ナザリックレ○プ!至高の"元"御方と化した先輩!   作:ニコラス―NICORUTH―

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完全終了するユグドラシルUC

―――祇園精舎の鐘の声、

         諸行無常の響きあり

 

―――沙羅双樹の花の色、

         盛者必衰の理を表す

 

―――驕れるものも久しからず、

        また春の夜の夢の如し

 

―――猛きものもついには滅びぬ。

      ひとえに夏の夜の夢の如し

 

 と、平家物語で琵琶法師が詠っているが、それは室町時代なんて遥か昔に過ぎ去り、教科書に載るくらいになった、22世紀の時代でも同じ事がいえた。

 未だにこれ、小学校でおしえてるんだよなぁ。

 なんなら、今の世の小学すらでてない人たちも、これと淫夢語録知ってるってくらい、日本じゃ常識なんだよ。

 オセアニアでも常識なんだよ( パプリカ )。

 本当なら平家の滅亡を指してるんだが、あらゆるものに当てはまる日本史屈指の至言だってそれ一番いわれてるから。

 琵琶法師は偉大ってはっきりわかんだね。

 

 そしてこの日、一つの歴史が終焉を迎えようとしていた。

 

「 僧だよ( 諸行無常 )。それと最後のところ、正しくは

"ひとえに風の前の塵に同じ"ゾ。 」

 

 おぉMURはん、オレが祇園精舎を口ずさんでるのを聴いて便乗してきましたね。

 

「 そうっすね。 」

 

「 お、僧だな。あっそうだ(唐突)。タドコロ、これまでお疲れ様ゾ。 」

 

「 オレからも。MURにはすげぇ世話になりましたね。 」

 

 ギルドにおいて、司令塔として活躍してくれたこの顔もこのゲームでは見納めだと思うと感慨深くなりますね。

 

「 とうとうこのゲームも終わりかゾ。これまで散々クソ運営とかいわれていたが、いざサービス終了となるとくるものがあるな。 」

 

「 息の長い作品ほど、思い入れも強いってそれ一番いわれてるから。 」

 

 思えば、オレもこの人狼のアバターで10年近くこのバーチャルの世界を過ごしたんだよなぁ。

 今オレは、永年馴れ親しんだコンテンツの終わりに熱い視線を向けている。

 このDMMORPG、「 ユグドラシル 」の。

 一時期同系統のRPG、及び日本ゲームの代表格とまでいわれたのも、遥か昔だ。

 登場種族700種以上、取得可能職業2000種に及ぶ、圧倒的な自由度を誇るこのゲームの歴史は、激動の連続だった。

 別のクラン、およびギルドからの脱退とこの連合ギルド「 ホモの団 」の設立。

 2ch連合殲滅戦に、ユグドラシルレ○プ!ワールドエネミーと化したワールドチャンピオン、からのムスペルヘイム祭りの一連の流れ。

 声優ギルド襲撃とその取り巻きどもの殲滅。

 それに、いくつものコラボイベント。

 もう十分堪能したよ。

 世界樹に残った九つの葉の世界を巡る物語。

12年もの時を刻んだコンテンツに、幕が降ろされる。

 その瞬間を見届ける為に、今日が終わる、その時を待っている。

 オレだけじゃない。他のギルドメンバー、この連合の中核を担う「 迫真ユグドラシル部 」の仲間たち数人がこの拠点に集まってきてくれた。

 この灼熱都市シモキタザワに。はじめは好きなものを語りたいというのがきっかけで異形種という条件でメンバーを募り始め、それが徐々に街とともにでかくなっていった。

 元々ここは炎巨人の誕生場というフィールドだったんだが、そこのボスを倒していざギルドの本拠としようというときに、どうも殺風景極まりない状態だった。

 そこで、みんなで素材を持ち寄って、ギルド武器と並行して建物の建設に取り掛かり、いつしか大規模な都市になっていった。

 みんなで、この都市を作ったんだよなぁ。

 結果クッソ汚い建物とNPC塗れや。

 ああ~、堪らねぇぜ。

 

 

 他のウマのあったりしたギルドと連合を組み、様々なイベントをこなしたりしているうちに、最盛期においてはギルドランキング7位にまで上り詰めた。

 このゲームにおいて悪名高いオレの古巣は9位であるのを考えれば、かなりの大躍進だった。

 

 それもすべて終わる。今日という日が終わる、12時を時計の針が指し示すその瞬間には、この世界、この美しき思い出溢れる街とおさらばだ。

 これを機に他のギルドの知り合い連中にもここで過ごさないかと声をかけているが、殆ど反応がない。この分だと今いる連中で、ユグドラシル最後の夜を過ごすことになる可能性が微粒子レベルじゃないくらいに存在している。そう思った時だ。

 

「 おいタドコロ、来たみたいだぞ。 」

 

 MURが顔を向けた方向をオレも見てみると、なにか巨大な生物らしき群れがこのシモキタザワに飛んでくるのがわかった。細長いモノ。翼のあるオオトカゲ。中には腕部がそのまま翼になっているものもいる。敵襲かな?と思うところかもしれないが、サービス終了間近になって、ウチに乗り込んでくる奴なんていない。それに、その影たちには見覚えがあった。

 

 

 

 ドラゴンだ。ファンタジーの顔役であり、この手のゲームには必ずといっていいほど登場する、ダントツで知名度の高いモンスター。

 伝承では東西南北各地に、その逸話が存在し、その数だけ姿形も様々。

 

 ユグドラシルでは魔獣をテイム、使役するビーストテイマーの亜種として、ドラゴンテイマーという文字通りドラゴン専門のテイマー職が存在する。だからこんな大群もそんなに珍しいものじゃないです。テイマー職自体、ゲーム内じゃそこそこ人気があるから多少はね?

 

 オレ自身ビーストテイマーだしな。

 その辺は世界的に有名な電気ネズミ兄貴とその相方の超人の功績っすかね。100年経った今でも放映されてるらしいっすよ。

 そして、身近でドラゴンテイマーといえば、あいつくらいか。

 

 前方の龍に人影が乗っていて、鶴を象った紋章の描かれた旗らしきものを持っている。

 地下に自動人形の工場があることで知られる、廃棄都市を拠点とするギルド「 千年王国 」の旗だ。

 主にガンナーと信仰系魔法詠唱者の多いことで知られる、ホモの団に加盟しているギルドの一角だ。

 やっぱりな♂転移魔法とかで来ないで、わざわざドラゴンを群れさせてくる辺りに、あいつらしさを感じるんでしたよね?

 しかし、千年王国だけかな?と思っていたら、東洋龍の背からも、同じように旗が揚がった。勾玉が二つ対称的にくっついたような、陰陽魚とか太極図っていわれてるマークだ。

 この紋章は精神系魔法詠唱者が多いギルドのもの。

 

「 タドコロー、来たわよー! 」

 

 「 幻想響 」のギルドマスターの声がサーバーに響いた。

 どうやら、このゲームが終わるのを名残惜しく感じているのは、俺たちだけじゃなかったらしい。

 他にも連合に与するギルドはあるが、二つ来てくれただけでもありがたいッス。

 

「 MURはん、迎え入れる準備、オナシャス! 」

 

「 いいゾ。 」

 

 

 

 

 

 

「 ヴリヒルドリアはどうももの寂しくなってな。ドラゴンとオートマタがいなきゃゴーストタウンもいいところだ。呼びかけてきてくれてありがとな。 」

 

「 ウチもだぜ。ここ数年で人も少なくなってきてなぁ・・・そのまま幻想入りってくらいか。 」

 

「 ムスペルヘイムはそれでも今のサーバーで一番多いって聞いてるゾ。逆に一番過疎ってるのはニブルヘイムゾ。 」

 

「 しっかし、最後の集まりだというのに、酒が飲めないとは不憫よねぇ。 」

 

「 しょうがないだろ。電脳法があるんだから。だがあるじぇんと、お前変わらずドラゴンフェチなんだな。 」

 

「 フェチとは失礼だな。まぁ事実なんだが。 」

 

 シモキタザワの中心、野獣邸に集結するプレイヤーたち。誰も彼も懐かしい面子ばかりだ。

 

 この酒を飲みたがっているのは「 幻想響 」のギルドマスター、レイム。ユグドラシル最強クラスの精神系魔法詠唱者だ。その隣の魔女みたいな格好の奴は錬金術師を兼任している彼女の相棒、マリッサ。さらにその隣は斬ることしか能のない、と思われている魔法剣士、ヨーム。

 

 そしてオレの手前にいるのは「 千年王国 」のドラゴンテイマー、あるじぇんと。そこそこ名のしれたプレイヤーであり、ドラゴンをこよなく愛する、「 龍の求道者 」だ。他にも来ているらしいんだけども、概ね集まったのは、このぐらいっすね。

 サービス終了当日にこんだけ集まってくれるのは嬉しい、嬉しくない?

 

「 しっかしよく持ったもんだよな。12年も。 」

 

「 コラボイベント多すぎぃ!な上に世界観ガン無視のパワードスーツ実装。あれははっきりいって悪手よね。 」

 

「 だが、その新たにでたコンテンツも開拓されて一定の成果をだしてるんだよなぁ。マーズファクトリーがそうであるように。そこは持ち味の自由度の高さが活きたゾ。 」

 

 MURのだしたマーズファクトリーってのは、オレの元ギルメンの立てたもの作りギルド。主にパワードスーツを製造していて、そのハッテン(意味深)に大いに貢献したんだよなぁ。その結果、ユグドラシルのパワードスーツは戦闘機からロボットになるものや恐竜型みたいにバリエーション豊かになった。前にまた別の生産職のギルメンが練習試合をしたところ、あっさり瞬殺されたというのは、もう過去の話になってるってはっきりわかんだね。

 

「 多くなったよな、戦車型はともかく、自動車そのまんまのヤツもあった。 」

 

「 アレはTNOKさんがトヨタセンチュリー型を使ってたよな。 」

 

「 あのバットモービルみたいなのがセンチュリーであってたまるかよ。 」

 

「 まぁでも、ゲームに多様性を持たせるという点では、あれは大成功なのよね。 」

 

「 そうだよ(肯定)。だが、客受けはよろしくなかったのも事実だゾ。 」

 

「 オレからすれば、ペルソナも怪しいところだが、あれは若年層にウケが良かったからな。パワードスーツよりも、目に見えて良い結果がでてた。 」

 

「 お前んとこのギルマス、ペルソナ使いだっけ? 」

 

「 ああ。数少ないワールド持ちさ。こんな時に来たがらねぇ辺り、人付き合いは良くねぇほうなんだよな、アイツ。 」

 

「 条件難しすぎて、そんなに数いないのよね、ワールド持ち。 」

 

「 ワールド職の一種だからね、しょうがないね。 」

 

 話題は専らユグドラシルでの思い出のことだった。リアルがあれな分、こうやって集まれる場はすげぇ貴重だってそれ一番いわれてるから。

 思い返せば、確かにこのゲームは色々取り込みまくってたんだよな。

 DQ、YU-GI-OH、MH、etc・・・

 そんなガバガバになっても潰れなかったのは、やっぱり自由度故に魅力的であったからか。

 

「 よく仲良くなれたわよね、あの何考えてるかわからないようなのと。 」

 

「 古巣に似たようなのがいたんだよ。だから付き合い方もなんとなくだが分かってな。なぁ、タドコロ? 」

 

「 ・・・ん? 」

 

「 アイツは今何してる?モモンガの奴は40人全員とやまいこさんの妹を誘ってたんだろ? 」

 

 いやぁ、流石にいえないっすねぇ。元ギルメンがとんでもないことをしでかそうとしてるなんてな。

 あるじぇんとは知らないんだろうな。無理もない。あの人は、オレにだけそういうことをするといっていたからな。

 オレにはなにもできない。ただ、彼の仕事が上手くいくことを願うだけだ。

 

 ―――気張れよ、サムライ。どうかベルリバーはんの無念を晴らしてくれよな。頼むよ〜。

 

 

「 古巣ってどこよ? 」

 

「 前、イワナ、書かなかったか?ていうかモモンガっていってたろ。九人の自殺点(ナインズ・オール・ゴール)。あの悪名高い大墳墓のギルドの前身だ。そうだろ? 」

 

「 然り(肯定)。 」

 

 あるじぇんとがマリッサの発言を肯定する。MURのそうだよと区別してか、古語になってしまっているが、多少はね?

 

「 ふーん、アンタたちあそこのギルマスとかワールドチャンピオンと知り合いだったのね。 」

 

「 噂に名高い難攻不落の大墳墓。PKや鉱山独占などの悪行の結果、幾人ものプレイヤーに恨みを買われ、1500人もの討伐隊が編成されるまでに至るが、そのすべてが全滅したという、あのギルドですかね? 」

 

「 そうだよ(便乗)。そのギルドマスターが、前日にタドコロを誘ってきたんだゾ。 」

 

「 ふーん、あのPVP5割のアイツがね。んでそれ蹴ってここにいるわけね。 」

 

「 そうだよ(肯定)。 」

 

「 オレはもう獣王メコン川じゃ、ないからね。多少はね? 」

 

 だが、少しばかり申し訳なくも思っている。なんなら彼をこっちに誘おうかともおもったが、本人はあのギルド拠点で最後を過ごしたいといって聞かなかったからなぁ。

 今のあのギルドは確か、4人しか残っていないと聞いている。

 きっと寂しく過ごしているんだろう。彼はユグドラシルに誰よりも熱をあげていた。その最後に、なにを思うんだろうな。

 

 モモンガ、許してくれよな。

 

 お前を一人にしたかったんじゃ、ないです。お前だって友だちだってはっきりわかんだね。

声を大にして言ったら、誤解されそうだが、

 

―――お前のことが好きだったんだよ。

 

「 あっそうだ(唐突)。そろそろ12時近くゾ。 」

 

「 もうか。 」

 

「 早いもんね。時間の流れ。 」

 

「 そんな事もあろうかと花火、買い溜めといたゾ。 」

 

「 じゃけん打ち上げましょうね。 」

 

 辛気臭くなる空気をMURが払拭してくれた。ホントアンタやKMR、タクヤさんに蓮さん、みんなに会えて良かった。

 迫真ユグドラシル部だけじゃない。「 幻想響 」や「 千年王国 」、それに他の加盟ギルドのプレイヤーたちにも、同じことがいえる。

 こういう縁はいくら金積んでも手に入らない、何よりの宝だってそれ一番いわれてるから。

 

 外にでたオレたちは、ユグドラシルの有終の美を飾るべく、花火を打ち上げる。

 美しかった。これがデータだとは思えぬほどに。

 この花火の上がる中、あるじぇんとはオレの顔をみていった。

 

「 なぁ、タドコロ。 」

 

「 ん? 」

 

「 次はなんのゲームやる? 」

 

「 うーん、そうっすねぇ。やっぱオレは、王道を往く、RPGすかね。これみたいな。 」

 

「 そうか。オレも多分、同じ気持ちだろう。だが・・・ 」

 

「 だが? 」

 

「 実際にやってるからわかるんだけどね、他のゲームでは、ユグドラシルのような緊張感は得られないだろう。なまじ利便性を重視しているから。それくらい、このゲームは唯一無二の存在だった。 」

 

「 右に同じね。私、RPGの他にはシューティングやるんだけど、どれもこれも親切設計すぎる感があるもの。 」

 

「 PKのやりごたえも、ユグドラシルが一番でしたし。 」

 

「 お前そんなんだから人斬りとかって言われるんだぜ?ま、私ら揃いも揃って異形種だけどな。

 ・・・他のゲームでも、モンスターになれるかな? 」

 

「 ここのドラゴンたちよ、ありがとう。オレにかけがえのない経験を与えてくれた。決して忘れない、お前たちのことを。お前らもだ、タドコロ、それにレイム! 」

 

「 なによ照れるわね。 」

 

「 オレもな。トオノ、お前らのことが好きだったんだよ! 」

 

「 トオノって誰だよ。ステハゲの彼氏かなんか? 」

 

「 いや、こいつの飼ってる魔獣ゾ。 」

 

 12年の歴史、これにて終わり!閉店!以上!!

みんなお疲れさん!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この時、オレたちは知る由もないが、ユグドラシルの一番高い山にて。

 

「 おお、たまや~!! 」

 

「 本当に綺麗にできてますねぇ。 」

 

「 モモンガさん。 」

 

「 ん? 」

 

「 今度さ、一緒にやろうぜ、別のゲームを! 」

 

「 ええ。 」

 

「 ペロロンさんのことだから、エロゲだろ?また茶釜さんのキャラが推しになって悶えるんだ。 」

 

「 いや炎雷さん、そんなこといわんでくれよ。 」

 

 同じように、花火をあげている奴らがいたらしいんだよなぁ・・・

 まさかこいつらは、この後別の世界にいって、やべードラゴンを相手にするとかとは思いもしなかったろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、オレたちも・・・

 

「 なぁ、とっくに0時0分過ぎたよな? 」

 

「 シンデレラよろしく、現実に引き戻される筈だが、ログアウトになってねぇな。 」

 

「 ていうかマリッサ、あんた口動いてない? 」

 

「 え、マジ?ていうかレイム、お前も動いてる。 」

 

 どうなってるんすかね?そのままログアウトするかと思ったら、シモキタザワの風景そのまんまッス。なんなら表情も動いている。これもう( なにが起きたか )わかんねぇな。

 突然の事態に、みんな混乱してますね。

 

「 コンソールコマンドが出せなくなってる・・・新しいゲームかゾ? 」

 

「 いや、それはないと思います。 」

 

 その声のした方向をみると、うちの魔力系魔法詠唱者と、背にデカい包丁を背負ったグラサンの茶髪の魔法戦士が突っ立っていた。

 いつ見てもすげぇ見た目だよなぁ・・・

 ボンデージ装備。よく目ぇつけられなかったもんだよ。

 それになんか焦げ臭いっすね。・・・ん?匂い?

 

「 あ、KMR。それにタクヤさんも。 」

 

「 あのユグドラシルの運営といえども、なんの情報開示もなしに新しくサービスを始めるはずがありません。β版テストをするにしても、終了間近のゲームのサーバーに残ったプレイヤーをそのままテスターにするとも考えられません。それに・・・ 」

 

「 それに? 」

 

「 さっき試しにタクヤさんに〈朱の新星(ヴァーミリオン・ノヴァ)〉を撃ったら、ダメージを受けてました。しかも熱と焼かれる感覚を覚えていたそうです。フレンドリィファイアはユグドラシルでは防止されていた上、痛覚を伴うのは電脳法に引っ掛かりかねない筈です。焦げた匂いもかげましたので、嗅覚も生きてますからなおさら可笑しい。 」

 

「 え、ちょっとタクヤ、大丈夫なの!? 」

 

「 ウッス。ジュウジュウになるまで焼かれるかもしれなかったからな! 」

 

「 ということは・・・ 」

 

「 異世界転移、すかね? 」

 

 よもやよもやだ( RNGKさん )。こんなこともあるもんなんだなぁ・・・

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