オラリオでDGPを開催するのは間違っているだろうか? 作:寝心地
次回は【缶蹴りゲーム】を目撃した人とか神とかの話(主にベル関係の人々)
「ハァ!!」
「フッ!!」
『ジャマ……………ジャマジャマ!!』
アイズとベルは順調にジャマトを倒し市民を救出していく、しかし今回は最終戦、ジャマト撃破によるポイント分配は無く幾らジャマトを倒そうとラスボスジャマトの缶を蹴り出した者が優勝となる
「あった!!」
ベルは運良く誰よりも早く缶を見つけ蹴り出そうといち早く駆け出すがそこに例のサボテンのジャマトが現れる
『ポルラサキョ』
「???退け!!」
ベルはジャマトに向かって走り出し缶を蹴り出そうとするが当然サボテンのジャマトの妨害に遭いそれどころか凄まじい強さにより劣勢に追い込まれる
「クッ強い」
2人の睨み合いが続く中突然ジャマトの背後から紫色の鎧が飛び出し缶を蹴る
「悪いな!!漁夫の利貰ったぜ!!」
何時から居たのかヴェルフが缶を蹴りながらそう言い2人はエリア外に向かって飛んでいく缶を見送る
誰もがクリアすると思われたその時
『ポルラサキョ!!』
「ッ!?」
「なっ!?」
サボテンのジャマトがその缶をキャッチしそのままその場を離脱すると言う離れ技を見せた
「チッ、せっかくのチャンスを逃しちまったか」
変身解除しながらヴェルフはサボテンのジャマトが逃げていった方を見ながらそう呟くとベルの方を見る
「取り敢えず俺はサロンに行くがあんたも来るか?」
「あ、はい」
2人はサロンに向かうと丁度全員がサロンに集まっていた
「これで全ての参加者が揃いましたね」
ツムリが何時もの様に現れる
「ここに来れるって事はまだゲームは続いてるって事よね?」
「はい、ラスボスジャマトの名前はサボテンナイトジャマト、以前にも現れその時は仮面ライダーが全滅した様です」
その言葉に全員が驚き代表する様にリューが尋ねる
「我々が全滅した場合どうなるのですか?」
「その場合はゲームオーバー、ジャマーエリア内に存在する全てが消されます」
ツムリの説明に皆が言葉を失うがその間にもサボテンナイトジャマトは人々を襲いその体を大きくし最早バベルの次に大きくなっていた
「奴の位置は分かったが、問題は缶だな奴の近くにあるだろうが問題は何処にある?」
ヴェルフは考えるが結局結論は出ず参加者はサボテンナイトジャマトの元へ向かう
サボテンナイトジャマトの周囲はポーンジャマトが無数に集まっていた
「…………近付けない」
「クソ!!倒しても倒しても減らねぇ!!」
「僕が行く!!」
全員がポーンジャマトの群れに苦戦している中、ニンジャの装甲を下半身に移したベルは走る
「クラネルさん!!無茶だ!!戻りなさい!!」
リューも後を追おうと動くがポーンジャマトに阻まれてしまう
リボルブオンを上手く使い完全に抜け出したベルはニンジャバックルをもう一度起動する
「ハァアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
思いっきり振り抜いた足に全員がベルがエリア外に蹴り出すと確信する
「え?」
しかしそれは叶わず、巨大なサボテンナイトジャマトから特大の棘が降り注ぎベルは幾つもの建物を崩しながら吹き飛ばされる
「ウワアアアアアアアアア!?」
「クラネルさん!!」
「ベル!!」
大きく吹き飛んだベルにリューとアイズは慌てて安否確認しようとするがポーンジャマトが行く手を阻む
「退けええええええええ!!」
ゾンビブレイカーのトリガーを引きヴェルフは薙ぎ払うとポーンジャマトは溶けて消える
「行け!!」
「ありがとう!!」
「ありがとうございます」
ヴェルフに道を開けてもらった2人は慌ててベルの元へ駆け寄ると今までと違う赤黒いノイズが走りベルトの中心にあるIDコアがひび割れていた
「あ、アイズさん、リューさん……………勝って下さい、幸せな世界………を作って……下さい」
ベルはニンジャバックルを押し付ける様に渡しそう言い残し消える
仮面ライダーが全滅したらゲームオーバー
そのエリアは消える。