オラリオでDGPを開催するのは間違っているだろうか?   作:寝心地

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第69話

『以上で前半戦を終了します!!後半戦は1時間後、それまではサロンで休憩なさって下さい』

 

笛の音とツムリの声が響き前半戦の終了を告げる

 

仮面ライダー 27点ジャマト 36点

 

「……………………負けてる」

 

「だが挽回出来ない点数じゃない。まだまだこれからさ」

 

「………………………………うん」

 

アイズの言葉にフィンはそう言うと、アイズも頷き全員サロンに戻る

 

「さて、君達が見た物について教えてもらえるかな?」

 

フィンはアイズとベルにそう言うと、全員の視線が自然と集まる

 

何も言おうとしないベルに、アイズは自分から言った方が良いだろうかと考える

 

「………………………………ジャマトが」

 

しかし、アイズの中で結論が出るより早くベルが口を開き、全員がベルの言葉に耳を傾ける

 

「ジャマトが…………僕の姿に変化したんです」

 

「ジャマトが?」

 

「私も見た。ジャマトライダーのベルトを壊したら進化して、その後ベルの姿になった」

 

アイズの証言も加わり信憑性を帯びてきた問題に、フィンは思考を回す

 

「2人とも確認だけど、ジャマトが姿を変えたのはベル・クラネルだけなんだね?」

 

「うん、短い時間だったから他にも変身出来るか分からないけど、私達が見たのはベルだけ」

 

「他に他人に変身するジャマトを見た者は?」

 

フィンが確認の為参加者全員に問い掛けるが、フィンを含め見た者は居ない

 

(となるとベル・クラネルの動きが悪くなった理由も分かる。問題なのは何故ベル・クラネルだけかと言う事だ)

 

「ベル・クラネルと一緒に過去に参加した事があるのはアイズとヴェルフ・クロッゾだったね。その時何かベル・クラネルに異変が無かったかい?」

 

「そうは言われてもよぉ、特段これと言って思い至るのは……………………あ」

 

何か思い至る事があったのか、ヴェルフは暫く考え込んだ後に声を上げる

 

「そういや第一回の時お前退場したよな?」

 

「うん、大っきいジャマトに蹴り飛ばされて私達の前で消えた」

 

「俺の知る限り、そんな風に消えた奴はコイツともう1人、エルフだけだ」

 

それを聞いたフィンは、それこそジャマトがベルの姿になった要因だと確信する

 

「なら、もう1人のエルフの子の姿を取るジャマトが出てきてもおかしくないな。大体の状況は分かった。ひとまず次の作戦について話そう」

 

フィンはそう言いソファに座ると、ヴェルフがベルに話し掛ける

 

「彼奴等がどんなにお前の姿を取ろうとお前はお前、だろ?」

 

「ヴェルフ…………」

 

「勝って本物のベル・クラネルの力を見せてやろうじゃねぇか、な?」

 

「ヴェルフ……………………うん!!」

 

ベルは立ち上がると、今度の後半戦に向けて元気を取り戻し、その様子を見ていたフィンは何処か嬉しそうに笑った

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