オラリオでDGPを開催するのは間違っているだろうか? 作:寝心地
「…………………」
シャクティもまた他の参加者同様オーディエンスの居るという部屋に辿り着く
部屋には誰も居らず部屋で暫く待ってみる事にした
「………………………………」
しかし待てど暮らせどオーディエンスなる人物は現れずスパイダーフォンから音楽が流れた
『皆さん!!準備が整いました!!デザイア神殿にお越し下さい!!』ツムリの指示に従い仕方無く席を立ち1度部屋を見る
「次は面と向かって会えることを願う」
部屋にそう言い残しデザイア神殿に向かった
天界
創世神の領域で2柱の神が言い争っていた
「どう言う事だエレボス?ジャマトの準備出来てないと言うのは?」
「いやぁすまない創世神、実は少し面白い物を拾ってね、ボロボロだったので修理していたのだが手入れを間違って暴走させてしまった。俺だけでは対処出来なかったから仕方無く次のゲームに送り出す用のジャマトと共に鎮めたのだがまさかジャマトがやられてしまうとは夢にも思わなかったんだ」
早口で捲し立てる様にエレボスは言い訳を並べながら頭の中では肉体ごと天界へ来た
それを知ってか知らずか創世神はため息を吐き次のゲームの代替案を考える
(ルールの変更、ジャマトは使えない……………今回はライダーバトルにシフトするか?だが人数が足りない、オーディエンスもそれだけでは納得しないだろう)
少し考えた後エレボスを見る
「エレボス、天界と下界の間に亀裂を作ることは可能か?」
「ん?言ってる意味が分からないが空間に穴を開ける事なら出来るぞ?」
「良し、俺の言う通りにやれ、まずは…………………………」
エレボスは創世神の話を聞くとニヤリと笑う
「それは実に面白そうだ、早速取り掛かろう」
そう言い何かの作業を始め創世神は自身の領域の中にあるとあるデータを取り出した
「まさかこんなお目見えになるとは思わなかったが仕方無い……………ついでにあのままではオーディエンスも面白くないだろうから少しアレンジするか」
そう言うと創世神はデータを閉じ宣言した
「第一ゲームの内容変更を行う」
大鐘音が鳴り響きゲームが変更された
参加者が全員デザイア神殿に着き数十分の時間が過ぎた、にも関わらずツムリがゲームの説明をしに来る気配が無い
「なぁ?遅くねぇか?」
「確かに、前回は全員集まったら直ぐに説明がされたのに……」
ベルがそう言い全員が異常を感じ始めた時
「ようこそ〜♪皆〜!!」
声が聞こえそちらを見るとそこには派手な格好をしたツムリがいた
「ツムリ……さん?」
「イメチェンか?」
「これより、【悪魔マラソンゲーム】を始めるわ♪」
「悪魔マラソンゲーム……」
「これから皆にはこの悪魔ちゃんをゴールまで運んで貰うわ♪距離にして42.195km、移動手段は何を使っても結構よ♪」
「それだけ?」
「ええ、今回はチーム戦、ゴールまで運んだ全員が勝ち抜けよ♪」
「で?チームはどう分けるんだい?」
「ここにいる全員が1チームよ♪」
「え?じゃあ勝ち抜けって言うのは?」
「途中ライダー達が悪魔を奪いに来るかも知れないから気を付けてね♪」
ツムリはそう言うとその場から消え参加者達はSTART地点に向かう
そこには風船に文字でSTARTと書かれたアーチがありその先には人数分の馬やワイバーン等から見たことも無い様々な大きさの鉄の馬車等様々な移動手段があった
「フィン、どうする?」
「使い慣れない道具を使って機動力を下げる理由は無い、ここは僕らが知る中で一番の機動力を持つワイバーンで行くべきだろう」
「…………………………分かった」
アイズは何かを言い欠けるがそれを噛み殺し同意し全員がワイバーンに乗りSTARTラインから飛び出した