オラリオでDGPを開催するのは間違っているだろうか? 作:寝心地
【海賊ゲーム】終了から2日後
【ロキ・ファミリア】の参加者2人は本拠の食堂で食事を取っていた
「…………………………」
「……………チッ、まだかよ」
そんな2人の様子は対照的でアイズはただ漠然と食事をとっているのに対しベートは何か或いは誰かを待っている様子でイライラしていた
1人で食事を取っていたアイズに話し掛ける者がいた
「やっほーアイズ」
「ティオネ、ティオナどうしたの?」
「リヴェリア知らない?今度のダンジョン探索の事で団長が呼んでるって伝えたいのに朝から姿が見えないのよ」
「そう言えばロキも居ないね」
「またどっかの女の尻でも追い掛けてるんでしょ、全くリヴェリア何処行ったのよ」
アマゾネスの姉妹と話しているとスパイダーフォンから音が鳴りアイズとベートの表情が強張る
「あれ?今何か音が鳴らなかった?」
「ええ?あんたの気の所為でしょ」
「ごめん2人とも、私行かなきゃ」
アイズはそう言うと2人の返事も聞かずデザイア神殿に向かう
全参加者が集まりツムリが説明を始める
「皆さんおはようございます。ただいまよりデザイアグランプリ第2回戦【迷宮脱出ゲーム】を始めます」
「迷宮」
「脱出?」
「はい、説明はステージに向かった後に行います」
「ステージって?」
ヘスティアが尋ねるとツムリが答えるより早く参加者の足元に穴が空き全員落下する
「え?私もぉおおおおお!?」
ついでにツムリも落下した
「「「わぁあああああああああ!?」」」
何人か変な叫び声を上げ地面に触れる。見上げるとそこにはそこそこ豪華な城があり背後には大きな鉄の扉があった
「皆さんにはペアを組んでいただき脱出を目指してもらいます」
「ペア?また組むのか?」
ツムリの説明にヴェルフが尋ねるとツムリがニヤリと笑う
「はい、しかし今回は参加者同士で組むのではなく………」
ツムリがそう言い指を指す、参加者はそちらを見ると
「ロキ?」
「ババア!?テメェら何してやがる!!」
「ち、千草殿!?何故ここに………」
「ヘファイストス!?」
「椿……………」
「ふ、フレイヤ様……………」
「…………………………デュオニュソス様」
そこには参加者の顔見知りがおり首には蔦が巻き付いていた
「皆さんには、彼女達とペアを組みここから脱出していただきます」
ツムリはそう言い終わるとヴェルフが尋ねる
「でも1人足りねぇぞ」
「残った1人は私と組んでいただきます。それと、一般の方にお知らせします。恩恵を持つ方は此方で恩恵を封印しておりますのでご注意下さい。それでは皆さんペアを組んで下さい」
ツムリの言葉にリヴェリアは驚き魔法を使った様だが発動しない
「ア〜イ〜ズ〜た〜ん!!良う分からんけどうちと組もうや〜」
「テメェは此方だロキ」
「リヴェリア組もう。大丈夫、私が守る」
「すまないアイズ、何も出来ず捕まった」
「千草殿は私がお守りします。安心して下さい」
「う、うん、ありがとう」
「ヘファイストス、僕と組もうよ」
「ハァ、もう何が何だか分からないけど取り敢えず貴女についていけば良いのね」
「良いか、余計な事すんなよ」
「ヴェル吉、お前中々愉快な格好しておるな」
「ほっとけよ!?」
「フレイヤ様、御身は必ず俺がお守りします」
「フフ、期待してるわ、アレン」
順調にペアが組まれていく中リリルカのみが取り残される
「あ……………」
「では、リリルカ・アーデ様は私ツムリとペアとなります。それでは皆さん、ただいまより【迷宮脱出ゲーム】を行います!!」
ツムリの声が響くと同時に無数のジャマトが姿を現した
ペア
参加者側 一般人枠(恩恵封印済み)
アイズ&リヴェリア
ベート&ロキ
アレン&フレイヤ
フィルヴィス&デュオニュソス
ヘスティア&ヘファイストス
リリルカ&ツムリ
命&千草
ガネーシャ&シャクティ