オラリオでDGPを開催するのは間違っているだろうか?   作:寝心地

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第28話

『第1ウェーブ終了です!!お疲れ様でした、皆さんサロンまでお越し下さい』

 

それぞれの区画で最後のジャマトが倒されるとツムリの声が響く

 

それぞれがサロンに向かうと全員が集まった段階でツムリが現れる

 

「おめでとうございます。皆さんは第1ウェーブを生き残った方々です」

 

「え?」

 

「これだけ?」

 

「30人近く居たのに……………」

 

始めて参加する面々はいきなり多くの人間が失格、或いは退場になった事に驚く

 

「珍しくねぇよ、前も20人程集まってたが第一回戦で生き残ったのは半数以下だ、死人が出る事もある」

 

「そして願いを叶えられるのは一人だけ」

 

「「「「「「「…………………………」」」」」」」

 

2度目の参加者であるヴェルフとアイズの言葉に重々しい空気が流れる

 

「そ、そう言えば皆はどんな願いを書いたんだい?」

 

空気に耐えられなくなったヘスティアが話題を逸らそうと全員に尋ねる

 

「うむ!!俺は子供達が幸せになれる世界を願ったぞ!!」

 

「私はその、想い人と恋人になれる世界を……………」

 

タケミカヅチ様と恋仲になれる世界

 

ヤマト・命

 

「リリはその……………今のファミリアから抜け出したいと」

 

【ソーマ・ファミリア】から抜け出した世界

 

リリルカ・アーデ

 

「私も似たようなものだ」

 

私が人として死ねる世界

 

フィルヴィス・シャリア

 

「…………………………強くなりたい」

 

どんな存在にも負けない力が欲しい

 

アイズ・ヴァレンシュタイン

 

「…………………………言う必要性が感じられねぇな」

 

「…………………………言う訳ねぇだろ」

 

ベートとアレンはヘスティアの質問に答えずガネーシャがヘスティアに尋ね返す

 

「お前は何を願ったんだ?ガネーシャ質問!!」

 

「僕?僕は眷属に帰ってきて欲しいんだ、ベル君って言うんだけど急に居なくなっちゃって」

 

ベル君と幸せに暮らせる世界

 

ヘスティア

 

「ベルか……………」

 

「知ってるの?」

 

「アイツは俺が知る限りこのゲームの最初の退場者だ」

 

「退場……………」

 

「アイツは強いジャマトに1人立ち向かって返り討ちに遭っちまった、【剣姫】も良く知ってるだろ?」

 

「うん、凄く勇敢だった」

 

「そうか………僕は絶対勝ってベル君を生き返らせるぞ」

 

ヘスティアの言葉には嫌に実感が籠もっていた

 

「皆さん、間もなく第2ウェーブを開始します」

 

ツムリが現れそう言うと全員が真剣な顔付きに変わりそれぞれの区画に戻る

 

全員が元の場所に辿り着くとツムリが告げる

 

『それではただいまより第2ウェーブを開始します』

 

ツムリの言葉に全員がバックルを取り出す

 

『変身!!』

 

そうして第2ウェーブが始まった

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