている。初日の自由っぷりからは想像し難いが、これらの試験運用が今回の臨海学校の主な目的である。
「ああ篠ノ之、お前はちょっとこっちに来い。お前には今日から専用――」
「ちーちーちゃ~~~~~~ん!!」
千冬が打鉄の装備を運んでいた篠ノ之を呼び止めるとほぼ同時に、崖上から声が響いてきた。叫び声の主はあろうことか、そのまま崖から千冬に向かって弧を描きながら飛び降りた。
その声と人影は、先程五飛が覚えた人物であった。
「……束」
吸い込まれるように千冬の元へ頭から飛び込んできた束を、これまたあろうことか片手でその頭を掴んで受け止めた。そのまま束を吊り上げ、ぎりぎりと指を喰いこませている。
所謂アイアンクローの要領である。相変わらず人間のそれとは思えない膂力をしている。
「うるさいぞ、束」
「ぐぬぬ……相変わらず容赦の無いアイアンクローだねっ」
いつの間にか千冬の拘束から抜け出し、着地をしながら答える束。
当然ながら生徒は揃って呆気に取られている。IS学園の行動故、この臨海学校も関係者以外は干渉が不可能である。にもかかわらず飛び込んで来たと思えば、千冬と揃って人間の範疇を超えた行動を繰り広げている。
その空気を察した千冬が、束に一応の説明口上を求めた。
「おい束、自己紹介くらいしろ。うちの生徒達が困っている」
「えー、めんどくさいなぁ。私が天才の束さんだよ、はろー。終わり」
そう言ってその場でくるりと一回転して見せた。
生徒達もそこでやっと気付いた。目の前で破天荒な振る舞いをしている人間がISを開発した天才科学者、篠ノ之束だという事に。
女子達がにわかに騒がしくなる。
「はあ……もう少しまともに出来んのかお前は。そら一年、手が止まっているぞ。こいつの事は無視してテストを続けろ」
「こいつはひどいなぁ、らぶりぃ束さんと呼んでもいいよ?」
「いい加減にしろ、話が進まん」
そうであった。束は千冬が篠ノ之を呼び止めて何かを告げようとした時に乱入してきたので、篠ノ之は両者の隣で束を睨みつけている。
「んっふっふ~、ちーちゃんと箒ちゃんの希望なら仕方ないね。では、お見せしよう! 大空をご覧あれ!」
びしっと直上を指す束。その言葉に従い篠ノ之も他の生徒も一斉に空を見上げた。
次の瞬間、まるで突然その場に現れたかのように轟音を上げて金属の塊が砂浜に現れた。上を見ろと言われたにも拘らず、誰もそれが降ってきた事を感知出来なかった。
その銀色の箱のような物体の四方の壁が同時にぱたりと倒れると、中から現れたのは真紅の装甲を持つISであった。
「じゃじゃーん! これぞ箒ちゃん専用機こと
それまで他の生徒と違い、冷たい表情のまま事の成り行きを見ていた五飛が初めて驚きの表情を見せた。
ISを世に生み出した人間をして、全スペックが現行ISを大きく上回ると言わしめる機体。つまりそれは、世界に存在するISの中でも最強である事を意味している。
「さあ箒ちゃん! 今から初期化と最適化を始めようか! 私が補佐するからすぐに終わるよん♪」
「それでは、頼みます」
「硬いよ~、実の姉妹なんだし、もっとこうキャッチ―な呼び方で……」
「はやく、始めましょう」
篠ノ之は束の言葉に取り合わずに行動を促し、紅椿の装甲が開きそこに箒が搭乗する。束も渋々ながらそれに従い、空中投影の画面を呼び出すと高速でコンソールを叩き、初期化と最適化を進めていく。
確かに篠ノ之の態度は、朝の時と殆ど変りは無い。
だが単機が持つ戦力が世界最強のISを突如として手渡されたにも拘らず、まるで動揺を示していない。つまり、こうなる事を知っていたという事になる。
いつかこのような日が来ることを予想していたのか、それとも事前に連絡を取っていたのか。千冬は「話が進まない」と言っていた事から、少なくとも千冬と束は今も連絡手段があるという事がはっきりした。
五飛がその様な思案をしていると、ふと一年の群衆の中から声が上がった。
「あの専用機って篠ノ之さんが貰えるの……? 身内ってだけで」
「だよねぇ、ちょっとズルくない?」
生徒達の中から戸惑いや疑問の声が上がる。それに真っ先に反応したのは当の束であった。
「おやおや、歴史の勉強をしたことが無いのかな? 有史以来、世界が平等であったことなど一度もないよ?」
ピンポイントに指摘を受けた生徒達が、気まずそうに自分の作業へ戻っていく。束はそんな事を気にせずに作業をどんどんと進めていく。
良い言い方をすれば、妹への批判に対して即座に真っ向から否定した状況である。だが悪い言い方をすれば、それは篠ノ之達自身にも当てはまる事でもあった。
確かに束の言うとおり、この世界は持つ者と持たざる者との厳然たる差が絶対に存在する。
だがそれと同時に、持つ者は持たざる者には無い責務を背負う事にもなるのだ。
世界最高の頭脳と言ってもよい束の手によって生み出されたISという存在の為に、世界は歴史上稀にみる大混乱に陥った。
にもかかわらず束はその混乱を収拾する為の一言も発さず、あまつさえ公の場から姿を消し、こうして目の前に居る今であっても世界からは行方を晦ませている。
科学者は物を作るだけで、悪いのはそれを悪用する人間などという言い訳が通用するレベルでは無かった。
箒の方は、突如として個人が持ちうる世界最強の戦力を手に入れた。
だが力を得る為の肉体的且つ精神的な鍛錬課程を全て飛び越えて強大な力を得た所で、恐らく篠ノ之は力を持つという事の意味を露ほども理解出来てはいないだろう。
心が未熟なまま強大な力を振るえば、その力に心が負けて暴走してしまう。そうすれば先に待つのは他人と己を巻き込む悲劇しかない。
程なく作業が終わったのか、ディスプレイを閉じていく束。初期化を終わらせただけでもものの数分、確かに凄まじい速度であった。
「あとは自動処理に任せておけば最適化も終わるね。あ、いっくん白式見せて。束さんは興味深々なのだよ」
「は、はあ……良いですけど」
一夏が白式を呼び出すと、束はその装甲にケーブルをブスリと刺し浮かび上がったディスプレイを見つめる。
「ん~……不思議なフラグメントマップ構築だねえ。いっくんが男の子だからかな? 見た事ないパターン」
「束さん、その事だけどどうして男の俺と五飛がISを使えるんですか?」
「……どうしてだろうね、私にもさっぱりだよ。まあわかんないならわかんないでいいけどねー、ISって自己進化するように作ったし、こういうこともあるよ。あっはっは」
「はあ……」
疑問に対する何の解決にもなっていない束の言葉に呆れる一夏。満足したのか、束は白式からケーブルを抜くとなんと五飛の方へ向かってきた。
「……何だ」
「さっき会った君が張五飛だったんだね、いっくん以外にISが使える男の子。君のISも見せてくれないかな~」
明らかに敵意を向けた五飛の視線を物ともせず、束は五飛にそう告げる。その言葉を聞いた一夏、篠ノ之、千冬はそろって我が耳と目を疑っていた。
五飛は知らぬ事だったが、束は一夏、篠ノ之、千冬の三人以外の人間を人間として見ていない。興味も無ければ関心も示さない、先程の批判をあっさりと切り捨てた理由も大きくはそこにある。
自分達以外の人間に明確な関心を寄せている姿の見たのは、三人にとってこの時が初めてであった。
周囲の生徒も五飛を羨望の眼差しで見ていた。ISの生みの親、篠ノ之博士に自身のISを見て貰えるとあれば調、整を受けるだけでも性能向上が図れるかも知れない。
「断る」
即答であった。
これにはその場に居合わせた全ての人間が驚愕していた。束も先程と表情は変わっていないが、明らかに周囲の空気が冷えている。
「……理由を聞いてもいいかな……?」
「貴様のような得体の知れない人間、ナタクには指一本触れさせん」
「……へぇ~……」
五飛と束の間に、一触即発の空気が流れる。
世界が認める天才科学者、その提案を以てして『得体の知れない人間』と断じた五飛。周囲の人間は、五飛が何故このような千載一遇の機会を自ら棒に振ったか理解出来なかった。
だが五飛が理解出来ないのは、篠ノ之束の存在そのものであった。
飄々としているようで、絶対に己の真意を相手に悟らせない。他人には興味を示さないどころか、何処か自分以外の人間全てを見下しているような感覚。
五飛の中の何かが、本能的に彼女の存在が危険であることを報せていたのだ。幾らアルトロンが今よりも強くなる可能性があるとはいえ、絶対に触らせるわけにはいかなかった。
「あー……ごほんごほん、こっちはまだ終わらないのですか」
「……んー、もう終わるよー。はい三分経った~、今のでカップラーメンが出来たね、惜しい」
そのような不穏な空気を読んだのか、わざとらしく咳払いをした篠ノ之が割って入ってきた。
篠ノ之に呼ばれ、五飛の方には一切振り返る事なく何事も無かったかのように作業に戻る束。
束が五飛の元から離れてすぐに、五飛は肩を叩かれた。五飛と束の様子を見て心配した一夏だった。
「どうしたんだよ五飛、急にすげえ気を飛ばして……」
「……一夏、一つ聞きたい。あの女は昔からああなのか」
「そうだなあ、昔っから何を考えてるのか全然分からない所は変わってない。でも束さんが俺達以外の人間に自分から声掛けたの初めて見たぜ」
「そうか……」
そう短く答えると、再び視線を束に戻す五飛。
その視線は既に疑惑ではなく、半ば敵を見る目と化していた。
「んじゃ試運転も兼ねて飛んでみてよ、箒ちゃんのイメージ通りに動くはずだよ」
「ええ、それでは試してみます」
連結されていたケーブル類が抜けて行き、篠ノ之が意識を集中させた途端紅椿は凄まじい速度で飛翔した。
上昇の余波で発生した砂煙が晴れると、篠ノ之は既に上空約二〇〇メートルで滑空しているのをハイパーセンサーが捉えた。
「どうどう?箒ちゃんが思った以上に動くでしょ?」
「え、ええ、まあ」
どこか浮ついた声色で応える篠ノ之。束の方もISを装備しているのか、オープンチャンネルの会話がこちらまで聞こえてくる。
「じゃあ刀使ってみてよー。右のが
束が再び空中にディスプレイを呼び出し、キーボードでデータを送る。
それを受け取った篠ノ之は、腰の左右に備え付けられている日本刀型ブレードを同時に引き抜く。本差と脇差のような大小ではなく、二刀とも本差の大きさをしている。
右手の雨月を柳生新陰流、十文字の位。左手の空裂をあの異様な掴みで右脇下に添える。
雨月で突きが放たれると同時に、篠ノ之の周囲の空間から赤色のレーザーが複数発射され漂っていた雲を四散させた。
「それじゃあ次は空裂ねー。そいじゃこれを撃ち落としてみてねー、ほいっと」
言うなり、束は固定式の一六連装ミサイルポッドを自身の隣に呼び出した。やはり本人も何らかのISを装備しているのだろう。
「――やれる! この紅椿なら!」
一斉発射された一六発のミサイルに向けて、左手の空裂を神速で横薙ぎに振るう。
すると今度は刀の先端から帯状にレーザーが広がり、一六発のミサイルを全段ほぼ同時に撃墜した。
それ以外の武装は見受けられないのを見ると、近接格闘を重視しつつ中距離にも対応出来る万能型と言った所か。
爆煙がゆっくりと晴れていくと、その真紅のISの堂々たる姿が再び見えてくる。
その場に居たほぼ全員がその圧倒的な性能に驚愕し、魅了され、言葉を失う。そんな光景を束は喜色満面の笑みで眺めていた。
だがその中にあって紅椿以外の物を見ていた人物が二人、いや三人存在した。
千冬は長年の友である筈の束を、まるで敵を見るかのような目で厳しく見つめている。
そしてもう二人は、紅椿ではなくそれを操る人物。まるで新しい玩具を買い与えられた子供の様な笑みを浮かべている篠ノ之を見ていた。
「……一夏」
「ああ……わかってる」
一夏と五飛は、互いに同じ懸念を篠ノ之に抱いていた。
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「たたたたっ大変です、織斑先生ー!」
いきなりの真耶の呼び声に、呼ばれた千冬だけでなく他の生徒も作業を中断して一斉に真耶の方を見やる。
真耶が慌てているのは何時もの事であったが、今回のそれは尋常ではない様子が伺えた。
「こっここここれを!!」
小型端末を千冬に手渡し、その場で膝に手をつき肩で息をしている真耶。情報を手渡された千冬の方は、端末の画面を見るなり更に厳しい顔つきへと変貌した。
すると真耶と千冬の二人は小声でやり取りを始めた。時折ハンドサインも交えて、周囲の生徒にも極力情報を漏らさないような緊急事態下におけるやり取りである事は容易に想像出来た。
生徒の殆どは二人が何を話しているかは全く予想が付かなかったが、五飛と従軍の長いボーデヴィッヒはそのハンドサインから何が起こったかを読み取っていた。
特命、レベルA、状況開始。
読み取れたのはこれだけであったが、十分過ぎるほど理解出来た。緊急事態である、それもISが関わった何かが起こった。
「そそ、それでは私は他の先生達にも連絡してきますのでっ!」
「了解した。全員、注目!!」
真耶とのやり取りを切り上げた千冬が手を叩きつつ生徒全員を改めて振り向かせた。
「現時刻を以てIS学園教員は特殊任務行動へと移る。本日のテスト稼働は中止、各班ISと周辺機材を撤収し旅館へ戻れ。連絡があるまで各自室待機とする、以上」
不測の事態に生徒はざわつき始めるが、千冬はそれを一喝した。無許可外出は身柄を拘束するとまで言ってのけた事から、事態の深刻さが伺える。
「専用機持ちは全員集合しろ! 織斑、張、オルコット、デュノア、ボーデヴィッヒ、鳳……それと、篠ノ之も来い」
「はい!」
妙に気合の入った返事をいの一番に返したのは、今しがた一夏の横に降りてきた篠ノ之だった。
「箒……」
「……不味いな」
力を得た歓喜からか、誰よりも勇み足で千冬の後に続く篠ノ之。だがその背中を見ても、二人にとってはとても危うい印象でしかない。
一夏と五飛の不安はその日の内に的中する事となるのを、この時は誰も知る由が無かった。
(脳内BGMry
突如として緊急事態に対処する事になった五飛と一夏、代表候補生達
だが実働部隊として選ばれたのは一夏とあの篠ノ之であった
最悪の事態を防ぐ為に単独で行動を始める五飛だったが
無情にも、その悪い予感は現実のものとなってしまっていた
次回、思春期を殺しきれない少年少女達の翼 第十八話『歪んだ福音』