ある日の金曜日。高校では午後の授業を終え、部活の時間。剣道場から竹刀が何度も激しくぶつかる音が聞こえてくる。
中では防具をフル装備付けた二人の剣士が剣を交えていた。一人は顧問の『ベレス』。対する相手は、高校の生徒会長にして剣道部のキャプテン『エーデルガルト』である。
ベレス「はあっ!」
エーデルガルト「やぁぁぁ!!」
鍔迫り合いをした後、二人は距離を取る。そして息を整えると再びぶつかり合う。
ヒルダ「ねぇねぇ『レオニー』? これどっちが勝つのかな?」
レオニー「さぁ・・・どっちも強いからな〜」
アネット「先生ファイトー!」
イングリット「会長も頑張ってー!」
道場の端では、部員達が固唾を呑んで見守っていた。そして・・・。
ベレス「面!!」
ベレスの鋭い一撃がエーデルガルトの面に当たる。
ドロテア「面あり!」
審判の『ドロテア』が宣言する。勝者はベレスとなった。
試合を終えた二人は、下がって互いに一礼。道場の端で正座して面を取る。
エーデルガルト「ありがとうございました、師」
ベレス「こちらこそ、いい勝負ができた。ありがとう」
ベレスとエーデルガルトは互いの健闘を讃えあう。
ヒルダ「先生!今度は私とお願いします!」
レオニー「私も!」
イングリット「私も!」
ベレス「待て待て!順番だ順番!」
その後ベレスは、ヒルダ、レオニー、イングリットとも試合をする事となった。
ベレス「面!」
ヒルダ「うぎっ!?」
ベレス「小手!」
レオニー「おおっ!?」
ベレス「胴!」
イングリット「うわっ!?」
そして三試合とも、ベレスが完勝するのであった。
ヒルダ、レオニー、イングリット「「「ありがとうございました!」」」
ベレス「ありがとうございました。今日の稽古はここまでだ。お疲れ様」
部員達「「「「「お疲れ様でした!!!」」」」」
挨拶をした後、部員達は防具を片付ける。
部員達が帰った後、ベレスはいつもの自主練をしていた。
ベレス(皆んな強くなった。だがまだ苦手な部分がある。あの子達の顧問として、そこら辺もしっかり教えないと)
???「先生?」
そんなことを思っていると、部員の一人である『マリアンヌ』がベレスの元を訪れる。
ベレス「どうしたマリアンヌ? 何か用か?」
マリアンヌ「明日の稽古の後、個人指導をお願いできますか?」
ベレス「別に良いぞ。お前も皆んなみたいに強くなりたいんだろ?」
マリアンヌ「はい!ありがとうございます!」
話をした後、マリアンヌは帰っていった。
ベレス「さて、もう少し頑張るか」
ベレスは自主練を再開するのであった。
続く