3連休は更新します。
その後はちょっと待ってね。京都ムズカシイネ。構想は広がるけど。
<主人公とメインストーリー>
尾張は信長、信行亡き後に残った幼い坊丸(9歳)という当主に、せめて官位が欲しい。
諏訪は、義輝の御内書で信濃守護になっている武田信玄への対抗と、地元の国人らを従えるため、勝頼に官位が欲しい。
美濃は全くいう事を聞いてくれない国人らを従える大義名分に、不破光治に官位が欲しい。
そもそも官位と言っても、最初は朝廷が国司を全国各地に置いて、鎌倉幕府が、というか頼朝が守護と地頭をこれまた全国各地にバラ撒いて。
結果、全国各地で陰謀やら力関係やら婚姻やら実力行使やらで、地方がゴタゴタしたバトルロイヤルの果てにようやく地位が固まって。
更にそれが応仁の乱から、下克上上等の権力闘争再び状態に。という経緯があって。
だからこの時代に官位をくれ! というのは、決着が付いた、もしくは付けるために、チャンピオンベルトをくれ!
みたいな宣言といっていいと思われる。
ちなみに国司のうち大名になるまで生き残れた家は、北畠と一条と姉小路くらいらしい。
強いて言うなら、九州の阿蘇と、大友もそれっぽいが、それだけ。
姉小路も一条も、田舎で、かつ京とのつながりが太い家だから生き残れた感が強い。
名門が長く生き残るのは、やはり難しいようだ。
また国司に女性がなった例はない。
なので美濃だけ女性の帰蝶が当主なので、官位が当主にもらえない。
しかし大名家の当主以外に官位を渡しては、そいつがトップを狙ってしまう。
そこで竹中半兵衛と帰蝶の力。つまり氏家の遺領+竹中家+安藤家の協力+稲葉山城周辺で抑え込める不破に官位を、という話になった。
半兵衛が美濃のパワーバランスを考えた結果と、28歳の帰蝶を19歳で嫁に貰うのをイヤがって不破にパスしようとする陰謀のミックスでもある。
国を想った策を立てるが、そこに自分の都合を混ぜるあたりが実に主人公の『同類』。
そんな三国共通の官位の必要性を、主人公の後始末と事後報告の中から悟った丹羽長秀。『同盟ついでに合同で官位申請したらいいのでは?』と企む。
そして三国とも、京へのツテと出張させる人材の空きが無かったので、主人公に三国の命運が託された。
安心して託したのが諏訪の勝頼だけだったのは、なぜだろう。
なおこの京への出張は、主人公が美濃から帰るちょっと前に送った報告書を丹羽が受け取って、主人公が尾張に帰るまでの間に決まったらしい。
相変わらず仕事が速すぎる。
なお柴田と森らによる川並衆への仕置きの手配と、生駒家への空く予定の川の利権の管理要請と、木材及び紙の工房建設と、熱田の加藤とその流通の話し合いと。
諏訪と美濃への一部の難所の街道整備と、ついでにその邪魔になりそうな土豪の排除まで行っている。
まさに
街道整備は、実際に歩いた堀少年に計画書を書かせている。部下もブラック労働。
無茶ブリをされるが、そういうブラックさは回避しがちな主人公は、尾張で溜まった仕事を片付けたり、鎧を新調したり、各種武器を調えるなど危険への対処を考えて装備を整えていた。
京での工作や交渉に、貴族の冷泉季方を丹羽が付けてくれたので、彼を旅の間守る必要もあったのと、何か嫌な予感があったらしい。
ちょうど出会えた護衛にも斥候にもなる人物、修験者の円融も雇い入れて、旅立った。
そして美濃で即行でいなくなる円融。
貴重な内政官だと発覚したので、半兵衛に強引に引き抜かれたのだ。
せめて自分が美濃で立ち上げる寺への与力のポジで、と抵抗する主人公。
「有為な人材を無条件で引き抜こうなんて、ひどいと思わないんですか」
「知っていますか? 忙しさでも人は死ぬんですよ。忙殺って言うんですけどね」
ガンギマった目でそう言う半兵衛に抵抗して、譲歩を引き出せた主人公。かなり頑張った。
半兵衛が怖くてスカウトに従ったが、半兵衛が怖いので近くで働きたくなかった円融の意思もあったけど。
官位を得るには多量の銭、具体的には4~700貫くらい。最悪1000貫ほどの献金、工作資金が必要になる。
しかしこれを銅銭で用意するのも運ぶにも大変だし、輸送も陸路だと関所で中抜きされかねない。
何なら大金を見た関所が『実はここは山賊のアジトだったんだよ!』と豹変する可能性まである。
そこで予算は手形や証文の形で。諏訪の分はここで受け取って、美濃の分と合わせて尾張へと送って、尾張の予算と一緒に船で京へ。という手筈なのだ。
決めたのは丹羽で、実行するのは熱田商人の加藤。尾張の予算を出すのも加藤。
美濃から尾張へと、予算の輸送の手配をしたのも加藤。京で主人公の補佐をする仕事も加藤。
なんか加藤かわいそう。しかもこの上で、自分の商売のために京からの仕入れルートを確立する仕事も待っているぞ。がんばれ加藤。お前が尾張のナンバーワン商人だ。
だから酷使されてるんだけど。
後方で苦労する加藤をよそに、主人公と冷泉は美濃から関ヶ原経由で近江の六角家へ。
浅井を攻めるか、牽制だけでもしてくれ。という交渉を、半兵衛から依頼されていたからです。
織田家の家臣なのに。
そこにすでに疑問を持たなくなっている主人公と半兵衛。そういう意味でも『同類』たちは仲が良かった。
馴れ合いすぎて、この仕事の報酬を要求するのも、出すのも、双方忘れている。それでいいのか戦国武将たち。
そしてこの仕事のせいで、観音寺騒動に巻き込まれる主人公。
しかも史実では後藤親子だったのが、後藤と進藤の両藤が斬られた直後の現場に、踏み込んでしまった。
そして両藤を斬ったと思われる犯人は、主人公にも襲い掛かってきた。
とりあえず返り討ちにして、斬られた後藤と相打ちしたように死体を動かし、無関係を装う主人公。こいつ流れるように何やってんだ。
その後、混乱する観音寺城を『怪しいヤツ!』と捕まりそうになりながら、冷泉を回収して後藤家へと逃げ込む。
つい逃げ込んだ先で、殺人事件に巻き込んでくれた六角家当主の六角義治をディスったが、ウケが良かったので「あっ、これイケるわ」と策を思い付く。
六角当主の人望を下げまくったら、城に帰って来れずに、近江は他所に一切手を出す場合じゃなくなって無力化するんじゃね?
尾張が伊勢侵攻を考えているのは知っていたので、好都合だと思ったらしい。
また殺人犯が六角義治ではなく、その側近だったと判明したのも、じゃあ余計に義治を下げないと! と決意させた。
なお対浅井にも動いてくれなくなるけど、そこは仕方ないねと勝手に切り捨てている。
一応はヴィジョンがあるので、行き当たりばったりだけではない。
今回官位買収同盟からハブった松平家の家康。彼をこき使おうというヴィジョンが。
まずは武田信玄を相手に、諏訪と武田義信の味方として戦ってもらって。
次に浅井と戦う事になるだろう、斉藤の援軍として尾張を通り抜けて、向かってもらう。史実でも姉川の戦いで織田領を通過して援軍に行ったし大丈夫。
その功績で、官位を得る協力を両家から得て、徳川家康に進化してもらって。
尾張・伊勢を支配する、伊勢湾の覇者、織田家。
諏訪・信濃を支配する、信州の雄、諏訪家。
美濃・北近江を支配する、京への街道整備頑張れ、斉藤家。
三河・駿河を支配する、東海道一の弓取り、徳川家として。
この官位同盟の仲間入りと、できれば盟主になって欲しいと考えている。
その場合生き残っちゃう、甲斐の武田義信はどうしよう。武田だし、滅ぼしたいんだけど、代わりに甲斐統治は罰ゲームが過ぎるし……
あと同盟の東西の事は、同盟が出来た後に考えよう。
と、不安要素はあるが、そんな構想を持っていたりする。
尾張一国の不完全な支配しかしていない、織田家の1部将でしかないのに。
現代人の意識のせいで、今世の全てを見下しているのか、俯瞰できているのか。本人にもたぶんわからない。
ただ丹羽だけは尊敬している。『様』を付けるのは、彼にだけ。
他は全て『さま』や『さん』だった。あと『同類』にだけは『どの』を付けている。
そんな丹羽にも、無断でこの計画を立てて、実行しているのだが。
だからお前たちは報告連絡相談をしろ。
ヴィジョンに入っていない六角家には、退場してもらって。
何なら不破さんから暗殺依頼のあった将軍ごと退場してもらって。
官位をもらうための献金に3~5割上乗せして、中抜きしていく将軍ごと消して、スッキリさせたいな、と考えていた。
蒲生にバレてつるし上げられた。
なので色々ぶっちゃけて、逆に誑し込んだ。You, 近江の頂点取っちゃいな Yo!
意外と野心はあった蒲生。コロッと騙されて、将軍暗殺に協力する。
蒲生だけで背負うには、近江は重過ぎる。そんなに軽いものではないでしょう? と再び蒲生をそそのかして、後藤家も巻き込んだ。
そして甲賀衆と杉谷善住坊を加えて、長年の京の監視生活から一時だけ開放されて、鷹狩りをエンジョイ中の将軍を襲撃する。
暗殺成功。そして杉谷の裏切りで、背後からの銃撃。
新調した積層革鎧は、その銃弾を貫通させなかった。衝撃は殺しきれなかったので、転倒はしたが。
トドメを刺しに来る杉谷に不意打ちで、隠し武器の数々を使って返り討ちにしたが、まだ高価な着火装置を使い捨てにする閃光玉はもったいなかったかなと後悔した。
マグネシウムやアルミの粉を用意できなかったので、鉄や青銅の粉を黒色火薬に混ぜて作った閃光玉だが、当然着火しないと反応せずに光らないわけで。
小さく砕いた火打石を一面に貼り付けた小片。それを打ち合わせるバネ仕掛けと、短い火縄と組み合わせた着火装置をでっちあげて、何とかしたのだ。
だから閃光玉と言いつつ、実は少し爆発する。
そのせいで装置ごと壊れるんだけど。
他に卵の殻に漆を塗って、多少強度を増して持ち運ぶ中に壊れにくくしただけの、山椒の粉のたっぷり入った山椒玉とか。
生石灰を詰めたあと、硫黄と硝石の混合物を入れた小さなツボ。水を入れると二酸化硫黄のガスを出す、室内で使うと大惨事なケムリ玉。
しっかり毒が塗ってあった、投げナイフ。
ムダにナイフが飛び出す仕組みが仕込んであった手甲と、同じく刃物が飛び出す革のブーツ。
何に使うつもりだったのか、エリに仕込んだ針金。
暗殺現場に残してきた、松永家の家紋の蔦紋が入った袋に入れ替えた、流星錘。
などムダに沢山の装備を用意していた。
作っていたら楽しくなってしまったらしい。
そして杉谷を倒し、京へ向かった。
オマケのはずなのに、妙に期待されている紹介コーナー。
今回は 小説家になろう から 異世界転生ダンジョンマスター 温泉ダンジョンを作る を推してみる
たぶんマンガ家ではないはずの、天原 氏の作品で、92話連載中。
現代人をファンタジー世界へ召喚、ダンジョン経営をさせる系のお話だが、転移前に夢で「こういう感じの世界に、ダンジョンマスターとして呼ぶよ」とちゃんと説明して、考える時間をたっぷりくれる親切設計。
中で人同士やモンスターが戦闘するとポイント沢山入る仕様だが、あえて温泉特化のダンジョンを作るオリ主。
美容に効果アリにしたら、女性達が本気出した。ダンジョンが男子禁制になったり、貴族らが下層の高効果の温泉目指して、集団でトレーニングに励んだり。なお貴族より早く体力を付けて、一足早く入りに行く女王。
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