会談場所は、港町に設られた仮設倉庫であった。
場所ほんとにここでええんか案件。
水無さんから伝えられた場所はただの合流地点に過ぎなかったらしく。
そこからいくつも車を乗り換えてこの場所へと連れてこられた次第である。
嫌な予感しかしないため、事前にアンカーは設置していたが……。
『公安の人員が君を見失ったようだ。今の位置は?』
『東都湾の新品っぽい仮設倉庫にいるよ。位置情報を送っといた』
『すまない。今すぐ向かわせる』
降谷さんとやりとりしつつ、案内に従って俺は車を出た。
念話は降谷さん、諸伏さん、コナン君のいつメンに加えて今回特別に公安信者さんをお招きしている。
信者さんは先の組織改変で警視監までのし上がっており、現在の役職は警視庁副総監。
今までにも色々役職を歴任してきたらしく、ゆくゆくは警察庁刑事局長に行きつくのではないかと噂されているらしい。
ああ見えて、まさに信じられぬシゴデキということか。
何故か今日、公安信者さんの口数が少なくて不気味だが…まあいいか。
仮設の倉庫に入って、そこにポツンと用意された椅子に腰掛ける。
ガワはただの仮設倉庫だが、どうも中は最新鋭の設備でいっぱいのように見える。
無数のセンサー類が俺を捉える感覚がある。
だというのに、対話という割に中の椅子は一つだけ。
『こちら黄衣。嫌な予感しかしない。わからんがバリバリに罠の気配』
『なっ……兄弟団の支持層の厚い現政権が下手な真似をするとは思いにくく……神よ、恐れながら映像データを共有していただきたく存じます』
『あいよ』
俺の視界を別窓再生ぐらいのイメージで共有すると、念話の向こうで動揺する気配が伝わってきた。
コナン君が困惑して口を開いた。
『え、この怪しさで倉庫に入ったの?黄衣さん危機感なさ過ぎじゃ……天井とか露骨になんか仕掛けあるし』
『壁の一面、マジックミラーか?ゼロ、これやられた臭いぞ』
『そんなの分かってる!クソ、黄衣君は僕らの救出を待て。暴れるなよ!』
『神よ、御身が直に動かれることはありません。是非とも我らにお任せくださいませ』
『俺ってそんなやらかすイメージだったりする?』
酷い言われように悲しみに暮れつつ、椅子に座ったまままったりと次の動きを待つ。
入り口の扉が閉められ、鍵がかけられた。
穏やかならぬ殺気に似た感覚。
そして次の瞬間。
頭上から檻のようなものが降ってきて、激しく音を立てて地面の金具と結合した。
電流が流されるパチパチという特徴的な響きが耳を打つ。
俺と一緒に部屋に入った軍人さんが、無線で「捕獲成功。予定通り次の工程へ移ります」と事務的な声を出した。
俺はちょっと真面目に宇宙猫と化した。
『待って待って速報速報、今俺ってば電気檻に入れられて捕まえられた!!!』
『は??????』
降谷さん渾身の「は???」が帰ってきたが、それは俺も言いたい気持ちである。
電気檻ってお前、熊か何かじゃないんだから。
そんなんで旧支配者を捕まえられるわけ無くないか?
公安信者さんの悲しげな声が伝わってくる。
『米国亡き後の世界経済の混乱を乗り切る術を考えねばなりませんか。……神を愚弄するとは本部の老人会も耄碌しましたね』
『もう亡き者になってる設定ッ!!』
『黄衣、それより檻から出れそうか?』
諸伏さんの問いかけに、俺は肯定の意思を伝えた。
いつでも出れるってか、これは捕まえたことになっていない。
目の前に立つ軍人さんが、悪役然とした様子で威圧的に俺に声をかけてきた。
「大人しくしてくれたまえ。目の前にあるのがなんだかわかるか?」
今まで鏡のようだった壁の一面が不意に切り替わり、向こう側が見えるようになった。
向こうは別の部屋になっているらしく。
何故かナイトゴーントが一匹、縛り上げられた上で銃を頭に向けられていた。
「君の大切な人だろう。君が少しでも動けば、彼女の命はない」
「???????」
何から突っ込めばいいか分からなかったが、ともかくそれはただのナイトゴーントである。
ナイトゴーントはすっかりしょぼくれて、震えながら泣いていた。
何が何だかわからないが、この可哀想なナイトゴーントが頭を吹っ飛ばされないように頑張らねばなるまい。
俺が神妙にして頷くと、ガラガラとキャスター付きのモニターが運ばれてきた。
電源をつけると、そこに写っているのは俺もTVで見たことがある顔、すなわち米国の最高権力者その人に間違いなかった。
大統領は気軽な調子で俺へと笑いかけた。
『やあ。君には、これより偉大なる米国のために働いてもらいたいと思っている』
「人に物を頼む姿勢じゃなさ過ぎないか?」
『おかしいな、君に拒否権は無いはずだが』
大袈裟に肩をすくめて困ったようにしているが、俺の檻はこれだし人質はナイトゴーントだしでシュールギャグでしかないのである。
まあ、この辺りで総評を出してよかろう。
神は、愚弄されたらそれ相応の返礼を返さねばならない。
いや俺も相当気の長い穏当な方ではあるのだが、これは流石に許すと禍根が残りそうだ。
どうやら俺相手に人質を取ろうとしていた様子だし、悪質性も高い。
下手なことをするなって止められていたが。
まあ、これは神罰案件でいいだろう。
ということで、判決。
国の最高権力者は賢くあらねばならぬ。
その判断の代償を身をもって払うことこそ、責任者の仕事である。
魔術を組み上げ、そっと静かに発動する。
「神が罰しなくても良いと思える判断を下せるまで、今日の選択をやり直し続けろ」。
それこそが、国の代表に課せられた罰である。
ようは無限ループ会話だ。
はいと答えるまでゲームが進まないRPGのようなもの。
米国が俺に突っかかるのを断念するまで、このループは続くのだ。
国ごと滅ぼすのは俺が辛い。
正解の選択肢を選ぶまで永遠にループさせてしまえば、世は全てこともなし。
全ては米国大統領の肩にかかっている。
そういうわけである。
ひとまず、会話の続きとして俺は椅子から立ち上がった。
「断る。次は賢い選択をしてくれよ」
同時にくしゃり、と泥のように檻が脆く崩れ去った。
崩れた檻が髪に降りかかって大変不快。
うん、この方法は失敗だったかもしれぬ。
「俺は人間が大好きだからチャンスを渡してるだけだし、これやって来たのミ=ゴとかなら一族郎党処刑だったからな?特別なんだぞ?」
「!!!」
軍人さんが狼狽えて銃を取り出した。
多分この人も真面目な普通の軍人さんなのだと思われる。
やりづらいものだ。
「まず今回の罰と、俺の力をここに示す。次の参考にしてくれ」
『撃て!』
奥まった箇所から出て来た追加の軍人さんと共に、俺にサブマシンガンの弾丸が浴びせられる。
もちろんそんなの効くはずもない。
とはいえわざわざ痛い思いをするつもりもないので、魔術障壁で全て防ぎながら大統領さんに思念を送る。
遠く米国ホワイトハウスを映し出す、映像系思念だ。
今米国がどうなってるのか見えなければ、大統領も判断がつきようもないと思うし。
サービスというやつだ。
映像の中では上空からゆっくりと嵐が降りてくる。
米国全土を覆う、神罰の嵐。
家々を塵のように吹き崩し、全てを破壊する権能の類である。
まあ地球上だと風の権能として出現するのだが、実のところ宇宙嵐──すなわちプラズマや高エネルギー粒子の奔流が俺の本当の権能ではある。
閑話休題。
吹き荒ぶ嵐の映像に対し、大統領は苦悶の声を漏らした。
『馬鹿な、こんなまやかし!』
「ならそっちでも自分で確認したほうがいい。本国にはもう何も残ってないから、隣国からの情報提供が必要だとは思うけど」
この米国のありさまも、観測する人が残っていなくては伝えようもないだろう。
抉り抜かれたような大地に、粉微塵になった文明の痕跡だけがばら撒かれている死の土地だ。
いくら仮想歴史になるといえど、こんなことをするのは心が痛む。
乱暴に入り口の扉が開けられ追加部隊がやってきた。
俺にふたたび銃撃を浴びせたので、全員失神させてその場を後にする。
街に出るわけにもいかない。
時間を潰すために、のんびりスマホを見ながら港付近をぶらぶらすることにした。
降谷さん達から念話が届く。
『おい、そちらで何があった!?現場付近で銃声がしたと報告があったが!』
『待てゼロ、ニュースを見ろ、緊急事態だ!カナダのTV局で大規模な異常気象の話が出てる!』
『はぁ?それがなんだって…………おい』
まさか。
唖然としたような声がして。
しかし俺に問いかけてくることはない。
問うことを恐れているのかもしれない。
降谷さんは自らのこととして、神の勘気がいかに理不尽で激烈か、知っているからだ。
まもなく、日本語でも速報のネットニュースが出た。
アメリカを襲った極大の異常気象についてだ。
現地の状況は不明、まったく連絡が取れていないとして、被害状況がわからないことを伝えている。
わずかながら隣国であるカナダとメキシコからの映像のみが入手できたらしい。
数軒先の位置からあまりに強い風により真っ白に映像が途切れている。
爆音にも似た音が響き、カナダでも衝撃波で大量の死傷者が出たらしい。
まあ、俺が気遣いもせず遠慮なく力を振るえばそうなるよな、という話である。
『………黄衣、さん』
『大丈夫、コナン君』
恐れに満ちたコナン君の声に、俺はそっと返事をした。
こうする必要がなくなるまで、ループすればいいだけの話である。
そろそろ良いだろう、と俺は術式を回し始める。
全ては神なる夢なれば。
夢オチってサイテーっていう勿れ。
そういうご都合主義も、時には必要だと思うので。
ぐるりと景色が切り替わる。
全てを無かったことにして、最初に戻って演算再開。
この結末を覚えているのは、彼の国の大統領のみとなる。
今朝に戻り、俺の案内された仮設倉庫。
前回と同じく、つつがなく檻が降って来た。
なんでや。
まさかただの悪夢だと思ったんか?
同じ会話が繰り返される。
悪役みたいなセリフを言い放つ軍人さんに、見せられる据え置きの可哀想なナイトゴーント。
そういえば俺、前回ナイトゴーント放ってどっか行っちゃったな。
まあいいか。よっぽどのことがない限り死なんやろ。
そんなことを考えながら前回の焼き直しをなぞっていく。
つーかちょっとは違う行動起こさんかいワレ!
我慢ならず途中で話をぶった斬り、暴風を使ってこの建物ごと檻をぶっ飛ばしてやる。
腰を抜かした軍人さんは丁寧に気絶させておいた。
きちんとカメラ類と大統領のモニターは残しておいたので、それを通じて話しかける。
「なぁ、これ2回目だろうが勘弁してくれよ!」
『ひっ、奴をっ、奴を殺せ!!!』
そのまま大統領はモニター前から逃げ出したようだ。
流石に許せねぇのでお仕置きでおじゃる。
その場で完全顕現して、少し離れた場所で通信していた大統領さんを掴み上げる。
風が渦巻き、台風のような風が東都に満ちてくる。
仮想歴史とはいえ東都を吹き飛ばす気はない。
俺は自分の周りにSAN値チェック防止用の結界を張ったまま、上空へと大統領を運んだ。
大統領が悲鳴をあげて逃げようと体を捻り、死に物狂いで銃弾を打ち込んでくる軍人さんたちを蹴散らしてやる。
勿論、東都湾に俺が出現したら大ニュースだ。
『なんで顕現してるんだマジかおい待て止めろ待ってくれ!!』
『(無言五体投地)』
などの混乱が念話でもありつつ、そのあたりで今回もリセット。
次の大統領はきっとうまくやるでしょう。
三回目は檻は降ってきたが大統領は来日しなかった。
そうじゃねぇんだよなぁ案件である。
檻をなんとかしても無意味なので、その場で遠隔で大統領に激痛の呪いを付与。
「だから、こういうことをしないでくれって言ってるだけだ」と囁いておくに留めた。
俺自体は試しに抵抗せず連行されてみることにする。
軍人さんたちの手によって檻ごとトラックに乗せられ、そのままトラックは船に乗り込んだ。
公安の人員とは銃撃戦になったが、装備の差で公安は敗北。
無意な犠牲者が出たようだ。
どうやらそのあと海上保安庁と一悶着あったらしいが、詳細は不明。
最後まで付き合う気はないし、そこで巻き戻しとなった。
一応言っておくが。
実はこれは夢オチというか、仮想現実改変に近い手法をとっている。
今日の朝早くに設定したセーブポイントをアンカーにし、そこで本当の時を一時停止しているのだ。
今までの時の流れは俺の作成した仮想時流。
俺と大統領さん以外は予測値が動いていたに過ぎない。
そして俺が巻き戻しを実行すると、セーブポイントの大統領にのみ今までの予測値がぶち込まれ、また演算し直しとなるのである。
これは、単なる時間操作だと失敗した歴史を破棄しなければならなくなってしまうから取った苦肉の策だ。
歴史を破棄しても結果は同じだが、俺が心苦しかったからな。
そんなふうに幾度も幾度も大統領氏は同じ1日を繰り返し、俺もそれに付き合った。
あまりに辛かったのか一時的狂気も発症していたが、俺が回復させてやったので問題なし。
でも思ったよりかなり奮闘しているようだ。
まず真っ先に俺を殺そうと核ぶち込んで来たりとか、人質を増やしたりとか、色々試行錯誤はしていた。
何故か俺と対話すると言う選択肢を取らないのが疑問だったが、敵意が前に来すぎて来たのかもしれない。
そうしてN回目。
ようやく大統領さんは対話をしてくれる気になったらしい。
無数の米国滅亡と大統領自身の非業の死とエトセトラを繰り返し、大統領は普通に面会することを選んだのだ。
場所はエッジ・オブ・オーシャンの迎賓館。
広めの個室に通され、大人しく席に座っていると、恐怖に震えながら現れた大統領ににらみつけられた。
顔は青白く、唇はブルブルと震えている。
「……悪魔め」とのコメント付き。
俺はつい大きなため息をついた。
「………私を地獄に落として、何が望みだ」
「いややめて欲しいのはこっちなんだよ。どうして俺を殺したりアメリカに拉致しようするんだよ」
「貴様のような化け物を野放しにすれば、アメリカ国民が危険に晒される!」
「俺の敵意買う方がよっぽど危険だろうに。お分かりの通り、核連打ぐらいじゃ良い感じのサウナにしかならないんだぞ、俺」
大統領はぐうぅ、と呻いたようだった。
たぶん今回のことは純粋に俺の戦力を甘く見積りすぎただけなのだろう。
まったく困ったものだ。
呪詛をかけても良いが、そもそも根本的に俺への正しい知識がなければまた繰り返されるだけだ。
まだ敵意のある目に、俺は髪をかきあげた、
「これでも俺、古代ハイパーボリアでは善神として有名だったんだけどな」
「人が神のペットだった頃はそれでもいいのだろう。だが、現在の人類社会に古代の神など不要だ」
「───驕りが過ぎるぞ」
俺は目を開いて睨み据えた。
大統領の顔がザッと青ざめる。
「流石に現在の地球は旧支配者などの侵略に弱すぎる。意気込みは買うが、今の地球じゃ奴らの遊び場になるだけだ」
「……!」
あまり旧支配者の実態を知らないようだし、仕方のない話ではあるか。
だがそんな認識のまま俺に突っかかってくるのはいただけない。
「さっき俺がしたのは、大まかには時間改変だ。記録だけを貴方に流し込んで、夢を見たように錯覚させただけで」
「ッ……」
「外宇宙からの侵略者なら割とできるからな、このぐらい。ただ地球に現れただけで人類なんて絶滅する怪物が、沢山いるんだからな」
先ほどの周回を思い出したのか、ガクガクと体を病的に震わせて怯えを見せた。
分かってくれた感じだ。
それなら俺も一安心だ。
俺はゆるゆると息を吐いて、視線を逸らした。
「危険だから赤ちゃんをベビーカーに押し込むぐらい、誰だってするだろ。変なもの誤飲したら怒るし、火遊びも叱るし」
「………我々が無力な赤子といいたいのか」
「成人ぶるならせめて自分の身は自分で守れるようになってから言ってくれ。今回の件は、可愛い反抗期だったと思って見逃すよ」
というかそもそも「怒られるようなことをしなかった」扱いになった。
だから責められる謂れはないだろう。
根本的にこの大統領も国民を守ろうという意識は高いようだ。
自分が苦しめられてる時より米国がぶっ飛んだ時の方が嘆いてたし。
ただ無知なだけであるなら、さっきまでの周回で十分に罰は与えられたと言えよう。
まあ、事態を知った黄色の印の兄弟団が爆弾巻いて特攻とかしないかはちょっとわからないが。
その時は守らないので運命と思って爆死してくれればと思う次第である。
むっつりと黙った大統領が、しばしの間を置いて思い口を開いた。
「………貴方が古代より有る超常存在だったとして、人を作り出したのは貴方なのか?」
「大体そうかな。遺伝子操作したのは俺、という意味で。元になった動物は居たけど」
自然に進化していくのはわかっていたが、俺が我慢しきれずに遺伝子を魔術でちょちょいとやって人間を生み出したのだ。
だから6億年以上前から人間が発生するとかいう良くわからん状態になってしまった。
「では、なぜ人を見捨てた?」
「……俺じゃ外敵から守りきれなくて、人をたくさん死なせてしまったから」
「ならなぜ今になって現れた?」
「…やっぱり人間が恋しくて。女々しいっていうなよ」
大統領はふたたび重く深く呻いて、がっくりと項垂れた。
「申し訳なかった。神の罰を与えるのなら、私にだけにしてくれ。地獄に落ちるも私だけでいい。今回のことは私の暴走であり、米国民はなんら関係がないんだ」
「わかってるよ。繰り返すが、次はしないでくれよ」
俺はあくまで、俺の許しを渡したのみだ。
彼もそれを分かっているのだろう。
落ち窪んだ顔に薄い笑みを見せて、ただ静かに目を伏せたのだった。
後日。
大統領は急病死したと各社一斉に報道がなされた。
後任として副大統領が繰り上がったらしい。
副大統領は最近急速に黄色の印の兄弟団との関係を深めていた人物で、病死との関係性は不明とのこと。
・大統領
「そもそも米国が下手な気を起こさなかった」世界線への書き換えられた。
自分が長くないことを悟り、後任に全ての情報を託すことを約束。
代々大統領のみが知ることを許される覚書として今回の件と外宇宙の脅威概要が記された手記が作られた。
・諸伏さん達
普通に会談して今後もよくやろうぜ!ぐらいのふんわり会話だけして終わったと報告受けて「???」となった。
米大統領何しに来たんや?
降谷さんはなんか変な魔術が発動してたけどなんだ?ぐらいの感覚。
公安信者さんだけは最初からアンカーポイント見て察してスンッてなってた。
神…しゅごい……(戦慄)
・ニャルラトホテプ
無限ループはライビュしてて楽しんでた。
地味だけどまぁ、悪くない催しだった。
そしてなんか嫌な予感がしたハスターが、事件後すぐにニャルの機嫌を取りに黄昏の館へと駆け込んだ。
そして抱きしめて「これから結婚式場に相談に行こう!」って熱く語ったため、鬱陶しい羽虫のことは忘れてくれた模様。
一旦浮かれホテプになっただけなので、そのうち思い出すと思われる。
・黄色の印の兄弟団米国本部
現教団党首が魔術で状況を把握。
その場で顔面蒼白過呼吸、のち「こっ、殺せェーーー!殺せェッッッ!」と喚いて暗殺を決行した。
生首は神に届けてその場で自害するつもり。
位階はエイボン魔術君3位階。
現在世界に二人しかいない第三の片割れである。
公安信者さんよりこっちのが古株。
御歳600歳ほど。
時流操作魔術に長け、超限定的ながら過去改変が可能。
過去改編により常に自分を過去から持ってくることで生き延びている。
ちなみに公安信者さんこと君永都は、人の身でヴルトゥームの種子とすら戦える超攻性魔術「五色の虹」をもって第3位階へと認定された。