オラリオでDGPを開催するのは間違っているだろうか?   作:寝心地

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第38話

「ではな、アイズ、ベート、私達は先に帰らせてもらう」

 

「後から色々話を聞かせてもらうからな!!」

 

「楽しかったわアレン、また見たいわね」

 

「ガネーシャ、気を付けろよ」

 

「ヘスティア、ヴェルフ、無事に帰ってきなさい」

 

「ではなヴェル吉、手前も中々に楽しめたぞ」

 

「フィルヴィス、頼んだよ」

 

一般人達は首に巻かれた蔦を解かれ元の生活に戻され参加者達はその背を見送った

 

「皆さん、お疲れ様でした。これで【迷宮脱出ゲーム】を終了します。次のゲームに関しましてはまたご連絡致します」

 

ツムリはそう言い残すと何処かへ去っていった

 


 

それから数日後

 

【ロキ・ファミリア】本拠

 

「「「「「「…………………………」」」」」」

 

【ロキ・ファミリア】の幹部陣が執務室に集まりアイズとベートは椅子に座らされている

 

「…………………………どうしても話してはくれないのかい?」

 

代表する様にフィンが尋ねるがベートが舌打ちし答える

 

「無理だ、教えたら記憶を消される」

 

「…………それに、教えても世界が作り変えられれば結局記憶が消される」

 

「教えても意味が無いっちゅう事か」

 

「しかし創世神の目的が分からんな、何故そんな遊戯をやるんじゃ?」

 

「さぁなぁ……………そもそも創世神自体がどんな神か良う分からんねん」

 

ロキの言葉に全員が首を傾げる

 

「分からない?」

 

「ああ、神々の中では新参でな…………………………そういや神々が下界に降りるちょい前に変な事言いよったな。確か、『面白いもんを見せてやる』とか何とか」

 

「その面白い物がアイズ達が巻き込まれている遊戯ということか?」

 

「まぁ、そうやろうな」

 

「………………………アイズ、ベート、君達に…」

 

フィンが何かを2人に命じようとした時、突然外から爆発音が響き地面が揺れる

 

慌てて外を確認すると人々が何かから逃げ惑っているのが見えるが何から逃げているのかまでは分からない

 

仕方無く外に出てみると

 

『ジャマ…………ジャマジャマ』

 

『ジャマジャマジャマ〜』

 

そこにはジャマトがいた

 

「ジャマト!?」

 

「例の遊戯の敵だね」

 

「「変身!!」」

 

SET

 

ARMED SHIELD

 

BEAT

 

READY? FIGHT!!

 

ベートとアイスが変身しジャマトを攻撃して回るがジャマトの行動範囲が異常に広く被害が拡大していく

 

「僕達も行くよ!!」

 

フィンの号令に合わせリヴェリアとガレスとジャマトを攻撃するが一向に倒せない

 

「馬鹿野郎!!ジャマトはライダーにしか倒せねぇんだ!!大人しく避難誘導してろ!!」

 

ベートがフィン達に叫び背後からジャマトが迫るが何かがジャマトに直撃する

 

「お待たせしました!!」

 

「ごめん遅れた!!」

 

振り返るとそこには他のライダー達が集まっていた

 

「…………酷いな」

 

ヘスティアはジャマトの破壊の跡にそう呟く

 

「これ以上奴等の好きにはさせられない、行くぞ」

 

フィルヴィスがそう言いジャマトを倒して行きリリルカ達もジャマトを倒す

 

「オラァあああああああ!!」

 

アレンもジャマトを蹴散らしていると

 

「ああ?」

 

そこには血の様に真っ赤な帽子を被った顔の見えない少女がいた

 

「逃げ遅れか、さっさと行け、戦いの邪魔だ」

 

アレンがそう言い少女が横を通り過ぎると

 

「あ?」

 

突然変身が解けIDコアが落ちる。少女を見るとその手にはドライバーが握られていた

 

「テメェ、どうやって盗みやがった?兎も角返しやがれ」

 

アレンが要求するも少女は何も言わずその場を去り残ったのは変身解除されたアレンと無数のジャマトだけだった

 


 

「ッ!!君!!危ないよそこから離れて!!」

 

ヘスティアとリリルカ、そしてフィルヴィスがジャマトと戦っている場所にアレンが助けた少女が現れる

 

その少女は3人の横を通り過ぎるとアレンの時と同じ様に変身が解けIDコアが落ちる

 

「なっ!?返して下さい!!」

 

「こらぁ!!それは玩具じゃないぞ!!返しなさい!!」

 

「返せ!!」

 

3人もアレン同様ドライバーを取り返そうとするがジャマトが現れ3人の邪魔をする

 

更に少女はドライバーの内2つをジャマトに渡す

 

受け取ったジャマトはそれにバックルを嵌め変身する

 

SET

 

JYAMATO

 

「ジャマトライダー!!」

 

「うわわ!?此方に来るな!!」

 

「一時撤退しましょう!!デザイア神殿に行けばツムリさんに何か教えてもらえる筈です!!」

 

リリルカの提案に賛成した3人は1度撤退しデザイア神殿に向かう

 

デザイア神殿では既に他の参加者が全員集まっておりその顔は何処か暗かった

 

「皆もドライバー取られちゃったんだ」

 

「その様子だとヘスティア達も取られた様だな」

 

話し込んでいるとツムリが現れる

 

「皆さんドライバーを取られてしまった様ですね。それでは、デザイアグランプリ第3回戦【椅子取りゲーム】を始めます」

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