12の火種を渡してスーパーファイノン人を作れば勝てるということだけは知っている   作:舐められペリー

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書いたら出ると言う言葉がある
というわけで書く。


説明というものがなければこうなる

前世には無数の創作物があった。

そう この無数の星のように。

 

その中に転生物と言うジャンルはたくさんあった。

そう この目の前にある無数の星のように。

 

転生物の主人公の転生の原因は大体トラックか車に轢かれることである。

つまり私である。

 

ただなかなか転生先が宇宙空間というのは少ないのではなかろうか。

探せば転生して宇宙からスタートと言う物はあると思う。

 

 

 

ただ何故私はそれに当たってしまったのだろうか。

 

同じ地球にとはこの際言わない。せめて星で生まれたかった。

 

別に前世で何か法を犯したことなどないのにこの仕打ちはないだろう。

 

 

 

 

 

そしてできればすぐ死にたかった。

 

宇宙は空気ないから呼吸できない。生命は呼吸しなければ生きていけない。

 

だが私は生きている。苦しくもない。

 

詳しくは知らないが宇宙は死ぬほど寒いらしい。ずっと寒い中で生き物は生きていけないはず。

 

だが私は生きている。寒くない。暑くもない。

 

 

不幸中の幸い。私は人形であると思う。と言うか人だと思う。

動けはするので顔とか身体とか触わると多分だか人間である。

鼻がある。耳がある。口もあるし中に指入れれば歯がある。のどち◯こも触ることが出来たので多分人間。

 

 

男の勲章がなかったのだけが残念。

推定女だと思う。

 

男の勲章を返せ。宇宙空間だから何にも使えないけど。

 

 

そして律儀に服を着ている暗くてあんまわからないが多分スーツを着ている。ネクタイあるし。

 

何故?

 

いや裸で転生させられても困るが……宇宙空間だからなんも困らないけどいらんところで親切だな。

 

そしてそして服の中に棒が入っていた。棒というかライトセイバーと言うか。

 

なんか服に入ってるなと思って手に握ったら光が伸びた。

 

最初は興奮した。スター・◯ォーズを知らなくても男なら誰でもライトセイバー持てば興奮すると思うんだ。場所関係なく。そう 場所関係なく。

 

ただなんに使えばいいんだろうねこれ。

 

これで自分を切ってもっかい転生ルーレット回せってことか?

やったけど全然自分のこと切れないんですけど?

 

なのでこの「ライトセイバー」はただの「光る棒を伸ばす棒」なのである。

 

もう何もできないので寝ようとまぶたを閉じたのである。

だが眠れる感じが全くしない。

頭がしっかり動いてる感じがする。

 

精神的に参ってきた私はあるこを思い出した。

 

前世で読んだ漫画だが最強のラスボスが宇宙に飛ばされ地球に帰れなくなり考えるのをやめたと言うものである。

 

ああ……そうか……これが答えなんだなと悟った。

 

そして私は。

 

考えるのをやめた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やめたけどカブトムシが大量にこっちに向かってきたらさすがに思考を再開する。

 

 

虫は別に嫌いと言うわけではないがこのカブトムシでかいのである。そしてなんか現実にはない色してる。と言うか宇宙空間にいるのがそもそもおかしい。

 

そんなのがこっち向かってくるのである。

そんなカブトムシが口から変な液体飛ばしたりもしてくるのである。

 

ビビって暴れた。

しかしこの虫死ぬほど脆い。

暴れた拍子に当たった腕や足に虫が当たるとグチャグチャになる。

 

少し冷静になってきてあの「光る棒を出す棒」を取り出し試しに切ると。スパスパ切れた。

 

なんかわかんないけどこっちに来るから永遠と虫を退治していた。と言うか多すぎるどっから湧いてるこの虫。

 

そして気づいたら星に落ちてた。

 

でも別に死んだりしなかった。

この体は大気圏突破できる性能があるらしい。

 

星に来て私は感動した。年月などはわからないが久しぶりの呼吸である。そして重力というものの感覚。

別に宇宙は呼吸できなくても苦しくなかったが変に虚無感と言うか孤独死というものをしそうな寂しさあった。やることと言うかできることが少なすぎたので。

だが今はどうだ。呼吸ができる。地に足がついてるので歩くことも走ることもできる。

感動のあまり涙も出た。

 

なんか生きてるってかんじがして。

 

 

 

ただあのカブトムシもこの星にいた。と言うか空から降ってきた。

 

 

 

そこからずっとカブトムシ退治をしていたが苦などはなかった。むしろ楽しかった。無双ゲームしてる感じがして。

 

宇宙に転生させられてやっとなんかできることを見つけれたのでテンションが上がっていた。

 

明らかにこっちに敵意と言うか害をもたらそうとしてる感じがするのでこれは正当防衛です。

 

途中なんか白いカッコいい機械がカブトムシと戦ってるのを見て更にテンションが上がりその白いカッコいい機械の間に割って入りカブトムシをサイコロステーキにしまくってた。

 

そしてテンションが上がりすぎて気づいたらまた宇宙に来てた。

 

何故て?

 

あのカブトムシ数が異常なのである。大きさ問わず退治した数などは正確に覚えたりしてないが万は多分余裕で超えてるはず。

 

あのカブトムシ分裂したりするが、自信過剰かもしれないがそれより早くカブトムシを駆除してるはずなのである。

 

でもまだまだいる。

つまり親玉ブッコロすればこのカブトムシ異常繁殖なくなるんじゃね?てね。

 

この星がカブトムシの巣ではないと思う。 この星で駆除したカブトムシより宇宙で駆除したカブトムシのほうが数多かったし。

 

そしてなによりこの星を荒らしてるっぽいしその住民のカッコいい機械たちを壊している。

 

 

 

 

つまり親玉は宇宙のどっかにいる!

この大気圏突破しても体傷つかないどころかスーツも汚れてないハイスペの身体で生まれたのはカブトムシの親玉を殺すのが私の使命!

 

呼吸させてくれたこの星とそこに住むカッコいい機械を守るため!

 

私は!カブトムシを駆除しつくす!!!

 

 

 

 

と意気込んたのはいいがいなくなったらいなくなったでやることがなくなった。

 

わけわからんぐらいクソデカのカブトムシ駆除してもカブトムシはウジぐらい湧いて出てきたけどいつの間にかいなくなってた。

 

その時思った。 またやることなくなったなと。

 

私は別に宇宙で自由に動き回れるわけではない。宇宙での移動方法は、カブトムシを足場にして飛ぶと言う物だったからカブトムシがいなくなった時点で自由に移動できなくなった。

 

あの星に戻りたいけど戻れない。

 

だがまたいつか別の星に大気圏突破するかもしれない。

 

そんな未来を夢見て。

 

私はまた。

 

考えるのをやめた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしたら地面に突き刺さっていた。

 

なんか急に風を感じ思考を再開させると地面が見えた。そして呼吸が出来た。

 

空を飛んでると実感して久々に涙が出そうになったら

 

いきなり「なんか」飛んできた。

「なんか」というのは久しぶりの思考だったため頭が全くと言っていいほど回ってなかったのである。そのため何が飛んできたのか、はたまたどこから飛んできたのか分からないのである。

痛くなかったが落ちる速度が上がり地面に綺麗な着地ができず、頭からめり込んだ。

 

この星の歓迎の仕方だろうか。多分この星の人たちは私ぐらいのハイスペック身体してるんだろうな。

 

前世の人間なら多分地面にぶつかって死んでる。と言うか飛んできた何かで死んでる。その前に大気圏突破で焼け死んでるか ハハ。

 

地面にめり込む前に白髪のイケメンを視認したから早く出て何かコミュニケーションを取らなければ。

 

しかしラッキーだな 白髪のイケメンどう見ても人間だから。エイリアンとか人形ではあるけど顔がオオカミとか豚とかもあり得たのにどっからどう見ても白髪のイケメン人間だったから。

見間違いだったら泣く

 

まあ言葉通じるか分からないけどとりあえず出て何か言わないと。

……

………

 

 

と言うかどうやって出ればいいんだこれ。

ここをこうして…

やばいさらに深く潜りそうになる。

やばい出れな

 

スボ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ありがとうございます おかげで助かりました。」

 

「どういたしまして その 体は大丈夫なのかい?」

 

「はい 大気圏突破するのもへっちゃらの体なので。」

 

 

私は今 猛烈に感動している!

今生初の他人との会話!そして何事もないように言葉が通じる!相手の言っていることがわかる!

ああ! 会話は素晴らしい!

 

なんて天文学的な確率を私は打ち抜き続けてるんだろう!

宇宙空間に転生したのがチャラに感じる!!!

 

さすがにいきなり泣かれたら困るだろうから涙を流さないように堪えなきゃいけないけど。

 

「?

まあ 見たところ大丈夫そうだね

さて ここに来た目的を話してくれないか 天上から舞い降りたお客さん」

 

「え?」

 

え?もくてき? ああ……目的かぁ……

ないな目的。

たまたまこの星に落ちただけだから別に目的などなんもないんだよな。あ もしかして今の私ってやばいやつ?

ほら目の前のイケメンよく見たら警戒してるじゃん。

 

捻り出せ目的……穏便に済みそうな目的を「ファイちゃん!1人で突っ走って!だめでしょ!」

 

……?

なんかあのロリっ子見たことあるような……

 

と言うかこの白髪のイケメンもどこかで見たことがあるような……

 

 

 

 

 

 

 

「まずは自己紹介しなくちゃ──「あたちたち」はヤヌサポリスのトリビー。こっちはファイちゃん。」

 

「僕はエリュシオンのファイノンだ。よろしく。」

 

つまりとある難民を護送するため現地に向かている途中、私と言う推定天上から豪快な舞い降り方した奴が地面に突き刺さっていたと。

なるほどそりゃ警戒される。

 

と言うか私って運いいなほんとに。宇宙から来た云々言ったら更に驚かれたからな。どうやらこの星では宇宙云々は禁句なんだな。前世の地球が平たいとか言ってた時代なのか?

 

と言うかファイノン……なんかを思い出しそうな……。

頑張れ私の脳細胞

 

 

ファイノンてたしか「崩壊スターレイル」てゲームのキャラか。

星と星をつなぐ列車の旅()のゲーム。

 

たしか12の火種とやらを取り込むと変身して隕石落としまくるクソ強キャラ。

 

そして隣の赤髪ロリっ子のトリビーさんはロケット相手の頭上に落とす技を持ってる強いロリ。

 

両方1000歳だとかなんとかだったっけ。

 

前世はゲーム好きだがやらなかったゲームだな。SNSで流れてくるイラストとか面白いツイートとかしか見てないから。

となると。

 

 

ザンダーとやらが悪いことしようとしてて、ザンダー強いから変身ファイノンをぶつけるしかなくて

 

変身には12の火種とやらをファイノンに取り込ませなければならなくて。

 

火種は色んなところに散らばってて。

 

カイニスとやらが火種探しを妨害してきて。SNSでクソアマと呼ばれていたのを知っている。

 

なら私の目的は決まった。決まったけど名前ないな私。

せっかく自己紹介してくれてるのに名前を名乗らないのは無作法というもの……

なんかないか……

カブトムシ殺しまくってて……

大気圏突入しても生きてて………

「光る棒を出す棒」ことライトセイバーを持ってて…………

ん? ライトセイバー?そうだ!安直だがこれで行こう。

 

 

「私はライトと言います。 私も難民の護送を手伝います」

 

私の次の使命。

 

火種を見つけファイノンに取り込ませ!ザンダーとやらをぶっ飛ばす!!!

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