オラリオでDGPを開催するのは間違っているだろうか? 作:寝心地
【神経衰弱ゲーム】第2ウェーブが始まり殆どのチームがそこそこ上手く立ち回り始めた
リュー&ベル デュオは当初の予定通りジャマトのマークを把握し、そろそろペアが揃いそうになっていた
ヴェルフ&ルノア デュオもコミニケーションをとりながら片方が1体を徹底的にマークし、もう片方がペアが揃うまで虱潰しに対して回ると言う少し遠回りな気がしないでもないが、ある程度確実性がある様な動きをしている
アーニャ&ナァーザ デュオも作戦こそ立てていないものの、アーニャが好きに動きナァーザがそれをフォローすると言う形を作り、危なげなくジャマトの相手をしている
問題なのはアイズとパンクジャックのデュオ
「動いて!!」
「…………………………」
パンクジャックは前半の好き勝手に動くのとは打って変わり、完全に棒立ち無関心を貫いていた
アイズの指示にも従わずかと言って積極的に動く事も無い
(駄目だ。私が頑張っても彼?彼女?が動いてくれないとペアにならない。やっぱり交代するしかない)
「ツムリさん!!」
スパイダーフォンに声を掛けると直ぐにツムリから返事が返ってくる
『はい』
「私も交換チケット買う!!交換して!!」
『かしこまりました』
ツムリと連絡を終え、アイズは一度ジャマトから距離を取ると直ぐにツムリが現れ、その手にはくじ引きがあった
ツムリに差し出されたそれを引き、アイズはペア交代となった
「はぁああああああ!!」
ベルは1体のジャマトに武器で斬りかかりそのマークを見る。倒したジャマトのマークは♤
「リューさん!!スペードです!!」
リューはその言葉を聞きジャマトの間を縫う様に走り、1体のジャマトを鈎爪で切り裂く
倒したジャマトのマーク♤が揃い2体のジャマトが倒れる
| SCORE UP |
|---|
スパイダーフォンから音声が流れ2人のスコアが1位になる
「やった!!」
「このまま次に行きましょう」
2人はそう言い更に別のジャマトの元へ向かう
『ジャジャ……………ジャマジャマ』
「いた!!はぁあああ!!」
ベルはジャマトを見付けると直ぐに斬り掛かりリューは小さな違和感を覚える
「ッ!!駄目だクラネルさん!!」
しかしその静止は遅く、ベルはジャマトに斬り掛かってしまう
「え?」
トランプが飛び散りジャマトのマークが現れる
そこにはピエロが此方に舌を出し手を降っている絵
「ジョー……カー?」
『ジャマ!!ジャマジャマ!!』
「うわぁあああああ!?」
「クラネルさん!!」
トランプの柄に呆気に取られていると、ジャマトは何とジョーカーの柄を表にしたまま攻撃し、ベルは大きく吹き飛ばされる
リューはジョーカーのジャマトを睨むと、ジャマトは無数のトランプに一瞬囲まれ、更に醜い異形に姿を変えた
『ジャマ〜!!』
ジョーカージャマトとも言うべきその怪物は、叫び声を上げリューに襲い掛かった
ジョーカージャマト
トランプのジョーカーのマークを持つジャマト
ジョーカーとはあらゆるトランプゲームにおいて切り札にも邪魔札にもなりうる厄介な札
ただ唯一神経衰弱においては他の札と変わらない対等な札
それが単なる神経衰弱ならの話だが