オラリオでDGPを開催するのは間違っているだろうか?   作:寝心地

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第66話

エリアに辿り着くとある程度ジャマトが待ち受けておりその内の一体の手には見慣れない紫色のボールが握られていた

 

「あれがジャマーボールのボールって事か」

 

「あれを奪ってあっちにあるゴールに投げ入れれば良いんですよね?」

 

「ルールはそうなっている。だがそれ以外のルールは説明されていない、十分気を付けよう」

 

フィンの言葉に全員頷くとそれぞれ持っているバックルを取り出す

 

SET

 

SET CREATION

 

『変身!!』

 

ARMED SHIELD

 

ARMED CLAW

 

MONSTER

 

NINJA

 

BEAT

 

ZOMBIE

 

DEPLOY POWERED SYSTEM

 

GIGANT BUSTER

 

READY? FIGHT!!

 

『それでは、ただいまよりジャマーボール前半戦を始めます』

 

何処からかツムリの声が聞こえピーと甲高い笛の音が聞こえると同時にジャマト達が向かってきた

 

「ベル・クラネル!!ボールを持っている奴の動きを止めてくれ」

 

「はい!!」

 

フィンの指揮の元ベルはボールを持ったジャマトの前に立つが横から別のジャマトが走り込みパスを許す

 

「あ!!」

 

「おっと!!通さないぜ!!」

 

しかしそこにヴェルフが割って入りジャマトの行く手を阻む

 

「オラァ!!コイツは貰ってくぜ!!受け取れ【勇者】!!」

 

ヴェルフはジャマトから無理矢理ボールを奪い取るとボールをフィンに投げ渡す

 

「………………………………」

 

フィンはヴェルフから受け取ったボールを保持し周りを見回す

 

その間にもジャマトはボールを奪い返そうと群がって来る

 

「此方だ!!」

 

シャクティが前線を走っている周りにジャマトは居らずゴールからも近い

 

(いや駄目だ、ここからだと遠すぎる。横から取られるのが関の山だ)

 

考えている間にもジャマト達はフィンに群がって来る

 

仕方なくフィンはボールをヴェルフに戻そうとした時

 

「こ、ここここ此方です!!」

 

声が聞こえそちらを見るとそこには完全に影を消していたカサンドラがシャクティよりも近く周りにジャマトも居ないまさに最適位置

 

「頼んだよ」

 

フィンは躊躇いなくカサンドラにパスを出しカサンドラはお手玉しながらも受け取るとそれをシャクティに投げ渡す

 

「貰った!!」

 

シャクティはボールをゴールに投げ込み3つの輪っかを潜ると再び笛の音が鳴る

 

仮面ライダー 3点ジャマト 0点

 

「よっしゃ!!」

 

「ふぅ」

 

ライダー達は先制点に喜びジャマト達のボールでリスタートする

 

『『ジュラピラ……………ヘンシン』』

 

リスタートと同時にジャマトの内2体がジャマトライダーへと変身する

 

「向こうも本気を出してきたな」

 

「ああ、アイズ、ベル・クラネル、ジャマトライダーを抑えてくれ、奴らにボールが渡ったら厄介だ」

 

「分かった」

 

「はい!!」

 

アイズとベルはボールを無視しジャマトライダーの元へ向かうと大きく押し退けジャマトの群れから押し出す

 

「バックルを壊そう」

 

「はい!!」

 

BEAT STRIKE

 

NINJA STRIKE

 

「「はぁああああああああああ!!」」

 

狙い通りジャマトライダーのバックルを破壊する、同時にジャマトライダーは普通のジャマトに戻る

 

『ジャマジャマジャマ!!』

 

ジャマト達はかなりのダメージを負い何とか立ち上がると無数の蔦に包まれサボテンナイトジャマトとビショップジャマトへと姿を変える

 

「進化した!!」

 

「…………気を付けて」

 

しかしジャマト達は襲って来る様子は無い

 

『……………………か』

 

「???」

 

『勝っ…………て下さ…………い』

 

「ッ!?」

 

ジャマトが意味の分かる言葉を話し2人は警戒したがそれと同時に信じられないものを見た

 

「……………………嘘」

 

「……………………ベル?」

 

『勝っ…………て下さ…………い、リューさん…………アイ…………ズさ…………ん』

 

2体のジャマトは言葉を話したと同時に参加者であるベル・クラネルの姿へと変わった

 


 

天界 ジャマーガーデン

 

「あれは何だ?どうなっている?」

 

「う〜む、タイミングが悪かったのだろうか?」

 

「タイミング?」

 

「うむ、ベル・クラネルは1度死にここでジャマト達の肥料となった、しかしヘスティアの願いにより蘇った。しかし恐らくジャマトに吸収されたベル・クラネル因子とでも呼ぶべき物はベル・クラネルに戻り切れなかったのだろう」

 

「………………………………何を言ってるのか良く分からん」

 

「ハハハつまり、あのジャマト達はベル・クラネルの血肉を吸収し学んだと言うことだよ」

 

エレボスがそう言うとフィルヴィスは暗い顔になりズキリと胸が痛むのを感じた

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