明日へ繋ぐ切先   作:Senritsu

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第28話 彼方の事情

 

 ソードスキル使用禁止という縛りのもとで始まったフィリアさんとの決闘は、意外な形で決着となった。

 

「……ごめん。私、降りる……」

 

 一分間ほど近接距離で戦っていたフィリアさんが突然後ろに下がったかと思うと、おもむろにリザルト(降参)してしまったからだ。

 《YOU WIN!》という表示と共にファンファーレが耳元で響く。しかしあたしはそんなことはお構いなしにあたしは狼狽えた。

 

「え、え? な、何かありましたか?」

 

 若干上がってしまっている息遣い。対してフィリアさんは落ち着いたものだ。さっきまでの試合運びから見ても、あたし以上に余裕があるのは明らかだった。しかし今の彼女は短剣を持った手をだらんと下げ、見るからに戦意喪失してしまっている。

 

「その、こっちの事情でほんとに申し訳ないんだけど……リーファの顔を見てるのが辛くて」

 

「……っ!」

 

 言われて、数瞬後にはっとした。()()()()()()か。

 

「本当にごめんね。リーファはそういうところを直したいんだよね。だからさっきまで我慢してたんだけど、私の攻撃が当たった後のリーファの顔を見てるとどうしても手が止まっちゃって……」

 

「いえ、こちらこそごめんなさい! 無理して付き合ってもらってたなんて……」

 

「ううん。気にしなくていいよ。また、気が向いたらやろうか。でもごめん。今はちょっと無理かも」

 

 慌てて頭を下げるあたしに、フィリアさんは困り気味にだけどそう答えてくれた。うう……本当に申し訳ない……。

 

 つまり、被弾したときにあたしが痛みを上手くごまかしきれず、顔に出てしまったということなんだろう。

 短剣の一撃はHPはあまり削られないにしても、その痛みは鋭い。鋭利な刃で皮を削いでしまったときのような痛みが身体を走り抜けていく。そのせいで一瞬だけ息が詰まり、顔が少し強張るのを感じていた。

 この一分間の間にあたしが食らった攻撃はかすっただけのものを除いても優に十は超えていく。その度にフィリアさんがちらりちらりとあたしの顔を見てたことには気付いてたんだけど、しっかり感付かれてしまったみたいだ。

 

(情けないなあ、もう!)

 

 ため息が漏れる。こんな、こんな痛みなんてSAOに閉じ込められている人にとっては造作のないものだろうというのに!

 だって、彼らはHP=自分自身の命なんだ。何度も命を削りながら戦っている。そのゲージが失われていくのを見るときの心境は筆舌に尽くしがたいものがあるはずだ。まして目の前の景色が赤色の点滅を纏うようになってしまったら、あたしだったらパニックを起こしてしまうかもしれない。

 対してあたしはまだいい。どうせHPが全損することになってもログアウトするだけなんだ。自分の命を投げ出すわけじゃない。彼らの何倍も、何千倍も優遇された上であたしはこの場所にいる。そう考えたらこんな痛みなんて、と思う。

 

「リーファ。あまり思いつめないで。もどかしい気持ちはあると思うけど、リーファがそれを克服したいなら慣れるしかないよ。……私的にはそれでいいと思うけど」

 

 戸惑いがちなフィリアさんの声で思考の渦から抜け出す。俯いていた顔を持ち上げて、明るい日差しの指し込む森の光景を目に収めた。

 

「そう、ですね。確かにこれはもう慣れるしかないか……」

 

 痛みに慣れること。かなり難しそうだけど無理して隠そうとするよりかは意識をそっちに傾けた方がいいのかもしれない。

 剣道だってそうだ。小さいころはおじいちゃんの厳しい指導が怖かった。でも、何度も竹刀で叩かれ、発破をかけられていくうちに次第に身体が慣れ、恐怖が薄れて、相手にしっかりと向き合うことができるようになった。

 思えば、こういうVRMMOでそれなりに剣が振るえるのもそのおかげだったのかもしれない。ALOであたしと同じシルフだったレコンというクラスメイトが言っていたけど、普通は剣や魔法が勢いよく自分へと迫ってくるのを見ると身が竦んでしまうものらしい。あたしには既に過ぎた道だ。

 

「アドバイスありがとうございます。いろいろ、考えてみますね。やっぱりあたしとしてはこれを克服したいんです」

 

「うん。リーファがそのつもりなら私は何も言わないよ。頑張ってね」

 

 フィリアさんはまだちょっと心配そうだけどそう言ってくれた。まあ、あたしが言ってることもなかなかおかしいって自覚はしてるけど、これは意地みたいなものだから折れる気はないかな。

 

 

 デュエルも一段落したのでお兄ちゃんたちのところへ声をかけに行くと、どうやらようやく実装エレメント調査の何に挑戦するかが決まったようだった。

 

「お兄ちゃん、決まった?」

 

「ああ。『速度差による戦力比の実地調査』。これをやってみることにした」

 

「キリトはそういうの得意そうね。達成条件はなんなの?」

 

「レベル80以上の敵に敏捷低下効果を30回以上試行。ここでいう敏捷はふつうAGIのことを指すんだ。これを低下させるにはAGI低下のデバフ付きソードスキルを使うか特定部位の欠損を狙えばいい。まあそれ以外にもいろいろと方法はあるな」

 

「なるほど。つまりお兄ちゃんはなんでもいいから敵の敏捷を下げればいいんだね。お兄ちゃんならすぐに達成できそう!」

 

「時間がかかりそうなのはなるべく避けたかったからな。この調査の達成で関連する新しい項目が解放させる可能性もあるし、まずは様子見だ」

 

 お兄ちゃんはそう言って締めくくり、メニューウィンドウを閉じた。

 

「そういえば、私がキリト君と話してたとき二人は決闘しとくって言ってたわよね。急にどうしたの?」

 

「あれはあたしがフィリアさんにお願いしたんです。お兄ちゃんとアスナさんが時間かかりそうだったし、索敵に引っかかるエネミーもいなかったので」

 

「聞こえてきた音からするとフィリアがかなり優勢だったな。決着はどうだったんだ?」

 

 ……え? あたしはちょっと聞く耳を疑った。音で決闘の優劣って判別できるものなの? 冗談みたいだけどお兄ちゃん素でさらっと言ってたよね。

 しかし、そんな驚きとは別にあたしは大きく戸惑った。こういう質問をされるだろうことは予想できたはずなのに、迂闊にも返しを何も考えてなかったからだ。口籠ったあたしに対してアスナさんとお兄ちゃんが不思議そうにするその直前にフィリアさんが助け船を出してくれた。

 

「私がリザルトしたよ。キリトたちの話し合いが終わったのを見たから」

 

「うん。お兄ちゃんたちを逆に待たせるわけにもいかないしね。フィリアさんが気付いてくれなかったらまだ続けてたかも」

 

 フィリアさんの返答に意識的に同調する。フィリアさんはあたしがお願いしたように痛みのことについては触れずに話を進めてくれている。特に違和感を抱くような理由でもないはず。

 

「キリト君、リーファちゃんはキリト君が音で優劣を判別したことにびっくりしてるんじゃないかな?」

 

「あぁ、そういうことか。リーファ、俺たちが戦闘の音だけで使ってる武器とか有利な方を当てるのはそこまで難しいことじゃないんだ。それこそ慣れってやつだな」

 

 アスナさんが別の理由を拾ってくれたことで事なきを得た。怪しまれるのは避けたかった……というかあたしはまだこの人たちに話してないことも多い。お兄ちゃんにはそのうち全部話すつもりではあるけど。

 まあ、そこは解決したからいいとしてここにいる人たちの音から得られる情報量には驚いた。でも、思えばALOでも魔法の詠唱とか、射出音で反射的に回避、迎撃をすることはあたしにもできていたからその延長線上にあるものなのかもしれない。

 

 さて、ここに留まる理由もなくなったのでフィリアさんの頼みごとについて話したい――というところでお兄ちゃんがすまなさそうに言った。

 

「それで、これから探索を再開、としたいところなんだが……すまない。俺とアスナは一度アインクラッドに戻らないといけない」

 

「えっ? 急な話だね、なにかあったの?」

 

 この前からそのうち戻らないといけないという話は聞いていたけど、さっきまでは今日帰るつもりはなさそうに見えた。

 

「私の所属するギルドの団員から迷宮区のボス部屋発見の知らせがあったの。今討伐隊の編成をしてるみたいだから私たちも参加しないといけなくて」

 

「迷宮区のボスはフロアボスって言って、その階層の最後の関門として居座っているんだ。これを倒さないと次の階層に行くことができない」

 

 アスナさんとお兄ちゃんの説明を聞いて納得する、それは早く帰らないとまずそうだ。しかもリアルで既に分かっていたことではあるけどお兄ちゃんは攻略組の要になってる人の1人だったはず。参加しないわけにはいかないよね。

 

「そんなことになってるなら早く戻らないと! きっとみんなお兄ちゃんとアスナさんを待ってるはずです!」

 

「『黒の剣士キリト』の噂はトレジャーハンターだった私でも知ってるわ。あなたがいないと攻略が成り立たないんじゃない?」

 

 ……そ、そんなレベルで強かったんだお兄ちゃん……実はアインクラッドでダントツで実力トップだったりするやつだね?

 あたしが戦慄しているとお兄ちゃんは首を横に振った。

 

「俺がいないと攻略が成り立たないって程じゃないな。俺一人が頑張ったところで攻略組の支援がないとまともに立ち回れない。それよりもまずいのはここにアスナがいることだ」

 

 お兄ちゃんは深刻な顔でそう言い放つ。あたしとフィリアさんの目線がさっとアスナさんへと移り、急に話題を振られたアスナさんは慌てて手を振った。

 

「そ、そんなキリト君より重要なことをしてるわけじゃないよ! 私はキリト君のサポートと討伐隊の取りまとめに参加してるだけだもの!」

 

「76層からフロアボス決戦直前の宣誓をしてるプレイヤーが言う台詞か?」

 

 にやっと笑ったお兄ちゃんの返しにかあっとアスナさんの頬が朱に染まった。か、可愛い……。

 

「それは話題にしないでっで言ってるじゃない! だ、誰も他の人がやろうとしないから仕方なくやってるだけ!」

 

「……アスナさんの大切さがよく分かりました。お兄ちゃん、これは一刻を争うよ!」「……『閃光』の二つ名に気負いすぎないでね? アスナ」

 

 もう何回も言ってることかもしれないけどアスナさんは美人だ。モデルさんかと思うくらいには整った容姿をしている。しかもお兄ちゃんに引けを取らないくらいに強い。そんな人が命がけになるであろうボス戦を前にして宣誓する……一緒に戦う人たちのモチベーションに繋がらないわけがないと思う。

 

「よく分かってくれたみたいだな諸君。正直俺はあの宣誓の瞬間を見たいがためにボス攻略に挑んでいるまである」

 

「初耳だよキリト君!? 私ほんっとうに真面目にやってるのに!」

 

「いやあそれがいいんだよ。気が引き締まるし、討伐隊の皆もだいたいあれでエンジンかけてるはずだ。いつも言ってるがお前の存在に支えられてる人は俺以上にいると思うぞ?」

 

 お兄ちゃんの言葉の追撃にとうとうアスナさんも折れたようだった。「分かった。分かったから……」と熱くなった頬を冷ますように空を仰いでいる。

 それにしてもお兄ちゃんとアスナさんってほんとに凄い二人組だ。このゲームのプレイヤーの平均年齢は確かお兄ちゃんたちより少し上くらいだったはずだからリアルで年上の人なんてたくさんいるはずなのに、アインクラッドで最前線で人々を引っ張る位置にいる。ちょっと想像できないような過程を踏んでここまで来たかのような、そんな雰囲気が今の話をする二人からは感じられた。

 

「今の最前線って何層なの?」

 

 フィリアさんが思い出したかのようにそう尋ねる。この前フィリアさんは75層解放時にここに飛ばされたと言っていた。攻略組ではないみたいだけどその辺りの話はやっぱり気になるんだろう。

 

「79層だ。76層でいろいろアクシデントがあったから一度ペースは落ちたけど今はだんだんペースを取り戻してるな」

 

「――そっか、もうそんなところまで行ったんだ……」

 

 お兄ちゃんの返事にフィリアさんはかなり思うことがあったみたいで感慨深そうに、ため息交じりでそう呟いた。しかしそんな雰囲気はすぐに消し去られてしまう。顔を再び上げたフィリアさんにはさっきまでの悲しそうな表情はない。

 

 それが不思議だけど今は、というよりかはしばらく触れようとは思わない。フィリアさんの瞳は相変わらず無機質な光を宿している。この話題はそんな薄氷のような均衡を破ってしまいそうな気がするからだ。

 

「まあそんなわけで俺とアスナは転移結晶を使って管理区に戻ったあとアインクラッドに戻るつもりだ。ボス戦が終わってしばらくしたらまたここに来るけど、フィリアたちはどうする?」

 

「あたしはそもそもそっちに行けないからここでレベル上げかな」

 

「リーファをここに一人にするわけにはいかないし、私はここに残るよ。二人ならいろいろと探索もできるし」

 

 あたしはフィリアさんに向けて目配せした。フィリアさんもこくんと頷く。さっき決闘する前にお願いされた素材集めをこなすには丁度いい。目的の場所もダンジョンみたいだし、もしかしたらなにかエリア攻略のヒントになるものが隠されているかもしれないからこの際頑張ってフィリアさんと一緒に踏破したいなとあたしは意気込んだ。

 

 これでみんなのこれからの行動方針が固まった。お兄ちゃんとアスナさんはアインクラッドでフロアボス攻略、あたしとフィリアさんは次の神殿ダンジョンで素材集めと攻略情報収集だ。お兄ちゃんたちが合流できるようになるのは四日後くらいになるとアスナさんが言っていたので、皆でフレンド登録して二人がここに戻ってきたときにはメッセージで連絡を取り合えるようにしておいた。

 お兄ちゃんが転移結晶をポーチから取り出した。この近くに転移石は見当たらないから管理区に戻るにはこれを使うしかない。転移結晶はかなり高価らしいからもったいないけど、戻るために何日も費やしていたらそれこそ本末転倒だ。

 アスナさんがフィリアさんに声をかけていた。何か知らせたいことでもあるのかな? と、考えていた、そのときのことだった。

 

 

「それじゃ、しばらくお別れだな。……直葉」

 

 お兄ちゃんから唐突に名前を呼ばれ、あたしはどくん心臓が強く脈打つのを感じた。

 今までの探索でリアルでのあたしの名前でお兄ちゃんが呼んだことなんて、一度もなかったからだ。

 

「な、なに? お兄ちゃん」

 

 上ずりそうになった声をどうにか抑える。お兄ちゃんは僅かに逡巡する表情を見せ、しかし迷いを吹っ切ったのか静かな声であたしに言った。

 

「俺は、お前がここまでして俺に会いに来てくれたことを嬉しいと思ってる。でも、それがお前にとっていい選択だとは思わない」

 

「…………」

 

「……お前はできれば俺とはあまり関わらずに、俺のことは気にせず日常を送ってくれてればそれが一番だと俺は思ってた。寧ろ、ゲームの世界に閉じ込められた俺を嗤っているだろうな、って思ってたよ」

 

「――! そんなこと――っ」

 

 ない! と叫んでしまうよりもほんの少し早く、お兄ちゃんがあたしに重ねるように言った。

 

 

「だから……本当に嬉しかった。だって数年前まで全然上手くいかなかった唯一の兄弟(いもうと)なんだ。嬉しく思わない兄なんていないさ……。その他のいろんな事情とか感情とか関係なく、一番最初にそう思ったんだ、ってことを伝えとかなきゃなって思ってさ」

 

 

 その言葉は、今までのSAOにまつわる苦しみとか葛藤とか、そういった薄暗い影を勢いよく吹き飛ばす、猛烈な風となってあたしの中を駆け抜けた。

 身体が思うように動かせない。頭は真っ白になって気のきいた答えを返すこともできない。あたしはこのとき、バグを起こしたNPCのように硬直して俯いたまま、熱く小刻みな吐息をもらしていた。

 

 

「そのことを先にお前に伝えたうえで言っておく。絶対に無理はしないと約束してほしい。自分だけじゃ対処できないと思ったときは迷わずメッセージを送ってくれ。なにがなんでも駆けつけてみせる。死んでも大丈夫とか、ログアウトできるとか、そう言った理由でお前自身を粗末にしてほしくないんだ……もう、大切な誰かがこの手から零れ落ちるのを見るのはたくさんだからな……!」

 

 強く強く握りしめられたその拳が、お兄ちゃんの想いの強さを物語っていた。

 

「……ぁ……うん」

 

 あたしはかろうじて返事らしき声を口にする。お兄ちゃんの鬼気迫る剣幕に圧されて、こくこくと、何度も、何度も頷くことしかできない――。

 

 

 

 お兄ちゃんが伝えたかったのはそのことだけだったみたいで、ふぅ、というため息と共に方から力を抜くと、相変わらずフィリアさんと話しているアスナさんに声をかけた。

 

「…………まあ、そんなわけで、だ。さっきも言ったように無理だけはしないでくれよ。――アスナ、いいか?」

 

「――ええ。それじゃあフィリアさん、またね」

 

「「……転移! 管理区!」」

 

 

 転移結晶を持った二人が声をそろえてそう言い放つと、一瞬で蒼い光が転移結晶から溢れて彼らを包み込んだ。その膜は球の形を取った直後、跡形もなく消滅する。

 

 さっきまで立っていた二人の姿は、もうどこにも見当たらなかった。

 

 





次の更新はめちゃめちゃ遅くなるっていってたの誰でしたっけ(目逸らし)
感想が二件も来たので嬉しくて書いてしまったんです。はい。こんな単純な人なので反応があるとまた書くかもしれません←

【設定・用語説明】
・アインクラッドの事情
 現在アインクラッドでは79層『アイオトル』を攻略中。シーヴェとストレアがフィールドボスである巨大カニを倒したのが数日前のこと。攻略組は迷宮区の探索に入っており、ボス部屋が発見されたこともあって完全攻略まであと一息と言ったところ。

・転移結晶
 原作にも存在する、その名のとおりある場所からある場所へ一瞬で転移することができる道具。エリア間、階層間をまたぐことも可能でピンチに陥ったときの緊急離脱用として多くのプレイヤーに重宝されているが、転移に数秒かかるうえに『結晶系アイテム無効化エリア』ではそもそも使用できないので過信は禁物である。

・速度差による戦力比の実地調査
 ここでは『敏捷値低下効果』について説明する。『敏捷値低下効果』は何らかの理由によってAGIが低下している状態を指す。該当するデバフ付きのソードスキルを受ける、脚部の部位欠損、酩酊状態になる、『転倒』直後などでこの効果が発動する。
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