それいけ念能力者ちゃん 作:まるかいてちょん
掲示板形式入ります。これが意外と楽しい。
掲示板形式だけなら小説書いたことない人でも簡単にできる(多分)から皆もやってみてね(>_<)
【悲報】初日に気持ち悪い奴を発見するw【ユグドラシル専板】
1 : 名無しのナノマシン
ほい
video:xxxxxx
2 : 名無しのナノマシン
ほいじゃないが
3 : 名無しのナノマシン
何この……なに?
4 : 名無しのナノマシン
動きキモくね?
5 : 名無しのナノマシン
だからそう言ってるやろ
6 : 名無しのナノマシン
顔かわいい
これがネカマじゃなければなぁ
7 : 名無しのナノマシン
普通にチートだろ
8 : 名無しのナノマシン
初日からチートなわけw
でもこれはおかしくね?
9 : 名無しのナノマシン
このゲームには飛行スキルがありましてね……
10 : 名無しのナノマシン
よく分からん動きだけど顔が可愛いのは分かった
11 : 名無しのナノマシン
>>9
言うほど飛行スキルでこんな挙動できるか?
天使系とか悪魔系みんなちょろちょろ飛行してる雑魚やろ
12 : 名無しのナノマシン
へっ……おもしれー女
13 : 名無しのナノマシン
ネカマ定期
14 : 名無しのナノマシン
>>11
ちょろちょろ飛行してんだよなぁこれが
15 : 名無しのナノマシン
これマジ?
動きキモイけど強すぎんだろ……
16 : 名無しのナノマシン
攻撃硬直キャンセルで無双とかクソわよ
17 : 名無しのナノマシン
言うほど強いか?
18 : 名無しのナノマシン
グロい
19 : 名無しのナノマシン
強い
20 : 名無しのナノマシン
やばい
21 : 名無しのナノマシン
これもう天使と悪魔の二強やな
他はゴミ
22 : 名無しのナノマシン
人間種最強人間種最強人間種最強
23 : 名無しのナノマシン
時代は異形種や!
24 : 名無しのナノマシン
この天使初期装備なんよね……そして初期装備は実質全裸判定
グヘヘヘ
25 : 名無しのナノマシン
マジなら最強
でも全裸の変態
26 : 名無しのナノマシン
最強の変態とか……興奮しちゃうじゃないか♡
27 : 名無しのナノマシン
旧時代の変態もよう見とる
28 : 名無しのナノマシン
俺も天使だから見習いたいわ
でも仲間から回復職にしろって言われてんだよなぁ
29 : 名無しのナノマシン
>>28
は?死ね
初日に仲間いるとかアーコロージー民かよ
30 : 名無しのナノマシン
下層民さんブチブチで草
31 : 名無しのナノマシン
マジレスすると下層民でも仲間はいる定期
いないやつはまあ……
32 : 名無しのナノマシン
>>29
下層民じゃなくてか(わい)そう民だったか〜(激ウマギャグ)
33 : 名無しのナノマシン
やめたれw
ボッチ民ツボにハマりすぎて憤死するぞw
34 : 名無しのナノマシン
アーコロージー嫉妬民くさ
粛清されるかもなのにようやるわ
35 : 名無しのナノマシン
でもこの天使も動きの感じからしてアーコロージー民なんだよね……
36 : 名無しのナノマシン
アーコロージー民が下層民のゲームやってんじゃねえよ
37 : 名無しのナノマシン
※ここは反アーコロージースレッドではありません
38 : 名無しのナノマシン
>>36
ちょっとこいつどうにかしろ
39 : 1
>>17
お前は正しい
この戦いを……終わらせに来た(ドン!!)
video2:xxxxxx
40 :名無しのナノマシン
おお?
41名無しのナノマシン
ほーん
42 : 名無しのナノマシン
どうせまた無双動画やろ(鼻ほじ)
43 : 名無しのナノマシン
まあとりあえず天使と犬が対峙しとるな
44 : 名無しのナノマシン
そんで天使が攻撃に行ったな
45 : 名無しのナノマシン
でまあ当然避け……
46 : 名無しのナノマシン
避け……
47 : 名無しのナノマシン
うお
48 : 名無しのナノマシン
……ネカマ一本いったァーww
49 : 名無しのナノマシン
誰だよ無敵って言ったやつ
50 : 名無しのナノマシン
逝ったな……ほな無敵とちゃうか
危うく初日に糞運営判定する所だったぜ
51 : 名無しのナノマシン
でも普通に面白くはあるんじゃね?
52 : 名無しのナノマシン
誰かパーティー誘ってみれば?
紙回避盾として使えるかもしれんよ?
53 : 名無しのナノマシン
なら普通に強そうだし俺が貰うわ
アバター普通に好みだし
54 : 名無しのナノマシン
でもネカマだってそれ一番……
55 : 名無しのナノマシン
>>54
つ、強さ目当てだから(震え声)
………………。
天使の種族固有スキルに一定ランク以下の武器攻撃を無効化する能力。大天使の種族固有スキルに攻撃時追加で聖属性ダメージを付加する特性があるのだが、これらのおかげで最近私はアタッカーとして色んなパーティーに呼ばれていた。天使ならヒーラーだろというツッコミもありつつ、異形種は低レベルのうちならそこそこ強いのだ。
「ボナパルドー。盾。回避盾お願い!」
早速支援が要求される。現在私がいるのはムスペルヘイムの火炎デーモン系ダンジョンだ。ここは聖属性がある程度刺さるため呼ばれた。
とりあえず呼ばれたので前に出る。敵モンスターはおよそ45レベル相当のデーモン系エネミーだ。私はソードマン系列の攻撃職のため当たれば痛い一撃を貰うだろう。しかし……当たらなければどうという事は無い!(赤い彗星並感)
そうして私は後衛の保護も含めて、回避盾に従事するのだった。なおそれを見ていた外野の反応は………。
「相変わらずキモイな」
「等速直線移動の継承者」
「赤い彗星(笑)」
「ゴキブリみたい」
聞こえる限り酷い罵声である。確かに飛行回避の動作は完全に重心が攻撃に傾いているのに後ろにスーッと不自然に回避する事とかもできるが、だとしてもそれを指してゴキブリみたいは酷いものだ。この飛行回避習得にはかなり時間を掛けたのに。
まあいい。パーティーを組むようになってからこうしてダンジョンにもアタックできるようになったし、装備品も上から四番目の
実際この世界の2ch民らしいし、最近は2ch連合ギルドを作るからそこに一緒に入らないかという話にもなってきている。もちろんゴキブリとか言う奴のギルドに誰が入るんだい?とブチ切れて言ってやったら「おー、そらそうや」とか初めて理解したかのような反応で煙に巻かれた。
そんなクソみたいな奴らがこのパーティーを組んでいる奴らである。だからこいつらに対しての恨みつらみは会社を乗っ取った時のデスノートに書き込んでいる。悪い奴らではないのだが、デリカシーがないのは常に傷だ。
そうして怒りをモンスターにぶつけているうちに、周辺の火炎系デーモンは殲滅し終わった。やはり回避盾はキモくても強い。
「おーい、なんか変な道見つけた」
パーティーメンバーの探索職が変な道を見つけたようだ。現在組んでいる合計4人のプレイヤーがぞろぞろと見つけられた道を覗きに行く。それに私も着いていき、件の道を覗き込んだ。
「ん〜、なんだろうねこの道?」
「ボナパネキ知らんの?」
「逆に知ってるの?」
「知らん」
こ、こいつ……まあいいだろう。今は道の方が先決だ。すっとぼけるスットコドッコイを置いて私は道に踏み入れた。そしてそれに続くように先程の4人と探索職一人の足音が小さなその道に響き渡った。どうやら着いてくる事にしたらしい。
道中に明かりは一切ない。それでも私達6人はそれぞれ装備や魔法で闇視を展開し、進んでいく。そうしてしばらく進んだ先、見えてきたのは轟々と輝く炎と一体のモンスターだった。
名前は《タロットの悪魔・逆位置》……多分というか間違いなくタロットカード悪魔の逆位置の事を指し、悪魔の逆位置は金銭的な束縛からの解放や経済的な自由が待っている事を意味する。
「はえー、タロットカード。博識やなぁ〜」
「タロ、タロット?……なんて?」
「なんかのカードだろ。短文くらい聞き取れや」
だいたいその通り。
「ちなみにタロットカードは占いとかで使われるから未来を暗示してるとも取れるかもね。まあ要するに多分良いドロップアイテムが落ちるかも」
多分だけど。
「ごっつええやん。しばき回したろ」
「あ〜、じゃあドロップアイテムについては恨みっこなしで」
そういう事になった。結論が出たのでまずは現状唯一のタンク役をできる私が前に出る。モンスター相手の飛行回避は慣れたものだ。とはいえ全体攻撃にはそんな強くないのでそこは注意が必要だろう。
……そして数分後。
そこには無惨に倒された《タロットの悪魔・逆位置》の姿が一つ。
「いやあ……タロットの悪魔は強敵でしたね」
「んだんだ」
「確認するけどドロップは分けないでいいんだよな?」
「いいわけないだろいい加減にしろ!」
「いやいいだろ」
早速出た結論を覆し内紛を始める彼ら。そんな彼らを横目に見つつ、私は職業欄に目を通した。
─────。
new
※運命の天使長
─────。
ここまでの幾日か、私は職業レベルをあげるため種族レベルを中位以上は上げないようにしていたのだが、このタロットの悪魔を倒す事が条件だっただろう運命の天使長。なんだか貴重そうなので試しに進化してみることにした。
決意して進化同意を押すと、ステータス欄の種族レベルに運命の天使長が追加される。そして種族レベルが追加されたのと同時に増えた固有スキルを見ると……悪くは無い能力だった。
運命の天使長Lv1スキル【グレース・モーフ】
78時間に一度使用可能・パッシブ消費型
自身の周囲に恩寵が宿った一回消費型の羽を22個浮かべ、恩寵は全補助魔法(条件1.を達成するまでは9位階以下の補助魔法)の中から効果を選んで使用する事ができる。ただし同名の魔法は条件2.がなければ重ねて使用することができず、回復魔法なども位階を下げるなどする事でしか使用できない。
条件1 : 種族、
条件2 : 他マジックキャスターによる支援魔法は恩寵と同名の魔法でも一度の重複が可能。
これは最近MMOに詳しくなってきた私にも強さが分かる。この効果は戦士系でも魔法系でも光るものがあるだろう。しかし戦士系の場合少し面倒くさい点がある。
それはあくまで補助魔法を使用できる判定であって習得した判定ではないこと。これがどういう事かと言うと、つまり現状だと公開されている一般的な低位の補助魔法しか使えないということだ。
しかも種族レベルによるステータスの上昇は公開されている一般的な上位種族よりした。これは使いこなすのに時間が掛かるやつだろう。
まあしかし……見る限りパーティーを組んでいる5人組に目立った動きはないため、新種族を得たのは私だけな気がする。取得条件は天使である事他という感じだろう。なのでここは……パーティ不公平と言われる前に逃げるべき。
「それじゃあ皆、私は充分満足したし帰るよ。だから、追ってこないでね」
即座に身を翻し、走行よりも安定している飛行状態に入る。私の突然すぎる発言にパーティーの5人は少しだけ挙動が止まり、直後猿と化した。
「逃げるなァ!逃げるなァ!」
「や、野郎羽が浮いてやがる!?ボナパネキだけ新種族を!?」
「こ、殺してやる!殺してやるぞお前ら!」
「ファッ!?敵はあっちだろ!」
「パーティー申請解除って事でおk?ならドロップアイテムは俺が貰い──ッ!?」
仲間割れが酷い。廃人レベルのプレイヤーではないと言えど、デスペナよりもドロップアイテムか。街に帰ったら一人二人くらいデスルーラで帰ってきていそうだ。とても民度が悪い。
そして私はレアドロップを一個も入手していないので、実際ドロップアイテム狙いなら新種族以外渋い私よりも周囲のプレイヤーを狙うのは理に叶っている。
それにドロップアイテムを狙う気持ちも分からなくは無い。ここは一応適正以下のダンジョンで、なのにレアモンスターとして適正レベルの《タロットの悪魔・逆位置》登場なので、理解はできる。共感はあまりできない。
5人組の声も遠くなってきた。このまま街まで突っ切ろう。
ダンジョンを脱出し、フィールドに躍り出る。飛行状態は維持したままだ。これがムスペルヘイム・ヘルヘイム・ニブルヘイム以外のワールドだと最近は思いっきり撃ち落とされるのだが、ここムスペルヘイムは平和なのでそんな事は無い。
なので程なくして、私は近くの街に到着した。
とりあえず後でステータスをしっかり確認してみよう。
書いてて楽しい1話でした。