ハスターなオリ主と米花町   作:ラムセス_

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箸休めの短いネタ話です。



小話:みかんと雑談と異界諸々

 

 ここのところ、転移が多いのでまとめて追記しておく。

 

 この前は世界が核の炎に包まれたポストアポカリプス世界に飛ばされた。

 

 とはいえ、おかしなモヒカンがヒャッハーと俺に殴りかかって来たので、適当に無力化しつつ逃げ帰っただけだ。

 無事、俺の今晩の食材は守り抜くことができた

 

 ついでにとてつもなく資源が乏しいようなので、地球環境の改善と文明の復興、資源の再生は置き土産でしておいた。

 簡易環惑星魔術機構だ。

 それはゆっくり時をかけて地球環境を人間などに住みやすいよう改善していく。

 

 あんな野生化した人間が跋扈する地球は寂しいからな。

 棘だらけの立派なモヒカンになってしまって。

 

 文明を取り戻し、今後の幸福を願うのみである。

 

 

 宇宙世紀に似た時空にも召喚された。

 

 多種多様な人型兵器のいる場所で、少しばかり時空が歪んでいたりもした。

 明らかにエヴァンゲリオンがいたのだが、ガンダムもいたしあれは一体…?

 

 ともかく到着したとたんに俺は総攻撃され、駆除されかけた。

 

 俺は確かに見た目からして有害だが、そんな見敵必殺でこなくてもいいのに!

 しかも俺を殺しうる火力がポンポン飛び出て来るわ意思ある謎エネルギーにバリバリの敵意向けられるわ。

 

 いや殺されたとして復活できるけど、そういう問題じゃねぇんだ。

 まず人に殺されるのがトラウマものなんだわ。

 

 俺は涙目で全力の防御して逃げ延びた、恐怖の思い出である。

 

 

 

「あとな、俺魔族って奴と間違われて駆除されかけたねん。みんなして俺に厳しい。辛い。ちょっと触手があるからって魔族はないだろ。人なんて食ったことねーよ」

「そっか。大変だったね黄衣さん」

「コナン君返事がおざなり。いやまぁ、人間の方から喰われにくることはよくあったけどさぁ!」

 

 こたつを導入したので、みんなでみかんを食べながらまったりする今である。

 

 諸伏さんは真剣な表情でみかんを味わっているようだ。

 そんな顔しなくてもみかんはたくさんあるのに。

 

 このみかんは婚約者募集中の旧神、ましろさんからのお届け物だ。

 最近柿以外にも手を出したらしい。みかん以外にぶどうも栽培中。

 たくさん育てて嫁をもらうんだとか。

 

 なお、俺が結婚したことを報告したら全てのやる気を失いそうなのでまだ言っていない。

 頑張れ、今でも神気を抜けば市場で高値で取引されるぐらいには美味しいぞ!

 

 コナン君はもそもそとみかんを食べながらスマホゲームをしている。

 阿笠博士の試作品らしい。

 オーソドックスなダンジョンアタック画面が映っている。

 

 その頭の上では星の精が半分とろけながらうたた寝している。

 手に持ってる血液製みかんを落としそうなので、触手から外してこたつの上に置く。

 

 ナイトゴーントの方は部屋の端っこで体操座りをしているので、ブランケットをかけてやってからみかんを一個置いておいた。

 まだ星の精が怖いらしい。

 

 諸伏さんがみかんを高速で消費しながら顔を上げた。

 

「そういや、ニャルさんはどうしたんだ?もう遅いのに戻ってないけど」

「なんか俺に粉かけたやつを処しにいくんだって」

「ブッッッ!?!?!?」

「さらっと超特大事件」

 

 二人が同時にみかんを吹いた。ああもったいない。

 

 今日の昼、飛ばされた先が典型的中世ヨーロッパファンタジーだったんだが。

 そこではどうも悪役令嬢系物語が展開されていたらしい。

 

 旅人を装って国を出ようとしたら、突如謎の女の子に魅了(テンプテーション)をかけられたのだ。

 流石の俺もこれには驚いた。

 まさか人間に魅了の魔術をかけられるなんて、初めての体験である。

 

 そんなふうに気を引かなくとも、俺はいつだって人間のことを想ってるのに。

 

 ともかく、その正体が王太子殿下の婚約者で、様々な美形の男でハーレムを作るみんなのヒロインだったらしい。

 靡かず帰ろうとする俺にますます執着して、王宮に連行してたくさん愛想を振りまいてくれた。

 

 わがまま言ってみたり、キュルンと可愛いポーズしたり、手を取って優しく見つめてくれたり。

 

「……それでニャルさんがブチギレたんだね。黄衣さんも悪いよ。なんでちゃんと断らないの」

「いや五十回ぐらい断った。途中から語尾になるくらい断ったけど難聴なのか聞こえた様子すらなかった」

「それも本当だろうけど。本音は?」

「悪くて自己中で酷いことばっかりやって全然懲りずに国とか傾けるタイプの子が…好きです……」

「救いようのない癖で笑う」

 

 諸伏さんが生ぬるい顔をして、コナン君は目を三角にした。

 

「で、その異世界はどうなったの?」

「分からん。激怒のニャルが来たから俺は逃げ帰った」

「意気地なし!逃げるな卑怯者!!!」

 

 炭治郎君は落ち着いてくれ。

 俺はこの地球を守るので精一杯なんじゃよ。それにどうせその世界は弱いからもう少しで崩れるし…。

 

 なんとなしに貰った箱を漁れば、中からデコポンも出てきた。

 うむ。この箱のは全部神気を抜いてあるし、明日のデザートにむいて出そう。

 

 

 そのように思って、俺はうんうんと頷いたのであった。

 





•北斗の拳
世界は核の炎に包まれた。
物語にはほぼ近づかずに環境だけ直して去っていく、有益旧支配者ハスターです。
なんだか急速に地球環境が改善して飲める水もどんどん謎沸きする。
ケンシロウが支配者を打ち倒した後の世も明るい。

•スーパーロボット大戦
宇宙怪獣に間違えられた気がする。
ハスターはめちゃくちゃびっくりして泣きながら逃げ帰った。

•謎の悪役令嬢系世界
原作なし。テンプレなろう系。
世界として非常に脆く、どっちみち近々崩落する予定だった。

•ハスター
悪くて自己中でわがままで悪いことばっかする子が好き……な訳ではなく。
好きな子がそうだから調教されただけである。
無名ヒロインさんに抱く気持ちも子猫に懐かれたのと同じ階梯の話。

殺神パウンドケーキで百年寝込んでも愛してる。
住処で育ててた植木全部くしゃくしゃにされて、寝てる時星ごと吹っ飛ばされても許して愛してる。
昔いた親友拉致って殺したのはまだ許してないけど愛してる。

長い長い年月を積み重ねて来たビックラブである

•ニャルラトホテプ
ハスターが全然靡いてないのは気づいてるし、ビックラブに満足中。
それはそうと粉かけた羽虫は許さぬ。
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