ナザリックレ○プ!至高の"元"御方と化した先輩!   作:ニコラス―NICORUTH―

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 読んで字の如く。


不幸にも股をかけてしまう。

 

「MURはん、レイムたち幻想響の連中は今どうしてますかね?」

 

「 今わくせかとナザリックからコインやらマジックアイテムやらを持ち出していたところから、急いで作業を中断して戻ってるところらしいゾ。 」

 

「 何分かかりそうですかね? 」

 

「 十分くらいゾ。 」

 

「 クゥーン・・・それはそうとタソさん、今アイツどうなってる?どう?勝てそう? 」

 

「 勝とうと思えば(至言)。防戦一方だったのが、ペルソナ発動して盛り返し始めてる。ちょっと特殊な奴だけど、やっぱペルソナ万能だってはっきりわかんだね。

・・・お、これかぁ!パワーアップ!(バフ付与) 」

 

 バーの店内、タソさんはUFOみたいなペルソナの中に入り込んで、侵入者とそれを迎え撃つ友人の様子を確認してくれていた。オレは単身ギルド拠点に攻め込んできた女性プレイヤーの対処に追われていた。十分でも遅いんだよなぁ。ここまでのやられようだとな。シモキタザワの現状は当たり前のことながらよろしくない。

居住区は六割以上がやられてしまっていて、商業区もダメージを受けている。NPCも10体ほど戦闘不能。

みんなレベル100なのにこうまで返り討ちに遭うとか可笑しい・・・可笑しくない?

 

やっぱりゲームと勝手が違うってはっきりわかんだね。

それにしても、こうもやられてしまうと後が怖いなぁ、とづまりすとこ。

拠点補填費用のユグドラシル金貨の消費がヤヴァいヤヴァい・・・

ナザリックもまだ健在だというのに、こちらの消耗が激しすぎぃ!

シモキタザワの経済がレ○プされる。不味いですよ!

これの原因を作ってしまったのは、すぐそばにいる千年王国のギルドマスターらしい。

あるじぇんとは例の女を止めにいっちゃったから、代わりにオレが聞いてやらないとな。

一応複合ギルドの長だからよぉ。

 

ちなみにこの場にタクヤさんとユリ改めべっきぃはいない。

別の所でNPCたちの様子を見に行ってる。

 

「 オメェよぉ、なんでこんな面倒な女とつるんでんだよぉ? 」

 

「 本当にすまないタドコロ。まさかこんなに早く嗅ぎつけてくるとは思ってもなかった。 」

 

「 ルルぅ、そんな謝罪よりもさ、もうちょっと詳しく事情はなしてやろうよ。あるじぇんとだってよ、お前の為に必死こいて戦ってんだぞ。 」

 

「 そうだよ(便乗)。タソさんの言う通りゾ。ギルメンが身体張ってるのに、ギルド長のお前がなにもしないというのはよろしくないゾ。

・・・オレたちも随分と長い仲ダルルォ? 」

 

「 ・・・ 」

 

 ルル、黙りこくっちゃってますねぇ。

コレには深すぎぃ!なわけがありますねぇ!

といっても、こいつモテるからなぁ。おおよそ察しはついちゃうんだよなぁ・・・

 

「 ・・・彼女は、オレの交際していた相手の一人だ。

名前、というかプレイヤーネームはHAL。 」

 

「 ほぉ。んで、そのHALさんとなにがあったんだよ。 」

 

「 あのバレンタインの日、彼女"たち"とある場所で待ち合わせをしていた。それでいざ行こうとしたら・・・ 」

 

 だがしかし語られたのは、衝撃的な事実だった。なんでも、いざ行こうとした時、タソさんから急に連絡が来て、でてみると彼女は鬼気迫るような声色で来るな、といっていたらしい。

家に直接行くから待っていろと言われたので、待ってみることにした。

 

 そして約束通り来てくれたタソさんは、こう語った。

今現在ルルが付き合っていた女性たちは、ふ○なりであり、合意の乱交という体でみんなして彼を犯そうとしていたらしい。

 浮気されてたのは腹立たしい限りであるが、このままではルルのケツアナがガバガバになることを危惧したタソさんは、なんとかその場を抜け出して連絡を取るに至ったわけだ。

 

 

「 タソさんは生えてんの? 」

 

「 生えてねぇよ。私は純粋な女だ。なんだったらその後そいつとパコッたかよ。

なぁルル。私の見たよね?

生えてなかったろ? 」

 

「 そ、そうだな。あの朝は良い目覚めだったが、自分から言うのか・・・(困惑) 」

 

 ムスッとしながらルルと恋人らしくセ○クスしたというタソさんの言葉に、ルルはウンウンと頷いている。

 

「 あれ?タソさん酒飲んでる時にぃ、こいつ他の女とセ○クスしたんだとか言ってなかったっけ? 」

 

「 あとから知ったんだよ。一人だけふ○なりとやってたみたい。だろ? 」

 

「 そうだ。あの時も恐怖を感じた。なんとかケツ処女を守れているが。そいつにも付き合ってほしいといわれて、まず友人から始めようとなんとか宥めた。

今ではあいつとも股をかけることになってしまった。 」

 

「 ちなみに何股した? 」

 

「 何人抱いてたと思う? 」

 

「 ペルソナの主人公に因んで、10かゾ? 」

 

「 ほら、いえ。 」

 

「 15だ。 」

 

 15股!?たまげたなぁ。

恋人15人いてうち14人がふたなりだったのか・・・!

天文学的な確率を悪い意味で引いてしまったみたいですね。

それでもしそのままいってたら、14人にお気楽レ○プされる羽目になってたと。

怖いですね、これは怖い。

二十二世紀、大気汚染が進みまくって環境がガバガバになってるともあれば、突然変異的にふたなりなんてのもでてくるもんで、ちゃんとそれにまつわる法律だって確立してる。

が、流石にそんな数、いるのか?と思ったが、あるじぇんとやタクヤさんから前に結構その手のビデオ撮る時とかで仕事するときとかに会う機会多いって聞いたことありますあります。

 

「 その後、丁度お前から招集を受けたから、ログインしてタソと一緒にシモキタザワに行こうとした。そしたら・・・ 」

 

「 女どもが待ち構えてたんだよなぁ。みんな察したんだろ。ユグドラシルが出会いの場だったから。 」

 

「 浮気していたことは勿論だが、あの場をすっぽかしたことへの追及をされて、そのまま追い回されて気づけば森の中にいた。その後は、飲んでるときに話した通りだ。 」

 

「 つまり、追いかけられてるうちにこっちに転移してきたってことかゾ? 」

 

「 そうなるな。 」

 

「 なるほどな。大まかな概要は分かったがルル、流石に・・・ 」

 

「 15股!?アンタバカじゃないの!? 」

 

 バーのドアが開いて、新たな人影が3人で、でますよ。

赤い萌え袖の巫女。黒いエプロンの魔女。緑色の剣士。

 

「 おおお前ら戻ったか。十分もかからなかったな。 」

 

「 タクヤさんがアンタたちがここにいるっていうから急いですっ飛んで来たわよ。敵が攻めてきたって聞いた時はビックリしたんだから! 」

 

「 それよりも、さっき15股とかふ○なりとか聞いたぞ。

・・・なぁ、ルル?

なにがあったか途中からきいてたから大体分かるが、それはないぞ。 」

 

「 そうよ。バレンタインなんて女子の大事な日に、待ち合わせをすっぽかすなんて最低。

アンタを好きになってくれた子たちが可哀想よ! 」

 

「 うぅ・・・ 」

 

 ルルもでる言葉がないです。正論だからな。

でもよ、こいつの気持ちもわからなくないです。

だって、オレはホモだし、あるじぇんともバイだから許容できてるけどよ、世間的には女は生えてないのが当たり前という認識があるもんだから、ナニが生えてる女というのは抵抗があるって男も多いってそれ一番いわれてるから。

それでも股かけてバレンタインという一大イベントを引っ張り出すのはどうかしてるぜ。

 

だがよ、こうなってしまった以上はもうこいつだけの問題じゃ、ないです。

しょうがねぇなぁ。

これはもう、オレらで背負わにゃいかんぞ。(仁義)

 

「 ん?なんだ?・・・おい、ちょっと良い? 」

 

「 良いゾ。 」

 

「 HALとは別の奴が入ってきてんだけどさ、

こっちも無視できなさげだけどどうすんの? 」

 

「 様子はどんな感じゾ? 」

 

「 そこら中破壊して回ってるのは同じだ。でもさ、一直線にこっちに向かっていて、こう、動きが単調なんだ。 」

 

「 動きが単調。つまり、アウェーにいるのに、ありとあらゆる可能性を考慮してないってことかゾ? 」

 

「 そうだよ( 肯定 )。 」

 

 どうしてイレギュラーは発生するんだろう?( ぜ並感 )

入れてある程度暴れてるのをみるに現地人じゃなさそうだが、普通敵ギルドに入る時は、トラップとかを警戒すべきなんだよなぁ。つまり、プレイヤーの線は薄い。

NPC、多分例に溺れずナザリックすかね。

双子が消息を断ち、帝国にいたプレアデスが全滅、そしてなによりリングオブアインズ・ウール・ゴウンがすべてなくなっていたのを知って来たんだろうな。

 

「 奴ら、仲間が死んだのを知ってここを嗅ぎつけたか。

ボールギャグは外すべきじゃなかったかもしれん。 」

 

 

アウラが自害して、NPC欄から名前がなくなったのがこのシモキタザワの存在が割れた決定打。

ルルの考察も、そこそこ当たってそうっすね。

にしても単騎とは。まぁ、しょうがねぇか。

デミウルゴスもルルに殺られたらしいからな。

ナザリックにはそんなに戦力が残って、ないです。

 

 

「 オレが対処する。こうも迷惑をかけたんだ。少しは贖わなければ。 」

 

「 あ待ってくださいよぉ。侵入者は同じ方向から来たんだろ?だったらそれでお前がいったら、HAL姉貴と顔を合わせる可能性があるけど、お前どう?

オレがいきますよ〜、イクイク。 」

 

「 そうなった時は腹を括る。なにしろそれはオレの責任だからな。

それになタドコロ。一つ作戦がある。 」

 

 そんでルルはオレに立てた作戦を教えてくれた。

 

・・・はぁ~、いいねぇ!

それだったら確実に仕留められそうですね。

おおそうだそうだ。

あれもいっておかなきゃ・・・(使命感)

 

「 あっそうだ(唐突)。オレも飲んでっときに召喚器使ったから、ペルソナでますよ〜でるでる。これも役に立てそうっすね。 」

 

「 おお、そういえばお前もなったのか!ペルソナ使いに! 」

 

「 ルル嬉しそうじゃねぇかよお前もよ。 」

 

「 調子がいいわね。さっきまでのアレはなんだったのやら。 」

 

「 当たり前だ。ペルソナはなんにでも合うからな。

例えばゴジラがペルソナ能力に目覚めてみろ。

ただでさえ厄介なのに、軍はゴジラの熱線のみならず、ペルソナにも対応しなければならなくなり、より一層対処難度が高くなる。 」

 

 お前本当ペルソナ好きッスね。まぁ無理もない。若年層とかその下にはウケるからな。

こんな考えの奴はユグドラシルには割といたんだよなぁ。

ウルベルトはんも気になってたっけ。

 

 自分から分身みたいなのがでてくるっていうのは能力者バトルじゃド定番だからね、多少はね?

 

「 タドコロ、アンタアルカナは? 」

 

「 みれるんすかね? 」

 

「 見れるわよ。ステータス画面にでるから。 」

 

 レイムに助言を受けて、画面を開いて、能力値を確認、しますよ〜するする。

うーん、確かに職業レベル10レベル分がペルソナ使いに置き換わってますね。

んで、オレのアルカナもでてきたな。

 

「 んで、どうだったんだ、お前のは。 」

 

「 どうやらオレは王道を征く、『皇帝』と

あと、『 太陽 』っすね。 」

 

「 ほう、意外だゾ。確か、リーダーの適性があるプレイヤーは愚者がでやすいんじゃなかったか? 」

 

 MURはんが言っているのは、ユグドラシルでの実装当時にまことしやかに囁かれた噂っすね。

愚者のアルカナはタロットでは0番、いっちゃん最初なんだけども、ペルソナじゃ、主人公のアルカナなんだよなぁ。

それにあやかって、ギルドマスターに向いてる奴にでやすいって言われてたことがありますあります。

実際、ルルはこのアルカナを持ってるからな。

アルセーヌカッコいいってそれ一番いわれてるから。

 

「 でも、案外そうでもないわよ?

私だって『 法皇 』と『 星 』なんだし。 」

 

「 確か、タドコロの二つってペルソナ3以前の作品の主人公のアルカナじゃなかったか? 」

 

「 そういう意味では、ある意味リーダーらしい組み合わせかもしれませんね。 」

 

 ヨームの言葉の後にへーそーなのかーってなってる自分がいましたねぇ。

 

「 はぇ~、ペルソナって最初から愚者が主役じゃなかったんすねぇ。 」

 

「 愚者が主人公のアルカナなのは3からだ。

そこから世間で知られる『 見えざる脅威に晒された学生の日常と異界での非日常 』が両立したスタイルが確立された。

・・・さて、ではタドコロのペルソナを運用した戦闘の練習がてら、不法侵入者を叩きにいこうか。 」

 

「 オッスお願いしまーす! 」

 

「 あ、おい、待てい!相手がNPCならば、こちらも対処はNPCに任せるべきじゃないかゾ? 」

 

 MURはんの言うことも一理ありますねぇ!来てんのがNPCなら、同じNPCを複数行かせればリスクは薄まる。

合理的観点からみれば、それがいいっすね。

でもよ、こっちはHAL姉貴が暴れてもう結構被害出てるんだよなぁ。

子種王辺りはだせそうだが、あいつらには護りに徹していてほしいところっすね。

正直、このNPCらしき侵入者よりも、HAL姉貴のほうが危険だってそれ一番いわれてるから。

 

「 これ以上被害をださせるわけにはいかないからね、多少はね? 」

 

「 暇だろうし、アタシにも付き合わせなさいよ。 」

 

「 いいすかぁ〜?んならオレらといいよ、来いよ。 」

 

「 レイム、お前も来てくれると助かる。 」

 

「 でもルル、これ終わったら、HALさんとちゃんと話をつけなさい! 」

 

「 分かっているさ。HALだけじゃない。全員とも必ず折り合いをつけるつもりだ。 」

 

「 つもりじゃないわ。つけるのよ! 」

 

「 はい。 」

 

 レイム、やけにルルへの辺り強いっすね。同じ女として、HAL姉貴をはじめとしたこいつやその恋人たちに思うところがあるんだろうなぁ。

女の心はガラスのようだってそれ一番いわれてるから。

 

「 なぁタドコロ〜。 」

 

「 ん? 」

 

「 なんかあのレイムって人、アタシの知り合いに似てるんだけどさ、お前どう? 」

 

 UFOの中のタソ姉貴からこう言われても、なんかしっくりこないっすね。

 

「 こいつと似たようなの、いんの?あ、私マリッサ。 」

 

「 ヨームです。よろしくお願いします。 」

 

「 タソ。よろしく。いるよ、そんなの。

赤が似合うバカっぽいのと生徒会長系の人。

どっちもルルの女だったらしい。

・・・生えてたからあいつもアタシも逃げたんだけどさ。 」

 

 なんか、前に見せられたペルソナのポスターだかなんだかにそんなキャラクターいなかったっすかね?

赤いヒロイン。

 

「 へぇ~、思いのほか似たものっているもんだな。 」

 

「 世界は思いのほか狭いのかもしれませんね。 」

 

「 んじゃオレみたいな見た目のプレイヤーもいるんすかね? 」

 

「 そんなクッソ汚いアバターお前だけだろ。 」

 

 マリッサから容赦ないツッコミが来る。

クッソ汚いのは事実だからね、しょうがないね。

でもな、オレは淫夢が好きだったんだよ!

だから今の自分が気に入ってるってはっきりわかんだね。

 

「 話が長くなりましたね。MURはん、タソ姉貴を頼んだぜ。 」

 

「 良いゾ。 」

 

「 マリッサとヨームはあるじぇんとのサポートいって。流石にあいつだけだとキツいッス。 」

 

「 よっしゃ。 」

 

「 任せてください! 」

 

「 そんじゃ、〈 転移門 〉、来いよ! 」

 

 オレは転移魔法を唱えて闇の門を呼び出し、ルルとレイムを連れてその中にヌッとツルツルぶっ込んでいった。

 

 

 

オリキャラ紹介

 

 ルル=ルル

 

 通称、ルル。異業種。"ホモの団"傘下のギルド"千年王国"のギルドマスターであり、ユグドラシル有数のペルソナ使い。

ある日に野良プレイヤーとなっていたあるじぇんとを拾ったことで、彼と友情を育んだ。

その為、彼からは重すぎる信頼を寄せられており、ルル自身もあるじぇんとを結構頼りにしている。

色男であり、かなりモテる。が恋多き故に15股もしてしまい、しかもうち14人がふ○なりだったという、嬉しいんだが嬉しくないんだか分からぬ奇跡すらも起こしてしまう。

現在はエルフ王国にて王政を敷き、前王デケム=ホウガンの遺した遺恨を解消すべく奮闘する傍ら、バレンタインをすっぽかしたことで怒り狂っているであろうタソを除いた恋人たちの復讐に備える日々を送っている。

ついでにデミえもんを始末するという快挙をあげた。

流石はトリックスターである。

主要ペルソナは勿論、あの壺にされてるやつとその進化系。

 

 

 タソ

 

 ルルの女。異業種。索敵能力に長けた魔法詠唱者、というよりペルソナ使い。彼が15股した中で唯一生えていない。

他14人が彼をマワすつもりであることを知り、それをルルに伝えたことが、彼がバレンタインをボイコットする要因となった。

良い女だが淫夢厨で人当たりもよく、タドコロたちともすぐに打ち解けた。

ペルソナはネクロノミコン。

 

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