デスノートさえなければ強くてニューゲームなのに!   作:世界三大探偵って実は同一人物ってマジ?

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◎『ゲーム』に直接関わらない戦術・戦略

1 三四代が試した作戦

 

 ①死神向けのバーチャルアイドル配信

 

  目的:一部の死神に特定の人間に対する好意を持たせ、『その裏にいる存在が誰だかわからないせいでノートに名前を書くと死ぬかもしれない』という意識を植え付け行動を誘導する。

 

  結果:まず効果なし。ジェラスが例外であったことを再認識するのみであった。

     そもそも死神界に安定して電波を届けることができないため頓挫。

     ただし、一般の人間に対してキャラ付けが受けたので収入源として続行。

 

 ②死神に対する法律教育

 

  目的:死神界の掟について定期的な教育会を開催し、罪と罰について学ばせることで命の価値を認識させ、その投射として人間の命の価値を認識してもらう。また、死神界の掟を人間が学ぶことで死神を罠にハメることができないか試す。

 

  結果:効果なし。通常の死神は掟の存在は知っていても内容を上から三つ知っていれば良い方であり、一方で掟に詳しい『ジャスティン』や『ヌ』はこっちの意図を察して全く喋らないため不発。

     ただしシドウについては一時期何をするにも掟に反していないか怯えるようになった。

 

 ③デスノートの散布による死神の視認性向上

 

   目的:すべての人間に死神が視認できるようにし、人類全体が死神を追えるようにするとともに死神が見えないようになる(=一度所有権を手に入れてから手放した)者が迅速にわかるようにする。

 

   結果:実際に行うと後戻りができないため保留。いざとなればやるかもしれない。

 

 ④死神から寿命を聞き出す。

 

   目的:死神にタブーを犯させ出禁にする。

 

   結果:それって自分の寿命が知りたいだけですよねと図星を突かれる。

 

 ⑤死神大王との交渉。

  

   目的:永遠の死

 

   結果:達成方法不明。

 

 ⑥デスノートの金銭による売買

 

  実施予定。

 

 ⑦死神界への積極的な遊具の持ち込み。

 

   目的:娯楽の多様化によって死神を『ゲーム』に参加させなくする。

 

   結果:一部成功、ただしやはり死神は人間が右往左往することに一番興味を惹かれてしまうようだ。ダリルと要相談。

 

 ⑧死神との交流による死神一人当たりのノートを使用させない人間界滞在の長期化

 

   目的:ノートによる殺人の鈍化。

   

   結果:一部成功。例としてリュークはモデルルーム見学が好きなようだ。また、ヌが人間の宗教施設に立ち入るなど観光目的で人間界に来るなど、非常に稀ではあるが観光目的で下界させることに成功している。

 

2 『デスノート対策本部』など人類が試した作戦

 

 ①エンドルフィンを強制的に分泌する脳チップの開発

 

  目的:デスノートは、自殺はほぼすべての人物であっても行い得るとするが、この死因が当てはまる人間の範囲を減少させる。

 

  結果:死因がせめぎ合いの結果心臓麻痺になった。行動制御の観点から有効と判断。

 

 ②死神から寿命を聞き出すなどして個々人の寿命を記録する。

 

  目的:寿命から逆算できる行動などのビッグデータを収集し擬似的なテロ及び災害予知システムの構築。

 

  結果:構築続行中。Lが定期的に死神界の数字のルールについてパズルを解いている。

 

 ③特殊な塗料によって汗や血によって浮かび上がる文字を利用したノートによる時間差攻撃。

 

  目的:自決手段としての応用。

 

  結果:書いたと認識した時点で効果が発揮されてしまい実験終了。なお、他者の手にこの塗料を塗布しておき、ノートに触らせることによって内容を転写することで、無意識にノートを使用させる実験も行われたが、最低限顔を思い浮かべさせるだけでなく『書いた』という意識が必要だという知見が得られた。

 

 ④名前を偶然に4回書き間違えさせ、デスノートで死なない人間を作る。

 

  目的:デスノート犯罪の大規模化に対応し、職員の安全を確保するため。

 

  結果:失敗。どのように偶然を装った構造を作り出しても、『故意に偶然名前を誤って書かせようとした』判定となって遡って一番直接的に指示を出した人間が死亡した。ただし、この実験により相手が『ラッキーマン』になる可能性が0に等しいことを確認。

 

 ⑤整形による容貌の定期的な変更。

 

  目的:デスノートの影響範囲を人工的手法で逃れ得るかの実験。

 

  結果:失敗。顔については整形前の顔しか知らないノートの所有者が名前を書く前に被害者に整形させたがノートが効果を発揮。

 

 ⑥改名による名前の定期的な変更。

 

  目的:デスノートの影響範囲を人工的手法で逃れ得るかの実験。

  

  結果:かなり詳細に結果が分かれたため実験続行。まず、本人が自身の名前を知らない場合、客観的に名付けられたと思われる名前が死神の目によって浮かび上がる。

     この事例より、

     ①必ずしも役所に提出するといった社会的手続きが必要ないこと、

     ②名前についての自認は重要ではないこと、

     以上の2点が示唆された。

     その実験結果を踏まえて、

     ①正式な手順を踏まえず本人の中で勝手に改名した場合、

     ②正式な手順で本人が改名した場合、③本人の与り知らぬところで正式な手順を踏まえて勝手に改名した場合、

     などに場合わけをして死神の目で見る名前がどのように変更するかをチェックした結果、『人間に今までについた名前は上書き式ではなく、人間の魂あるいは異空間のような場所に複数プールされており、その時々に相手を殺せる名前が死神の目で確認できるにすぎない』という仮説が提唱された。

 

 ⑦デスノートの電子機器による追跡

  

   目的:人間界で活動する死神、または死神界の発見

   

   結果:失敗。果物に隠した小型GPSは死神に摂取された瞬間ロスト。また、死神界についてもGPSの位置がでたらめに表示されるようになった。ただし、死神界で動き回っているかどうかは位置情報の動き回りの激しさで判別可能。

 

 ⑧デスノートの擬炎色反応性質による識別

 

   目的:デスノートの「燃やすと本によって異なる色を出す(一般的には青白い炎、通常の赤い炎)性質」を利用して死神が持ち込んだノートにマーキングをし、どのノートがどこで使われているのかを判別できるようにすることで現在人間界に来ている死神を目撃することなく個人識別を可能にするなど。

   結果:一部成功。すくなくともオス・メスについては秘密裏に識別可能にすることができたが、そもそも多色のノートを死神が持ち込み始めたため効果が薄れる。

     

     

 

3 死神が試した作戦

 

 ①自分たちでノートを複数ばらまいて誰が最後に生き残るかの賭け事を行う。

 

  目的:娯楽。

 

  結果:ほかの死神が憑いているノートの場所を教えてはならないルールなどが邪魔をして現状は失敗中。また、人間界にノートを5冊確保された時点で凍結。

     一時期ノミ行為などが横行した。

 

 ②死神界での果物栽培

 

  目的:快楽。

  結果:失敗。そもそもねだれば大体どの人間もくれるのでブームがすぐ廃れた。

 

 ③犬の散歩

 

  目的:癒し。

  結果:成功。ただし犬から死神が見えなかったためどちらかというと死神が散歩されていた。

 

 ④死神が人間を直接そそのかして刃物などで人間を殺害させる。

 

  目的:狂喜。

  結果:死神の掟に抵触する可能性が極めて高いと判断され禁止。

 

 ⑤知恵を出し合う組織の結成

 

  目的:『ゲーム』の激化による娯楽供給。

  結果:『デスノート対策本部』に作戦を防がれ失敗が続いたため解散。そもそも死神は個人主義であり、それぞれの興味による散発的な『ゲーム』に終始するようになる。

 

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