獪岳の刃 〜鬼を斬るか腹を切るか〜   作:ボブ・ニンジャ

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第18話

 

 

……その夜。

 

獪岳はこれまで善逸と同じ部屋で寝ていた。

アンジェリカの命令によるものだ。

しかし今夜、縁壱百式との試合を終え、ようやく1人部屋を使うことを許されていた。

そして今、その1人部屋において……

獪岳は、昼間の試合と同等か、それ以上に緊張感のある対決に臨んでいた。

 

「……」

 

獪岳が眉根を寄せて睨むのは、一冊の雑誌だ。

題は「変態哲学」。

表紙には、若い女性が着物をはだけ、体をくねらせた姿勢で大写しになっており……その他掲載記事の、卑猥な文言を書き連ねた見出しを見るにつけても……

端的に言って、男性の欲望を煽り、刺激して、もって商品価値とする類の書籍に違いなかった。

というかエロ本だった。

 

日本のポルノの歴史は古い。

江戸時代にはすでに多色刷りの春画が全国の大都市圏に大量に流通していた。

明治時代には、西洋から写実主義ポルノのエッセンスと写真技術が流入。

この大正時代にあっては、公の流通こそ規制されていたものの、最新型カメラをも使用したポルノ雑誌が相当数印刷され、その筋のコミュニティで流通していたのである。

 

(((これは私からのお祝いの贈り物よン。もう女湯を覗いたりしちゃダメよ、そんな暇があったらこの本を読んでお勉強なさい?)))

 

戦勝祝賀会が終わった後、フランソワ黒沼はそう囁いて紙包みを渡してきた。

自室に引き上げ、その包みを開封するに至って、獪岳はその言葉の真意を悟ったのである。

獪岳は厳粛に深呼吸した後、

 

「手合わせ願おうか……」

 

そう呟いて、しめやかにエロ本へ手を伸ばした。

──しかしその時、フスマの外から不意に声がかかる。

 

「獪岳ぅ、まだ起きてるか?」

「うおおっ!?」

 

獪岳は肝を潰し、慌ててエロ本を布団の下に隠した。

声は善逸のものだった。

 

「何だってんだよ善逸、こんな夜中に!」

「ご、ごめん!でもちょっと相談したいことがあって……」

「チッ……。入れよ」

 

苛立ちながらもそう促すと、浴衣姿の善逸が入ってきた。

昼間の試合で折られた鼻に大きなパッチをあてている。

善逸は腰を下ろし、神妙な顔で、

 

「実はな、さっきこういうことがあったんだ」

 

 

 ◆

 

 

善逸が里の夜道を歩いていた時のことである。

通りに面した建物の中から微かに、誰かの声が聞こえてきた。

知らない女の声だ。

 

(((おっ、誰だ?美人かな)))

 

善逸は興味を惹かれ、微かに明かりの漏れる窓の隙間を覗き込んだ。

すると、そこには火男面の老人……小鉄博士がいた。

電話機に向かっている。

 

『まったく、とんだ失態をしてくれたものですわね?小鉄博士』

 

女の声は電話口の向こうから聞こえてきていた。

若い女、もしくは少女の声だ。

 

『お館様へのプレゼンテーションを前にして、百式を負け試合に送り込むだなんて……これでは自分から盛大にネガティブキャンペーンをぶったようなものですわ』

「何を言うんじゃ、試合をやるのはお前も承知のことだったじゃろうが!」

『相手の力量の見定めがなっていないんですの。私は獪岳が情けない雑魚だと聞いたから了承したんですのよ?その雑魚に左腕をもがれるだなんて……』

「勝手なことを!結果が出た後からならなんとでも言えるのう」

 

どうやら、小鉄博士と電話相手の女は縁壱百式の共同開発者らしい。

縁壱百式が試合で敗れたことについて責任の押し付け合いをしているようだった。

 

『とにかく我々としては……この敗北が想定内、改良過程の一部に過ぎなかったというスタンスを示すしかありませんわ」

「どうやって示す?」

『今回の試合での教訓を踏まえた、新型の傀儡人形を製造するのです。それも早急に』

「百式以上の性能を持つ人形か?無理じゃ、そんな予算はない」

『百式を"解体"して、その資材を流用すれば良いですわ』

「何っ?』

 

小鉄博士はたじろいだ。

 

「いや、解体というのはさすがに……そこまでしなくとも……」

『何を動揺なさっているんですの?百式に情がお移りになったのかしら』

 

女の声に鼻で笑うような、軽蔑のニュアンスが滲んだ。

その後しばらく、女が小鉄博士の逃げ道を潰し、説得するようなやりとりが続く。

 

『本当はわたくしもそちらに伺いたいけれど、ご存知の通り喪中で忙しいんですの。く・れ・ぐ・れ・も、よろしくお願いいたしますわね♡」

「ウム……」

 

電話が切れる。

結局、小鉄博士は女の指示を曖昧に受容することに終始した。

 

(((解体って……壊すってことだよな)))

 

善逸はその場で少し考え込んだ。

 

『解体か。当然の処置だな』

 

不意に背後から声がかかる。

善逸がギョッとして振り返ると、縁壱百式がそこにいた。

獪岳に破壊された左腕はすでに元通り繋がっている。

手に工具箱を提げているあたり、自分で修理したのだろうか。

 

「ひゃ、百式……お前も今の話を?」

『人間と機械は違う。役割を果たせなくとも生きていることを許され、死ぬことを悲しまれるのは人間だけだ』

 

縁壱百式は「百」の瞳で善逸を見て、ついで空を見た。

日が落ちてもまだ曇っており、暗い夜空に、分厚い雲がゴウゴウと不穏に音を立てて流れていく。

 

『役割を果たせない機械など──ネジクギの一つに至るまで存在価値がない』

 

そう言い残して、傀儡人形は去った。

善逸の耳も、人形の感情の動きまで聞き取ることはできない。

百式は何を考えていたのか……

 

 

 ◆

 

 

「バカバカしい!知ったことじゃねえよ」

 

獪岳は吐き捨てるように言った。

 

「で、でもさ!昼間の試合、百式も頑張ってたしさあ」

 

善逸はなおも言い募る。

 

「それが、生みの親の小鉄博士にぶっ壊されて終わりなんて……なんかこう、好敵手が不本意な最期を遂げる、って感じで後味悪いじゃん?」

「小鉄博士だけじゃなくお前まで情が湧いてんのかよ。お前の鼻折ったのあいつだろ」

 

獪岳は苛立った口調で、

 

「いいか、そもそもあのデク人形は小鉄博士の──それと、その電話の女もか?──所有物なんだろ。それを奴らがどうしようと勝手じゃねえか。俺たちが口出しすることじゃない」

「それはそうなんだけど……」

「わかったらクソして寝ろ!」

「うん……」

 

善逸は釈然としない顔で立ち上がり、部屋を出て行こうとする。

 

「おい。足は大丈夫か」

 

その時、獪岳はそっぽを向いたまま尋ねた。

 

「足?」

「あの変な必殺技だよ。楽に撃てるもんじゃねえだろ」

「ああ……」

 

善逸は、獪岳が"火雷神"による足への負担を気にしていることに思い至った。

そして、1人でひそかに感動を覚えた。

──昔はあれだけ苛烈で峻険だった兄弟子が、今や、弟弟子である自分の身体のことを心配してくれるまでに丸くなっている。

 

「大丈夫だ。まだ少し痛むけど、さっき按摩してもらったし温泉にも入ったから。──ありがとう兄貴」

「フン」

 

善逸は部屋を出た。

そして上機嫌に軽い足取りで、自室へ引き上げていった。

 

「クソッ、バカ、バカ、バカ善逸め。くだらねえ用件で俺の真剣勝負を邪魔しやがって」

 

弟弟子が去ると、獪岳は舌打ちをマシンガンのように連発しながら布団を漁り、猥褻図書を掘り出した。

どっかと腰を下ろし、眼前のエロ本を見据えて、

 

「では改めて……尋常に手合わせ願おうか」

「獪岳さーん、まだ起きてますか?」

 

また、フスマの外から誰かの声。

 

「ああ!?」

 

獪岳はこめかみに青筋を浮かべながら再びエロ本を隠した。

どかどかと部屋を横切り、フスマを引き開ける。

 

「何だ善逸、俺にまだ何か用か!?今度は何だ、1人で厠に行けないんでついていって欲しいか!?アア!?」

「ぜ、善逸じゃないです!俺です、竈門です」

 

そこにいたのは、額に傷のある少年隊士……竈門炭治郎だ。

 

「ヨッ」

 

隣には、妹の禰豆子もいた。

 

 

 ◆

 

 

「ちょっと根を詰め過ぎなんじゃない、アンちゃん?」

 

恋柱・フランソワ黒沼は鳥居に体を預けながら尋ねた。

 

「今日くらいは……ホラ、アータの弟子がすごい結果出しためでたい日なんだし」

「No, 私もう1日も休めません」

 

月柱・時透アンジェリカは鉛をくくりつけた木刀での素振りを繰り返しながら応える。

2人は刀鍛冶の里のはずれ、長い石段の上にある稲荷神社にいた。

アンジェリカは獪岳たちの戦勝祝賀会を途中で抜け、今夜もまた、この神社での孤独でハードな鍛錬に勤しんでいたのだ。

 

「それでも足りないくらいです。私が若くて強い時間、limitedです。──アイツは400年trainingしてるます」

「アイツって?」

「上弦の壱、コクシボウです」

「そいつを殺した後もあなたの人生は続くのよン。体は大事にしなきゃ」

「それ違います。コクシボウを殺した時、やっと私の人生が始まることです」

 

アンジェリカの青い瞳が、固い決意にぎらりと輝いた。

 

「他の誰を殺さなくても、アイツだけは殺します。必ず」

 

 

 ◆

 

 

「贈り物ってわけか?」

 

獪岳は訝しみ、じろりと睨む。

 

「俺とお前はそんなに仲良くなかったと思うがな」

「はい。俺もあなたのことは、今でもあまり好きじゃありません」

 

炭治郎は目を合わせて言った。

 

「チッ!はっきり言いやがるな、歳上の俺に対して」

「滝沢さんは俺の兄弟子なんです」

「……フン。まあ、そんなことだろうとは思っていた」

「でも、今日の試合を見て……驚いたし、感動しました。何より善逸を心から信頼していたところが」

 

炭治郎はにっこりと笑い、

 

「俺はあなたのことがあまり好きじゃないけど、尊敬はするようになりました」

「何だそりゃあ」

「だから、これをお渡ししたいんです」

 

そう言って取り出したのは、手のひらに収まるサイズの金属の塊だった。

よく見ると、何か繊細な彫刻が施されており……

 

「……狐かよ?」

 

金属に彫られているのは、前かけをつけた狐だった。

稲荷神社の境内に必ず置いてある石像……

その金属製ミニチュア版だ。

 

「"守り狐"っていいます。俺たち鱗滝一門の守り神は稲荷、お狐様なんです」

「ああ、道理で滝沢のやつ狐の面を……いや、それにしたって四六時中被ってるのは変だったが」

「それはまあ……」

 

炭治郎は少し苦笑した。

しかしすぐ真剣な顔に戻り、

 

「これは俺の師範から預かっていた品なんです。『滝沢さんに会う機会があったら渡すように』と」

「渡す機会は結局無かったわけだ」

「これはあなたが持つべきです。持っていってくれませんか」

 

守り狐が差し出される。

 

「そして滝沢さんの分も、自分の道を強く生きていって欲しい。この守り狐が、いつかきっとあなたを守ってくれる」

「……」

 

獪岳は唸って考え込んだ後、渋々受け取った。

 

「あの世の滝沢がどう思うかわからんが……まあ、弟弟子のお前がそういうなら預かっておく」

「ええ、きっと滝沢さんも──」

「俺の布団に触るんじゃねえ!」

 

獪岳は急に横を向いて怒鳴った。

暇を持て余して畳の上を転げ回っていた禰豆子が、エロ本の隠してある布団に手を触れかけたからだ。

 

「な、何ですか獪岳さん!?」

「むー?」

「ああ、いや、すまん。なんというか、自分の寝床を人に触られるのが受け付けないタチでな」

「はあ……?」

「怒鳴って悪かったよ、竈門の妹……」

 

そこまで言って、獪岳はハッとした。

善逸と殴り合って和解した日の出来事を思い出す。

 

「……そういや、お前を刀で斬ったこともあったな。悪かったよ、それも」

「……」

 

禰豆子は獪岳の顔をじっと見つめた後、

 

「むー!」

 

弟に対してするように、獪岳の頭を優しく撫でた。

 

 

 ◆

 

 

その後、刀鍛冶の里には静かな夜が訪れた。

鬼殺隊士たちは各々の形で休養を取った。

アンジェリカさえ、肌荒れがどうこうと言って夜が更けるごとに不機嫌になるフランソワに強く促され、ある程度の温泉入浴と睡眠の時間を取った。

 

このタイミングできちんと休養が取れたことは幸運なことだった。

なぜなら──鬼の襲撃が間近に迫っていたからだ。

 

 

 ◆

 

 

刀鍛冶の里は山奥に存在する。

ゆえに、最寄り駅は徒歩で数日かかるほどの距離にあった。

──今、その最寄り駅の、煉瓦造りの建物の高い屋根の上に……

6つの人影があった。

 

厳密にいえば、人影というのは適切ではない。

それらはすべて人間ではなく鬼だったからだ。

 

「雲行きを見る限り、明日も雨か曇りになるようじゃのう」

 

そのうちの1体、可楽(からく)が言う。

両目の瞳には「上弦」「肆」、ちらりと覗く舌には「楽」の漢字が刻まれていた。

山伏に似た服装で、手には羽団扇を携えている。

 

「おお、嬉しいのう!明日の昼間も太陽を恐れず移動できるなら、暮れには向こうに着く」

 

別の1体、空喜(うろぎ)がそれに応えた。

瞳には「上弦」「肆」、舌には「喜」の文字。

両腕が鳥のような翼、足もまた鳥のような鉤爪という異形の姿だ。

 

「哀しいのう。鳴女の術があればこれほど移動に手間取ることもないというのに……」

 

次に言葉を発したのは哀絶(あいぜつ)だ。

瞳には「上弦」「肆」、舌には「哀」の文字。

紺色の装束を纏い、手には十文字槍をぶら下げている。

 

「くだらぬ不平を言うな、哀絶」

 

積怒(せきど)が威圧的に言う。

瞳には「上弦」「肆」、舌には「怒」の文字。

錫杖を持っていることも含め、僧侶のような出立ちである。

 

「我々はすでにあのお方に"群れる"ことをお許しいただいている立場。この上移動手段まで賜ろうなどと、おこがましいぞ」

「人間の汽車に乗るのも中々楽しかったではないか、のう空喜?」

「おう!次は屋根の上ではなく座席に乗りたいのう。邪魔な乗客はほれ、ワシらのエキベンにするのにちょうどよい!」

「エキベンって何じゃ?」

「無駄口はもう十分であろう……!ゆくぞ!」

 

積怒が号令し、屋根から飛び降りた。

可楽、空喜、哀絶がそれに続く。

 

「グルルル……!」

 

赤狐もまた、それに続いた。

赤狐は、狐の頭を持つ異形の剣士の姿をした鬼である。

両目の瞳には「上弦」「伍」の漢字が刻まれている。

──その正体はかつての鬼殺隊士・滝沢鯉竜、その成れの果てである。

 

「おい呑山(どんざん)、早くしろッ!腹立たしい!」

「は、はい!只今!」

 

6体のうち最後の鬼……呑山は、積怒に急かされ、慌てて屋根から飛び降りた。

鈍色の和服を着た、今ひとつ無個性な鬼だ。

瞳に漢字はなかった。

 

鬼の脚力は人間のそれを遥かに上回る。

6体の鬼は通行人の目にも留まらぬスピードで、街中を風のように駆ける。

途中、呑山がふと自分の腹を見て、

 

「あっ、今また共食いで1匹死んだみたいです」

「何?牛頭羅(ごずら)やフォルネウスではないだろうな」

 

積怒が振り返り、じろりと睨んだ。

呑山は難しい顔をして腹をさすった後、応えて言う。

 

「いや、違うみたいですね。名もない雑魚鬼でしょうや」

「そもそも、その2人はワシらが集めた中では上澄みも上澄みじゃろ。食われるなんてあり得ん」

「むしろ食った側かもしれんのう、カカッ!」

 

可楽と空喜が口を挟んだ。

……呑山は特殊な血鬼術を持つ鬼である。

腹の中に広大な亜空間を生成し、どんな大きなものでも自在に呑み込んだり吐き出したりできるという術だ。

 

今呑み込んでいるものは──鬼の軍勢だ。

その数100以上。

積怒たちがこの1週間で全国を駆けずり回って配下に加えた鬼たちだった。

その中には、長年人を食い続けたり稀血の人間を食ったりしたことによって、かつての"下弦"の鬼と同等かそれ以上の実力を得た者も含まれている。

 

6体の鬼は駆け続け、やがて街を離れて山道へ……

刀鍛冶の里に通じる道へと、突入していった。

 

 

 ◆

 

 

しゃこ、しゃこ、しゃこ。

暗闇の中、刀を研ぐ。

照明など必要ない。

傀儡人形の目ならば、窓の外から差し込むわずかな光だけで闇を見通せる。

 

(((私は何のために生まれてきたのか。どれだけのものを得たのか。成し遂げたことは何かあるのか、全くないのか)))

 

縁壱百式は思考する。

思考しながら、刀を研ぎ続ける。

しゃこ、しゃこ、しゃこ。

 

(((私が解体され、この意識が無に帰す前に、それだけは確かめなければならない。……否、確かめたいのだ)))

 

研ぎ終え、刃の具合を確かめる。

一瞬、雲の切れ間から月が覗き、窓越しに青白い光が差し込む。

刀の刃が反射し、きらりと輝く。

その神秘的な瞬間は何かの啓示じみていた。

 

(((自分の存在意義とその達成度合いを確かめる。それこそ、私が唯一欲望を抱くことなのだ)))

 

縁壱百式は、自分が次にやりたいこと……

解体される前に最後に試みることを、固く決めた。

 

……今夜の平穏は、嵐の前の静けさである。

明日の夜は波乱に満ちて、今までのどんな夜より長いものとなる……

鬼殺隊士でそのことを予期している者は、1人としていなかった。

 

 

【中 刀鍛冶の里編】終わり

【下 上弦襲来編】へ続く

 




◆大正こそこそ噂話5
獪岳は炭治郎からシリアスなプレゼントを受け取ったことでシリアスな気分になってしまい、結局エロ本を読めないままふて寝したらしい。
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