書けなかった+思いついたあれこれ盛り盛り
【あらすじと】他者視点で振り返ってみる【裏事情】
<主人公>
気付けばそこは戦場。自分も粗末な鎧を着て、弓を持っていて、いい鎧を着た武者を射抜いていた。
それが信長だと気付いたのが、今世の意識の始まり。
前世の令和まで生きていた記憶と、今世の織田家の足軽になった記憶を整理しつつ、戦があるたびに出張る。
組頭に出生しても、さほど扱いは変わらず、ヒマを使って居酒屋を開始。
仕入れ、仕込み、開店のため、色々作る。
商売を始めたせいか、事務方へ異動。丹羽長秀が部署のトップにいたので、取り入る。
その更に上に村井貞勝という人もいたが、立場が高すぎたのと、年齢も40歳くらいと上すぎたことで、ほぼ関わらなかった。
また貞勝は内政特化であり、主人公が軍事や外交、謀略にと他の方面へ手を出し始めたせいで、今もスルーしている。
でも主人公のやらかしの影響で貞勝の仕事も増加しているので、たぶんそのうち直接怒られる。
<それからの4年間>
尾張統一がグダグダと超スローに進んだり戻ったりの4年。
一度、森可成が反乱するも、丹羽長秀の説得に応じて帰参する。
<鳴海城>
鳴海城の山口親子が、織田から今川へ寝返る。尾張のトップ織田信行、即行で今川への降伏をキメる。
用済みだと消されると知った山口親子、乱心。尾張へと移動中だった今川義元を桶狭間で討ち取る。
信行、これを受け武田へと援軍要請。尾張へと武田軍を引き込んで、鳴海城を攻めさせる。
<家康>
義元の死で混乱する駿府から脱出した家康、三河にて独立を決める。
使者を出して山口親子を取り込み、三河一向宗と組んで援軍として送り込んで西を安定させると、忍者を使って駿府を燃やし、今川へ攻め込む。
その直前、山口親子への使者が義元の首と太刀を持ち帰ったので、自分の妻子らと交換する。
使者は史実の秀吉。
<主人公>
先の見えない状況への不安から、津島の南の服部党を攻略して、自分の根拠地を得ようとする。
策は成功して、城を造らせ乗っ取るも、織田家に取り上げられる。
その腹いせに、商人と尾張一向宗を介して、武田軍に荒らされていた尾張の農民らに食糧と武器を流す。
<その影響>
一揆勃発。鳴海城に入っていた一向宗の兵らと同心。鳴海城はそのまま一向宗に乗っ取られ、山口親子は討ち取られた。
実は討ち取ったのは一向宗ではなくて、ノリで暴動に参加した池田恒興。殺っちゃったあとに、さすがにヤバいかと思って鳴海城を離脱。土地勘のある尾張へと戻る。
鳴海城の変化を見て、武田軍は甲斐へと撤退。家康も今川攻めを中断、岡崎へと後退。
<武田>
攻め込む先は今川にするか斉藤かで、信玄と義信の親子が対立。そのまま内乱へ。
<斉藤義龍>
美濃国主、斉藤義龍。グダグダな周囲を見て取り、もっともグダグダな尾張へと侵攻する。
森可成や柴田勝家を別方向にひきつけての、戦術的な奇襲に成功。信行のいる清洲城の包囲に成功するも、そこで寿命を迎える。
死因は病死。しかし尾張に自ら来ていたのは、史実の信玄同様に、目標へと進むための戦場で死にたかったからかもしれない。
<信行暗殺>
義龍の死後も解けぬ包囲の中、清洲城にて池田恒興が、織田信行とその側近たちの暗殺をキメる。
もはやプロの暗殺者である。あのゲームのアサシン枠の英霊で呼ばれそう。
黒幕は丹羽長秀。しかし村井貞勝も賛同していた。暗殺後の清洲撤退か、降伏のため、台帳や書類の処分、隠匿などに奔走していた。
暗殺後に丹羽が燃え尽きたので、実は貞勝はかなり困っていた。
<秀吉>
今世の鳴海城から広がった、三河一向一揆に参加しようとする義父、本多正信を止めて、鳴海城を落とす計略を渡す。
その褒美に本多家の遠縁の娘と見合いしたが、失敗したらしい。
見合い相手に和歌の交換を持ちかけられたが、この時期の秀吉は、まだ文字が書けなかったからだ。この後、勉強を始める。
<主人公>
清洲城へ潜入。持ち込んだ手製の綿火薬で手投げ弾を生産、それを使った夜襲からの総員脱出を丹羽に提案。
あと前世が覚醒する前に、信長の兄の信広も殺っていた事も判明する。
それはそれとして、信行の嫡男、坊丸を担いで、織田家存続させよう、とも提案する。
<提案された丹羽長秀>
そうした場合、織田家を実際に切り盛りする事になるわけで、それは坊丸をお飾りにして織田家を乗っ取っている状態では? 鎌倉幕府の北条以下では?
丹羽は「こいつ、主家乗っ取りをシレッと提案してきやがった!」と戦慄しつつも、他にいい手段も思いつかずに、とりあえず村井へと相談する。
しかしむしろ暗殺前からそのつもりだった村井に、逆に諭されてしまって「どいつもこいつも好き勝手を!」とヤケになる。
そして前田利家ら、信長の馬廻りだった面子を集めて、力自慢の引く大八車に乗っかって、手投げ弾と弓矢をバラまきながら斉藤家の陣へといい笑顔で特攻。
見事に日根野弘就、安藤守就などの大物を討ち取る事に成功する。溜まったストレスって、爆発するとすごい。
<その影響>
日根野は美濃取った後に信長に仕官してた強い武将、というだけなので、影響は少ない。
しかし安藤は有力な土豪で、竹中半兵衛の嫁の父で、後ろ盾。
半兵衛自体は小領の領主なので、史実通りに斉藤の後継者の龍興に嫌われたら、生き残れるのか怪しくなってくる。
そんな半兵衛は稲葉山城を16人で占拠した伝説は達成できるんだろうか。
たぶん、美濃もグダグダになりそう。
<主人公>
実は織田家のために、あちこちの勢力に工作してました。丹羽様の名前で! と、まとめて事後報告する。
当然怒られる。工作のうち、甲斐武田の内乱を長引かせるための、諏訪独立を実行して来い! と部将の地位とともに追い出される。
信濃の豪族へのツテがないので、それを作るためにまずは比較的近くの木曽家へ。木曽家へもツテが無かったが、ぶっつけで成功。
しかしそこで同じ目的を持つ先客の、のちの秀吉と出会う。
動揺してつい、お前の故郷の家族を知っていて、どうにでもできる立場だと示してマウントをキメてしまう。
何とか巻き返そう。秀吉と諏訪独立に協力して動いて友好度を上げよう。そして、織田と松平の同盟の架け橋となろう。と企む。
<オマケの主人公の被害者ズ>
<被害者の藤吉郎(秀吉)>
鳴海城に入っていた一向教徒とは別口の、傭兵らの中に知り合いがいたので、内通させて城を落とす。
その時一向宗たちが船で長島へと逃げていくのを見て、その仕掛け人を探って、主人公が犯人だと探り当てていた。
なので、実は主人公のことを知っていた。
尾張の武士なのに、事前に鳴海城の一向宗と話し合いができて、落城すると先読みして、逃走の手段と逃亡先を用意するような人物。
おまけに自分と同じ発想をして、同じく木曽まで自ら乗り込んでいる。
そんな存在に自分のことを知られていて、しかも自分の故郷と家族の命運を握られていると知って、滅茶苦茶ビビッていた。
しかも一向宗の手先かと疑ってきた。まさか濡れ衣を被せて、始末するハラか!? と更にビビる。
かと思えば、織田と松平の同盟を、とか言い出した。「いや、そんな権限オレ持ってないんですわ」と言ったが「上に言ってくれればいいよ」と聞いてくれない。
諏訪独立のために協力を、と同じ事を言ってきたヤツがいる。そう言って、自分をこいつの前へ連れて来た木曽義昌を軽く恨む。
その木曽義昌が、話の展開についていけずに黙っていたが、そこにずっといたのに気付いて、助けを求める目を向けている。
<同じく被害者の村井貞勝>
なんか生えてきた、謎の犠牲者。
史実でも今世でも、行政のプロ。その手腕で織田家の運営を回してきた。
その織田家の現状に、信秀のボウヤたちじゃダメだと見切りをつけて、傀儡政権を樹立して、織田家を乗っ取る決意をした。
主人公に対しても、思うものはある。あと清洲城の暗殺以降の丹羽が弱って見えて心配している。でも仕事が忙しすぎて、それどころではない。
<おそらく最大の被害者の丹羽長秀>
主人公が名前を使ってやらかしたアレコレを引き継いで、仕事量が激増。
また行動だけを抜き出すと。
『池田を使って信行を暗殺、すぐ池田も処分。幼い後継者を担いで織田家を乗っ取った』
という非道な策士ムーブをキメてしまったので、一昔前の松永弾正久秀の扱いを受けそうな人。
つまりギリワン(ステータスで義理の数値が1)候補。
これまでも、たぶんこの先も、主人公のあれこれの犯人にされるので、謀略の数値も高くなりそう。それが余計にギリワンへの道に……
忙しいので部下を鍛えて、一部でも仕事を任せたいが、第二の主人公が生えてきたらどうしようか怖くてためらっている。
<被害者ではある前田利家>
史実では稲生の戦いで活躍して褒美をもらって、幼な妻ゲット。出世もして、そしてやらかして追放されて何年も苦労するはずだった。
稲生で信長が死んだ結果、結婚は伸びた。しかしやらかしの原因の茶坊主も尾張に来なかったので、そのまま織田家に勤める。
しかし信長に実家の当主にしてもらえた史実が、信長ごと消えた。その結果、ちょっと実家でも浮いている。
嫁が従姉妹なので、結婚が伸びたのはその家中の立場のせいでもある。
清須城脱出戦で、丹羽に巻き込まれて大暴れ。戦後の論功行賞で出世に成功する。
その代わりとばかりに、信行の嫡男、坊丸の御付にされる。
正確には、その坊丸の過保護な祖母と化した土田御前、信長と信行の実母への生け贄。
元信長の側近たちから選りすぐったイケメンたちで、モンスターペアレンツならぬ、モンスターグランマになった彼女を、なだめるのだ。
つまり、彼の今の仕事はプロのホスト集団のリーダーである。
<最初の被害者の織田信長>
いや、最初は信広かもしれない。
人狼ゲームの、初日犠牲者のように死亡した。
実は生きていた展開とかも考えたが、若い頃の信長が大人しく潜伏できそうにない気がしたので、そのまま無事死亡。