オラリオでDGPを開催するのは間違っているだろうか?   作:寝心地

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第9話

スパイダーフォンの道案内に従い参加者が道を進むと到着したのは廃墟の様な建物

 

疑心暗鬼になりながらも中に入るとドアを潜った瞬間に世界が代わりそこには豪華なバーの様な場所に代わり1人のコンシェルジュの男が珈琲を挽いていた

 

男は参加者に気付くとニコリと笑い前に出る

 

「ようこそ参加者の皆様、私コンシェルジュのギロリと申します」

 

丁寧に一礼し参加者に座る様に促した後、彼は珈琲を挽く作業に戻るとツムリが現れる

 

「ようこそ、サロンへ、ここは参加者の皆さんが休憩を行うスペースです。此方ではデザイアマネーを使い珈琲を飲んだりマッサージを受けたりする事が出来ます」

 

「へぇ〜、デザイアマネーっていうのは?」

 

ルノアが質問するとそれに答えたのはツムリではなくギロリだった

 

「このサロンのみで使える専用の通貨になります。皆さんのスパイダーフォンに入っていますよ、アプリでヴァリスのマークの描かれたアプリをタッチすると分かります」

 

全員がスパイダーフォンを取り出しヴァリスの描かれた絵を探し触れてみると全員同じ額が書かれていた

 

「デザイアマネーは様々な娯楽に使う事が出来ますが、ゲームの勝敗に関わる物は取引する事が出来ません。何事も例外が御座いますが」

 

ギロリはそう言うと再び珈琲を挽に戻った

 

「それと此方での戦闘行為は即脱落扱いとなりますのでご注意下さい。他にもトレーニングルームや図書スペースもご用意しております」

 

ツムリがそう言うとアイズが反応する

 

「トレーニングルーム?」

 

「はい、そちらでは仮想ジャマトを使った実戦的なトレーニングをする事が出来ます」

 

「……………そう」

 

「それでは、次のウェーブ戦が始まりましたらお知らせします」

 

ツムリはそう言うと一礼しその場を離れ、サロンにはギロリと参加者たけが残された

 

「「「「「「…………………」」」」」」

 

残された参加者達の間には何とも言えない重い空気が流れる。互いに知らない間柄同士の人物が残されればそうなるのも仕方ない事だろう

 

「と、取り敢えず、互いの事を知る為に自己紹介しません?」

 

ベルが空気に耐えられなくなりそう提案する

 

「私は構わないよ」

 

「私も構いません」

 

「俺も良いぜ」

 

ある程度賛同が集まりベルから始める

 

「えっと、ベル・クラネルです。普段は【ヘスティア・ファミリア】のLv1冒険者をしてます」

 

「リュー・リオンです。【豊穣の女主人】でウエイトレスをしています」

 

「アーニャ・フローメルだニャ、リューと同じ【豊穣の女主人】でウエイトレスしてるニャ」

 

「ルノア・ファウスト、同じく【豊穣の女主人】でウエイトレスしてます」

 

「我はアポロン、太陽神アポロンだ。【アポロン・ファミリア】の主神だ」

 

「俺はヴェルフ、悪いが家名は嫌いなんで名乗るのは勘弁してくれ。【ヘファイストス・ファミリア】の新米鍛冶師だ」

 

「………………ナァーザ…………【ミアハ・ファミリア】の薬師」

 

「……………アイズ・ヴァレンシュタインです。【ロキ・ファミリア】?」

 

最後なぜ疑問形なのかと一瞬その場の全員の頭に過ったが気にしない事にし

 

「「「「「…………………………」」」」」

 

再び沈黙が訪れた

 

「…………………………」

 

アイズは沈黙の中動き出す

 

「【剣姫】、何処に?」

 

「トレーニングルームって所」

 

アイズはそう言うと、スパイダーフォンの示すトレーニングルームに向かった

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