2 / 41
タイトルは、
『HUNTER×HUNTER』
とりあえず。どぞ。
第二問 寝顔×登校×爆殺?
ブルッ。体の底から身震いする。寒い……。目が覚めちゃうじゃない、全く。…ふぁ……zzZ……。
「あー遅刻しちゃうっ! って、立って寝ないで!? 危ないから」
明久に手を引かれる。楽だわ、ホント。
このお人好しを絵に書いたようなのが、幼なじみの吉井
薬学界の天才で最先端。さらには、god of drug
「また遅くまで実験してたんでしょ?」
「〈こくり〉」
「実験する時は、僕に声かけてって言ってるよね? 何かあってからじゃ、遅いんだよ?」
そう……。“明久”に何かあってからじゃ遅過ぎる。
「忘れてたわ」
「また? 忘れないように、顔に書いた方がいいかもね」
「それじゃあただの嫌がらせじゃない」
「僕が気づけば、付き添えるでしょ?」
そうね。だとすれば、……きっとまた“忘れる”でしょうね。
「聞いてる?」
「〈こくりこくり〉」
この文月学園に入学してから二度目の春が来た。
校舎へと続く坂道の両脇には新入生を迎える為の桜が咲き誇っていた。風が吹き、桜の花弁がゆらゆらと舞踊る。
その風景に、一瞬目が奪われ ることなどなく、〈こくり…〉この文月学園へ通学途中、二度目の眠気が来、た……。
「本当に〈こくり〉聞いて〈こくりこくり、……こくり〉 る? って、どれだけ頷くのさ!」
「ごめん、おはよ」
「寝てたの!?」
「吉井、阿…〈ドガンっ!〉ぬぉッ!?!?」
避けられたか……。