キヴォトスの生活費?Vtuberで稼ぐか...   作:開拓者

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感想を見ていましたら「どこかの風紀委員長」と言う言葉が見えましてね...

書くしか無いだろう?

感想や高評価お待ちしてます!


シャーレでの勤務、そして出会い

おはよう、画面の向こうの君たち。

 

僕は今

 

「先生殿...これどうしよう」

手に握りしめた通帳、そしてそこに書かれていた文字...¥875,000を見て、驚愕するしか無かった。

 

「僕、配信2日しかやってないのに...日給換算したら...43万7500円だよ、おかしいよ」

 

"おめでとうミイ、君は1ヶ月の私の給料をたった2日で超えた"

先生は拍手してくれるが、目は笑ってなかった。

 

「と、取り敢えず先生殿に生活費として全部渡すよ」

 

"ぜ、全部ッ!?そんなに受け取れないよ!"

先生は先程まで天井を向いていたのに、とんでもないスピードでこちらを向き速攻拒否してくる。

 

「いや、機材とか揃えて貰ったし...あと食事代とか諸々の生活費で多分これくらいじゃないかな」

機材は本当に高かった、まさか50万以上して先生のクレカ*1で払うことになるとは思いすらしていなかった。

 

「先生殿、貴方がいなければ僕はここに立ってないんだ、どうか受けとってくれ」

 

"分かったけど...半分だけ受け取るよ、残りは出世払いね"

 

「ありがとう先生、恩に着るよ」

 

 

▲▼▲▼

 

"そうだ!ミイ、今日シャーレの仕事をちょっと手伝ってもらってもいいかな"

言っていなかったが先生はシャーレ...あれどこだっけ、連邦生徒会直属の組織の顧問なのである。

つまり偉い。

 

「別に大丈夫ですけれど、パジャマでも大丈夫ですか?」

...そう、金が無いし何よりVtuberとして活動しているので万が一身バレ*2でもしたら大変なので殆ど外出しないようにしている。

ヒモじゃん。

 

以上の理由で部屋着だけで十分だろwwwと思っていたら普通に外出する機会があった。

 

"...まぁ、良いんじゃないかな"

先生殿の許可も降りたし良いか!

 

"後でミイの私服買わないと..."

そう心に誓う先生であった。

 

 

 

「ここがシャーレ...大きいな(小並感)」

パジャマでキヴォトスの町中を堂々と歩き、到着した。

 

"そうだね、ここが連邦捜査部S.C.H.A.L.E...私のオフィスもあるし、仮眠室とかもあるよ"

 

「え"っ仮眠室あるの!?最高だなここ」

もはや家として機能しそうだ、というか先生も帰れない時はここで一夜を過ごすらしい、家じゃん。

 

"さ、中に入ろう、仕事の説明をしなくてはならないからね"

そうして僕はビルへと侵入...ではなく、許可を得て入ったのだった。

 

 

 

"今日ミイにはこの仕事を手伝ってもらいたいんだ"

 

ドサッ!

先生が持ってきた大量の書類は中々の音を出して机の上に置かれた。

 

"ちょっと多いかもしれないんだけど、順に説明していくからね"

そうして僕は先生に書類処理のレクチャーを受けた。

 

 

"あ、あと最後に、今日はミイとは別の手伝い...当番を頼んでるんだ"

 

「当番?」

 

"えっとね、1日ごとに仕事を手伝ってくれる人を変えてるんだ。前までは私だけでやっていたんだけど...どうにも書類が多すぎて、親交を深める意味も兼ねてやっているよ"

 

「なるほど...え、じゃあ僕必要なくないか。」

この世の真理に気づいてしまった。

 

"いや、今日の書類はいつもよりおかしいくらい多い、当番の子も優秀なんだけど...終わりそうに無いんだ、だから呼んだってわけさ"

一体何をしたんだ先生殿、書類が増えるってどういう事だ

 

"後はミイが人と関わる機会を増やす為でもあるかな、まぁミイ外出れないしね"

 

「まるで僕がニートみたいな言い方してるけどちゃんと働いてるからね、それでその当番の人はいつ来る?」

 

"多分もうすぐ来るんじゃないかな"

その時

 

ピンポ~ン♪とインターホンが鳴った、いやインターホンなんてあったか?

 

"到着みたいだね、多分こっちに来ると思うよ"

 

「...出迎えないのかよ」

というか分かってるってことは今日の当番の人はここに何回か来てるんだな。

 

 

「先生、来たけど...そのパジャマの人は誰?」

僕と先生の前に出てきたのはふわふわそうな白髮で、ちょっと身長が低い女の子だった

 

"紹介するね、この子は空崎ヒナちゃん、ゲヘナ学園の風紀委員長でめっちゃ強い"

 

「ちゃんは辞めて、変な気分になるから」

...この人は僕の配信を見てる気がしないが、バレたらまずいので一応警戒はする。

 

「...空崎ヒナ、先生が言ってくれたけど、ゲヘナ学園所属の3年生、風紀委員長をやってる」

 

「そ、空崎さん、よろしく...先生、次は僕の番か?というか名前も言うの?」

 

"どう考えったって君の番でしょ...ヒナは見てなさそうじゃない?"

 

「えっと...僕は水城ミイ、宜しくね」

...一瞬僕の名前を言った時に表情が変わった気がするけど、疑い過ぎだよね。

 

「水城、宜しくね」

 

「う、うん」

そうして僕と空崎さんは握手をするのだった。

 

 

▲▼▲▼

 

「ああ腰が...」

長時間座っていると腰がきつくなる、後ずっと書き続けてるせいか腕も若干痛くなってきた。

 

「水城、少し休んだら?私が代わりにやっておくから」

空崎さんは僕のことを心配して仕事を変わってくれた。

 

「空崎さんありがと〜...ああ痛ぇ」

 

 

一つ思う、空崎さん疲れてないかと。

 

いや、何か目の下の隈もあるしなんかこう...疲れてる感がエグいと言うか、夜勤終わりの先生みたいな...

 

「ありがとね空崎さん、もう痛くないから大丈夫だよ」

 

「そう、良かったわ」

...やっぱり疲れてるだろ。

 

 

"2人共!そろそろ休憩にしよう"

先生が休憩の時間を入れてくれた。

 

「先生!時に休憩時間は何分ですか!」

休憩時間を質問する、時間によってやることも変わるのだ。

 

"それは...30分!"

 

「は〜い!」

素晴らしいタイムだな...

 

"あ、私ちょっと下のコンビニでお昼買ってくるね、好きにやっといて〜"

何故かニヤけながら先生は去っていった。

 

 

取り敢えず話して見ようかと思ったが、空崎さんはイヤホンを耳に装着し、何か聞いている様子だ。

 

...好奇心は猫を殺すと言う言葉も存在するが、人間の動力は好奇心だ。

だから見てしまうのもしょうがない。

 

僕は空崎さんのスマホに映っている映像を見る、すると

 

「(ぼ、ぼ、僕の配信んんん〜!!!!)」

しかも例のASMR伝説認定された動画である、辞めて。

 

「...ふふっ」

空崎さんが笑顔だ!?さっきまで冷静沈着な様子で全てを見据えているかのようだったのに!笑ってるよ!

 

「...」ポチッ

おい切り抜きじゃねえか、というかループ再生押さないで。

 

「へにゃぁ...」

溶けてる、ふわふわになってる、僕の声にはそんな効果無いのに。

 

...先生にも人と関わる機会を増やす為って言われたし、僕が行動しないと何も始まらないよな。

僕は意を決して話しかけることにした。

 

「そ、空崎さん?」

 

「っ!?ど、どうしたの?」

固体に戻った空崎さん、急に話しかけられて驚いていた...まぁ当たり前。

 

「あのさ、えっと〜...」

やばい、何も話す事が無い

 

「...思ってたんだけど、目の下の隈凄いよ、大丈夫?」

真っ先に出てきたのは心配と労いの声だった。

 

「ッ!?」

 

「こうなってるって事は...空崎さんはめっちゃ頑張ったんだよね、僕には到底出来ないよ、尊敬する」

...配信でも言ったような気がするが気の所為だろう、あくまでも僕の予測だが...空崎さんはとんでもない量の仕事してる。

そんなの凄い、褒めるだろ普通。

 

「初対面だからあんまり分からないけど、今日はもうゆっくり休んだほうが良いと思う...よ?」

 

「...ありがとう」

感謝された。

 

「一つ聞きたい事があるんだけど、貴方って配信をしていたりする?」

 

「してますね」

 

「チャンネル名を出してもらえたりするかしら?」

 

「...ちょっとそれは「出来る?」

 

「ミイの配信部屋です」

あ、バレた...終わった。

 

「やはりね...名前の時点で怪しかったけれど、あの言葉で確信したわ」

 

もっとこう...今日の朝ごはんは何でしたか?とかの方が良かっただろうな。

 

「それにしても...」

空崎さんは僕に近づいてくる。

 

「本当に目の前にミイ様が居るなんて」

いや僕が同じなの声だけだよ!?体結構違うよ!?

 

「少しお願いがあるのだけれど、良いかしら」

 

「...物によるけど」

金出せとかは無理、お金無いからね!

 

「その...膝枕...してもらったり...」

 

「いや丸々あの配信じゃねぇかよ!!!」

 

「...配信だとしてくれるのに、ここではしてくれないのね」

空崎さんは少し悲しそうだった、ごめん僕にはどうにもできない。

 

「というか初対面なのに出来るはずが...」

 

「...しょうがないわ、貴方の情報を拡散するしか方法はないようね」

空崎さんは自分のスマホに手をかける

 

「やるんで辞めて下さい、僕の命が無くなります」

そうして僕は脅され渋々膝枕をやることになった。

 

 

 

 

 

 

"ただいま〜"

先生がコンビニから帰ってきた、手は2つのエコバッグを持っている。

 

"(ミイくんヒナちゃんと仲良くなってるかな〜)"

そんな期待を持って先生は二人の居る場所に向かうが

 

 

 

 

「私だってこんなに疲れる仕事したくなかった!皆の為にいつも頑張った!でも...!」

ソファでもなく仮眠室のベッドでも無くミイの膝で寝ているヒナと

 

「良く頑張ったねヒナ...偉いよ、君の努力は無駄じゃない、僕がその頑張りを見てるよ」

ヒナの頭を撫でながら虚ろな目をしているミイが居た

 

「ミイの配信が見たいのに、仕事が終わらなくて...ファンクラブの皆みたいにコメントもスパチャも投げられなかった!」

どんだけ大変な仕事してるんだ...とミイは思っていた。

 

「...もっとミイに好きって言われたかった!あ、愛してるって言ってほしいっ!」

いつの間にかヒナは様を外していた。*3

 

「ちょ、おかし...」

 

「...」

 

「ぐっ...あ、あ、愛し...てる」

ミイはなんとか言い切る。

 

「...幸せ」

ヒナは溶けてぐったりとしていた。

 

 

 

 

"(私...なんかしたっけな?)"

先生はいつの間にか準備されていた箸を取り、弁当を食べながらその光景を見ていた。

 

 

 

 

 

 

後日談

 

ピロン♪

 

誰かからメールが来た、「空崎ヒナ」と表示されている。

そう、空崎さんと連絡先を交換したのだ、勿論おど...普通に交換したぞ。

 

トーク

今日はありがとう、久し振りに自分をさらけ出した気がするわ

その...出来れば、またやってもらえるかしら

あ〜!お客様!ファンクラブの皆様ががお怒りですよ!

既読

 

………

ごめんて、分かった、やるから

既読

 

ふふっ...ありがとう

 

 

 

「...これが身バレのデメリットか」

そう、深く実感するのだった。

*1
一括☆

*2
ファンクラブ上層部の化物共は声で判断できる

*3
ついでに過去形すらも




明日はお休みです、おやすみなさい

ヒナちゃんキャラ崩壊気味で大変申し訳なかったです

見たい章を教えてください。(あくまで参考程度に)

  • アビドス高等学校編
  • 時計仕掛けのパヴァーヌ編
  • エデン条約編(きつい)
  • RABBIT小隊編
  • 最終編
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