明日へ繋ぐ切先   作:Senritsu

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第14話 幾百日待ち続けて

 

「……やっぱりか。私の予想がまさか当たっちゃうなんてね」

 

 寂しそう呟いた彼女は、悲しそうな雰囲気を漂わせていた。

 まさか、事実と悟られていたとは思わなかった。しかしそれよりも彼女のその力ない微笑みのほうが気になって、あたしは動揺を抑え、慎重に言葉を選ぶ。

 

「あまり、驚かないんですね」

 

「私も、自分にびっくりしてる。ううん。本当はまだ全然信じきれてないのかも。自分でも分かんないや」

 

 そう言ってフィリアさんは少しの間、目を閉じた。そして、どこか冷めた瞳であたしを見据える。それだけで、あたしは彼女がこれから言わんとすることを直感的に悟ってしまった。さわ、と肌が不穏に騒めく。

 

「ひとつだけ、質問していい? たぶん、あなたが本当に現実世界から来たって言うなら分かると思うんだけど」

 

「……はい」

 

「――この、『ソードアートオンライン』の犠牲者は……どれくらい?」

 

 彼女の質問に、あたしはごくりとつばを飲み込んだ。それだけでもう、答えを言ってしまったも同然。

 ――つまり、そういうことだ。

 

「……3875人。あたしがここに来る直前までは、そうでした」

 

 あたしの言葉は、フィリアさんを含むSAOプレイヤー皆が二年間抱き続けていたに違いない僅かな希望を、そっと吹き消したんだろう。

 フィリアさんは顔を少し歪ませて俯くと、小さくため息をついた。ある程度は覚悟していたんだけど、やっぱり心に来るものがある。彼女の今の様子を要約すると、そんな感じなのかもしれない。

 

「ご、ごめんなさ――」

 

「ううん。謝らなくていいよ。あなたのせいじゃない、なんて言うのは虚しいかもだけど、実際そうなんだもんね」

 

 咄嗟に口から出かけた言葉を、フィリアさんはあえて声を重ねることで遮った。

 

「それよりも、君のことが聞きたいな。私は、ここ最近ずっと一人だったから」

 

「え……」

 

「その話はあとで。スカルリーパーなんて相手取ってたら、暗い気持ちなんて吹き飛んじゃうってものだよ」

 

 嘘、ですよね。とは言えなかった。

 フィリアさん、凄く無理してるように見える。受け入れられない物事をひとまず意識の外に投げ捨てたような、言葉にしにくいけど、そんな目をしているんだ。

 

「いちばん気になってるのは、あなたがどうしてここに来れたのかってことだよ。私の覚えてる限り、このゲームに外からやってくる人なんて全然いなかったのに」

 

「えっと、それはですね――」

 

 はぐらかされたと、そう感じた。でも、そもそも出会ってから一日も経ってないし、あんなことがあった後だし。口にしにくいのも当たり前なのかも。同情してほしくなかったのかもしれない。

 あたしはそれから、ここに来た経緯をなるべく丁寧に伝えた。こういうことは、齟齬があっちゃいけないと思った。

 「SAO事件被害者」として取り扱われたSAOプレイヤーたちの現状と、事態の進展。ナーヴギアの後継機として発売されたアミュスフィアと新VRMMO「アルヴヘイムオンライン」のこと。そして、あたしがここにやってくるまでに起こった事象の数々。

 

 テントを張ったときにはまだ明るかった空は、とっくに真っ暗になってしまっていた。りーんりーんと鈴虫が鳴きはじめ、風に吹かれてざわざわと木が揺れる。ホロウエリアの夜はなかなかに賑やかみたい。

 あたしが話してるあいだ、フィリアさんは片手間に武器を研いだり(武器の耐久値をある程度復活させられるらしい)、スキルでビスケットを作ってあたしに振る舞ったりしていた。でも、ときどき挟まれる質問が、あたしの話を全然聞き漏らしてないことを示している。

 

「――じゃあそのアルヴヘイムオンライン、っていうゲームのフィールドにいきなりこの『ホロウエリア』だけ出てきたんだ」

 

「はい。なんでか理由は分からないんですけど……さっき話した仮想課のひとたちはそれに目を付けたみたいで、ハッキングに近い方法であたしたちはログインしました」

 

「ということは、あなたのほかにもここにたくさん人が来てるってこと……?」

 

「それは……どうでしょう? もしかしたら、いやたぶん、ほとんどログインできなかったと思います」

 

 あたしの返答に対し、フィリアさんが「どうして?」と問いを重ねる。「アカウントごと弾かれたってこと?」

 

「言ってしまえばそうなんですけど……さっきあのエネミーと戦ってたときにあたしが言ったこと、覚えてますか?」

 

「ああ……あのダメージを受けたときに本当に痛む、ってやつだね。……どれくらい痛いの?」

 

「本当なの? とは言わないんですね」

 

「あんな状態になった人見たことなかったら……。あまりにも痛々しい顔するから見てるこっちがひやひやしたよ」

 

 フィリアさんはあたしを気遣わしげに見つめ返す。随分と心配をかけてしまったみたい。あたしは半笑いで返答した。

 

「あれは情けなかったですね……。まだこの痛さには慣れてなくって。たぶん現実で受けたときの半分くらいなんじゃないかなって思ってます。ペインアブソーバって言うらしいです」

 

「ペイン、アブソーバ……」

 

 フィリアさんがあたしの言葉を反芻する。痛覚吸収率、とでもいえばいいのかな? そんなものがアミュスフィアに実装されてるなんて、どこにも書いていなかったのだけど。

 

「それで確か、対象ユーザー認証テストっていうのがあって。そこで実際にAIプレイヤーと戦わさせたんですよ」

 

「……そう、なんだ」

 

 ポーションを作っていたフィリアさんが作業の手を止め、小さく呟いた。何か思うことがあるのかもしれない。それともただ、イメージしにくかっただけかな。

 ともかくあたしは、あの状況をどうやって説明したものかと文章を頭の中で組み立てる。

 

 

 ――思えばこのとき、あたしがその呟きのトーンの低さに気付いていれば、もう少し詳しくあのときの戦いのことを話していれば。

 未来は、大きく変わっていたんだ。

 

 

 あまり思い出したくない記憶だった。あのアバターの無機質な瞳を思い出すたびに肌がさわざわする。――フィリアさんと初めて出会ったときに見た瞳と重ねてしまう。

 初対面の人にあんな存在を重ねてしまうなんてやってはいけない。あたしは間もなく話を続ける。

 

「そこであたしたち、ソードスキルも知らないまま決闘することになっちゃって。手ひどくやられてしまったんです。あたしは運が良くて生き残れたけど、他のたくさんの人はあれに勝てなかったんじゃないかなって」

 

「……そっか。ごめんね、嫌なこと思い出させちゃって」

 

「いえ、全然大丈夫です! ともかく、その決闘があったのが昨日か一昨日くらいで、戦いの後気絶しちゃったあたしはいつのまにかこの森に……というわけなんですよ」

 

 フィリアさんに気遣われるのが苦しくて、あたしは強引に話を打ち切った。聞いてる人だって気持ちのいい話じゃないよね。

 

「あたしが話せるのはこれくらいですね。……じゃあ今度は、フィリアさんのこと聞いてもいいですか?」

 

 そうフィリアさんに尋ねると、彼女は困ったような苦笑いを浮かべて「ええ? 私が話せることってあんまりないよ」と言った。それに対して、あたしはふるふると頭を振る。

 

「あたしにとってここは全然知らない場所……分からないとこだらけなんです。そしてあたし、フィリアさんのこと全然知らない……っていうのは、少し生意気かもしれませんけど」

 

 あたしは彼女のことをもっと知りたいと思った。あたしの知らない場所で生きてきた、少し寂しげなフィリアさんのことを。

 

「そう、だね。私がここに来た理由……あなたに話せる範囲で話してみる」

 

 フィリアさんは少しだけ逡巡したあと何かに折り合いをつけるように頷き、ぽつりぽつりと自分のことについて話し始めた。

 予想していた通りあまり明るい話ではなかったんだけど、あたしがときどき口をはさんだり質問して話をそらしていたりいたせいでどんどん時間が経っていく。

 

 ホロウエリア一日目の夜は、こうやって更けていった。

 

 

 

 

 

 次の日、あたしとフィリアさんは草原を突っ切って、とある神殿の入口へと足を向けていた。

 

「お、おおぉぉぉ……」

 

「……どうしたの? なんか評論家のおじさんみたいな感嘆が口から漏れてるよ」

 

 そびえ立つ巨大な柱を見上げていたあたしに、ぐさっ、とフィリアさんの毒舌が突き刺さる。うう、けっこう気にしてるのに……くしゃみとか、くしゃみとか。

 

「い、いやその。あたしけっこうギリシャ神話とか北欧神話とか好きで。神殿とか聖堂とかはゲームに出てくるたびに見に行ってたんですけど……」

 

 なんというか、スケールが違います。

 

 その大きさから細部の造形に至るまで、アルヴヘイムオンラインとは桁違いの出来だった。

 遥か昔に打ち捨てられた設定なのか、壁や柱はところどころ崩れていてツタが絡みついている。石畳の通路も苔むしていてところどころめくれ上がり、年季を感じさせる造りとなっていた。

 そんな神秘的な建物が、目の前一杯に広がっているんだ。こんな建物が転々としてるんだからたまらない!

 

「フィリアさんフィリアさん。あたし、この中に入ってみたいです!」

 

「入るのはいいけど今は後で。ちょっとついてきて」

 

 ふらふらと入り口に向かって歩み寄っていたあたしの腕を、フィリアさんはがしっとつかんで引っ張っていった。そんなー……。

 

「あなたに来てほしい場所があるの。それを先に紹介してからね」

 

 フィリアさんはそう言って、入口の端っこへとずんずん歩いていく。後ろ髪を引かれる思いで、あたしはフィリアさんが引っ張る方へと足を向けた。

 

「――あれだよ」

 

 フィリアさんがおもむろに指差した先にあったのは、私くらいの大きさの……青い大理石みたいな物体だった。ふわふわと宙に浮いていていて、いかにも怪しそう。

 

「あれは?」

 

「たぶん転移石だと思うんだけど……私が使おうとしても動かなくて。あなたがいればどうかなって」

 

「それは期待しすぎのような気がしますけどねー……」

 

 あたしが何かできるわけでもないわけで、フィリアさんが使えなかったのなら望みは薄いと思うんだけど。でも、興味はある。あたしとフィリアさんは当の物体へと駆け寄った。

 

「もし転移石だとして、どこ転送されるかの見込みはあるんですか?」

 

「うん。……たぶん、管理区って場所だと思う。ほら、ここに模様みたいなのがあるでしょ? これがキーになってるみたいなんだよ」

 

「あ、ほんとだ。これを基点にロックかかってますね。でも、これじゃあお手上げじゃないですか……?」

 

 あたしがそう言ってその物体に手を伸ばした、そのときだった。

 

「わっ!?」「きゃっ!」

 

 物体に刻まれていた模様が、ぱあっと強い光を放ったあとに消え去った。直後に《高位テストプレイヤーのアクセスを確認。ロックが解除されました》《プレイヤーID"10001"番以降をイレギュラープレイヤーとして上書きします》というメッセージが表れる。

 

「な……なに?」

 

 相変わらず全くと言っていいくらい意味の分からない言葉の羅列にたじろいでしまう。イレギュラープレイヤーはそのままの意味なんだと思うんだけど……高位テストプレイヤーってなんだろう?

 

「……ロックが解除されてる!」

 

 メッセージ画面に向かっていたあたしの意識を引き戻したのは、そんな驚き交じりの声だった。

 

「……ほ、ほんとですか?」

 

「転移先選択、人数指定、座標記録……うん。転移できるようになってるよ。ちょっと信じられないけど……」

 

 あたしとフィリアさんは揃って顔を見合わせた。こ、こんな出来すぎたことがあってもいいのかな……?

 昨日のスカルリーパーの乱入に続き、不思議なことばかりが起こる。もしかしたら、あたしみたいな『侵入者』の存在はあたしの想像以上に大きな意味合いを持つのかもしれない。

 

「なんでかはよく分からないけど……とりあえず、行ってみない?」

 

「……どんな場所かもわからないっていうのがあれですけど……この際、何を言っても行ってみない理由にはなりませんよね」

 

 神妙な顔で頷き合ったあたしたちは、転移石の正面に並んで立った。くっとあごを引いたフィリアさんがすうっと息を吸い込む。

 

 

「転移、『管理区』!!」

 

 

 フィリアさんがそう言った瞬間、球状の青白い光があたしとフィリアさんを包み込む。アルヴヘイムには転移の概念がないので、ちょっと不思議な感覚だ。あたしは肩をすくめながらその光を受け入れた。

 

 

 

 

 

 

 転移が完了して目を開けたあたしたちは、しばらくの間その場に立ち尽くしていた。あたしだけでなく、フィリアさんまでも目の前に広がる光景に目を奪われている。

 

「…………」

 

 さっき神殿を目にしたときとはまた別の意味で、ここは言葉を失わせる。

 

 一面に広がる電子の海。

 

 この光景を言葉にするのならそんな感じかな。あたしがログインした場所にも似てるけど、あそこよりもここはもっと暗い。深い海の色だ。

 あたしたちが今立っているのは、そんな電子の海に潜ったガラス製の潜水艦の中、とでも言えばいいのかな。説明が難しい……。

 

 ガラスの向こうを、数字とアルファベットが入り乱れたプログラム群が管のようになって周りを取り囲み、流れ去っていく。

 ここはまさに管理区……いろんな情報や記録がここで処理されているのがここにいるだけで伝わってきた。

 

「……私たちのほかにも人がいる」

 

 フィリアの言葉ではっと我に返る。遠くに目線を向けすぎた。慌てて周囲を見渡すと確かに、少し離れたところにあるパネルなようなものの前に人が立っているのが分かる。

 

「……二人いますね。もしかして、運営側の人たち……?」

 

 黒のコートを身に纏った男の人と、白と赤の制服っぽい装備の女の人だ。二人そろって何か作業をしているように見える。でもここからではアイコンを読むこともできなくて、彼らが何者なのか判断は出来なかった。

 

「考えられなくはないね。リーファ、いつでも武器を取れるようにしておいて。近づいてみよう」

 

 フィリアの提案にあたしはこくんと頷いて了解した。幸いなのかどうかは分からないけど、彼らはあたしたちに背を向けていてこちらに気付いていない。彼らが普通のプレイヤーではなかったことを考えると、むざむざこちらの存在を示すのは悪手だ。

 

「気を付けて。ここ、安全エリアじゃないみたいだから。――行くよ」

 

 フィリアさんの忠告がいやおうなく緊張感を高めてくる。これは本当に気をつけないといけなさそうだ。あたしとフィリアさんは慎重に歩き始めた。

 

 

 ――そしてその忍び足は、五歩も歩かないうちに破られた。

 

 

「……おい」

 

 突然響き渡った男の人の声に、あたしとフィリアさんはその身を少し跳ねさせた。

 

「お前たちが何者なのかは知らないが……やめといたほうがいいぞ」

 

 男の人の声が朗々と響く。フィリアさんが身体を強張らせたのが分かった。「うそ……この距離で捕捉されるなんて……」という小さな呟きが聞こえてくる。

 

「まあ結局どうしようがお前らの勝手だが……俺はプレイヤー相手だろうが攻撃されれば容赦しない。絶対にだ」

 

 彼の口から発される言葉の一つ一つは、まるで刃物みたいな鋭さを持っていた。研ぎ澄まされた戦意が隠されることなく放たれている。

 その言葉に捉えられて、あたしはその身を強張らせることしか……

 

 でき、ない?

 

「……まさか、気付かれるとはね。索敵スキルはカンスト済みってところ?」

 

 ふと湧き上がってきた感情に名前が付けられずに戸惑っていると、フィリアさんが唐突に彼に向かって声をかけた。その口調はまだ少しだけ固い。

 

「さあな。だがおまえたちのことは最初から気付いていた」

 

「じゃあ、最初から声をかけてくれればよかったのに」

 

「そういうわけにもいかないさ。先にその場にいた奴が後から来たやつの動向を窺うのは別にマナー違反じゃないからな」

 

 言葉の掛け合いは続く。相手の探り合いというよりも、これはお互いに譲歩点を探しているような、そんな感じだ。彼もフィリアさんもたぶん戦闘を避けたいという点で同意しているんだと思う。

 女の人の方は沈黙を貫いているけど、その右手が静かに剣の柄に添えられていた。この状況に気を緩めてはいないみたいだ。

 

 

 でも、あたしは正直言ってそれどころじゃないくらい動揺していた。

 

 

 ……なん、だろう。なんというか、どうして自分が動揺してるのかが分からない。分からないから制御することもできない。

 あの男の人があたしの心をかつてないくらいに揺らしてくる。なんだこれ、なんでこの状況下でこんな気持ちになってるの? この胸からこみあげてくるのってなんなんだろう?

 

「じゃあ、最初に約束して。私たちはあなたたちに危害を加えないから、あなたたちも武器をしまってほしい」

 

「――どうしてそんなことを?」

 

「信用できないよね。相手を罠にかけるときの常套手段だから。でも、私たちもそこは譲れない」

 

「もし俺がそれを断ったとして、君たちはどうするんだ?」

 

「キリト君、それは……」

 

「そのときはここから離れるよ。あなたたちにも何もしないから、安心して」

 

「……分かった。約束する」

 

 『約束する』その一言がきっかけになった。

 そんな約束は交わした覚えはないけど、いつだったか、それに近い言葉をかけてもらったことがあるような……

 

 ――やっと分かった。この感情は、嬉しいんだよ。もう心がいっぱいになる、痛くなるくらい。そう、この声を聴くことをあたしは待ってた。

 

「それなら、振り返っていいよ」

 

 フィリアさんのその言葉だけが、唯一はっきりと聞き取れた会話だったかもしれない。

 

 はしばみ色の髪の女の人がくるりと振り返り、黒いコートの人がゆっくりとこちらを向く。

 一瞬怪訝そうな顔をした彼は、その表情を驚愕に染めると、すぐに納得したというような顔をした。そして隣の女の人と目配せし合うと、あたしに目を合わせて……

 

 女の子みたいな顔だからって、よくからかわれてて。昔はよく一緒に遊んでたのに、顔すら合わせなくなってた。

 その瞳が私をしっかりと捉えた最後の日から、二年半。

 

 

「おにいちゃん……」

 

「え……?」「……リーファ?」

 

 気付けばあたしは走り出していた。フィリアさんが止める間もなく駆け寄る。

 全然、顔立ち変わってないね。

 

 

「和人、おにいちゃん……!」

 

「あ、え? す、直葉……?」

 

 

 やっと、会えた。

 

 

「――会いたかった。会いたかったよお兄ちゃん!」

 

 

 

 




なんかここで物語終わっちゃいそうですが話はまだまだ続きます。
次回は番外編となります。それなりに重要な描写があるので飛ばさずにお読みください。

【用語・設定説明】
・転移石
各エリアに数個づつ設置されている物体。管理区に転移することができる。高位テストプレイヤーしか使用できない。

・高位テストプレイヤー
ホロウエリアにおいて、実装エレメント調査の受注及び実行、管理区から各エリアへの転移などの恩恵を受けられるプレイヤーのこと。特別な才能、業績を持つ人物に与えられる。
そもそもキリトがホロウエリアに来れたのはこの高位テストプレイヤーに勝手に認定されていたから。
リーファやリオルナたちの場合は少し特殊で、リーファが転移石に触れた瞬間にリーファをリーダーとして全員が高位テストプレイヤーとして認められた。リオルナたちが実装エレメント調査の項目を発見したのはこの直後のことである。
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