ロクデナシ魔術講師とスター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スターズの狐   作:迷子の鴉

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悪びれもなく、新作を書いてしまった。
終わるかどうかもわかんないのに。
なんていうことだ。しかも全然まとまってない。












だが僕は謝らない。
だって書きたかったから。
それではどうぞよろしくお願いします。



第0.5話

 

教典は万物の叡智を司り、創造し、掌握する。

 故に、それは人類を破滅へと向かわせることとなるだろう──。

『メルガリウスの天空城』著者:ロラン=エルトリア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

知ってるよ。ずっと前から

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この世界には『魔術師』と呼ばれるものたちが存在する。彼らは魔術と呼ばれる力を用いて、この世界の真理を追及し、己の願いのために歩みゆく者たちである。

 

 

 これはそんな彼らがいる世界のお話である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 北セルフォード大陸アルザーノ帝国。

 

 

 誇りある帝国の数ある都市のひとつ。この街は現在、化け物と仮面の戦士たちが戦う戦場へとなり果てていた。

 

「ジャジャ、ジャ!」「ジャー!!!」

 

 正体不明の敵。植物を思わせるフォルムはその禍禍しさから人の恐怖心を煽る。

 

「デザイアグランプリ最終戦! 残り時間はもう僅かです! 現在、ここまで残ったライダーの方々のランキングはこちらになります!」

 

 

 first:ギーツ

 second:バッファ

 third:クロー

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 ・

 街の上空にランキングが映し出される。

 彼らはこのゲームに勝つために戦っている。

 

「今度こそ勝つ……ギーツ!」

 荒々しく大剣を振り回して化け物を倒していくのは紫の戦士。

 牛の頭を模った頭部。アンバランスな腕の爪。

 仮面ライダーバッファは大剣『ゾンビブレイカー』を敵に突き刺し、そのまま大軍の中心へと突き進んでいく。

 

 

 

 あらゆる仮面の戦士が街中で戦いを繰り広げているのに対して、ただ一人。茶髪のショートの青年が民家の屋根に腰を下ろしてくつろいでいた。

 この世界では見られないデザインのジャケットを身にまとい、憂い気な表情で空を見上げては笑う。そしてまた儚く憂い、笑う。

 

「そろそろ出てきてもいいころなんだけどな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「出た!今回のラスボス!」

 紫の戦士の声を皮切りに戦士たちは空を見上げる。

 

 

 

 青年は空を見上げて巨大な戦艦型の敵を視界におさめる。

 

 

 

「いつ見ても酷い世界だ。だから……」

 

 

 

 

 

「こんな世界、忘れるに限る」

 

 

 

 

 彼はバックルのようなものを懐から取り出す。

 取り出した紅いバックルをベルトにセットし、バックルに供えられたスロットルを開放する。

《SET DUAL ON GET READY FOR BOOST&MAGNUM READY FIGHT》

 

 上半身に白い装甲、下半身に赤い装甲が追加された。白と赤の装甲を身にまとった戦士。仮面ライダーギーツマグナムブーストフォームがいまここに顕現した。

「さあ、ここからがハイライトだ!」

 

《BOOST MAGNUM VICTORY!》

 

 バックルのエネルギーが最高点に到達し、ギーツを空へ舞い上がらせる。

 宙に浮かぶ巨大な城型の化け物を討ち取った。

『MISSION COMPLETE!』

 

「おめでとうございます! ミッションクリアです!」 

 ゲームの進行役が称賛の声をあげる。これにて今回のデザイアグランプリの勝者が決定した。

 全戦全勝のエース。彼の不敗神話がまた一つ更新されたのだ。

 

「っ! くそっ、またか」

 バッファは悪態をつく。

「次こそ俺が……」

 仮面越しに上空から落ちる怪物の残骸をにらみ、彼は青い光に包まれながらそこから消えていった。

 

 

 装甲を解除したギーツの変身者。彼は右手に持ったメダルを指ではじき、不敵に笑って空を見上げる。メダルが宙に浮く中、青年は世界に、そこに住む全ての者たちに届くことを祈り、密やかに告げる。

「さぁ始めよう。俺の世界を」

 鐘の音が世界に響く。

 その音色と同時に世界は変化していく。

 焼け焦げた土地は緑を取り戻し、がれきに変わった建築物は時が巻き戻っていくかのように元へと戻っていく。

 何もなかったかのように世界は元の姿を取り戻していく。

 

 

 

 例外があるとすれば、ここよりさらに遠い場所。そこに浮かんでいる遥か上空へと鎮座する城。

 このアルザーノ帝国において、全ての人間がその存在を認識し、国の象徴としても知られる旧時代の遺物ともいうべき代物。その謎に挑む者はいても、終ぞ誰もその城の謎を解き明かせなかった伝説の城。

『天空城』はその居住まいを変えず、世界が変わり行く中、今だその姿は変わらずに空へと浮かび続けている。

 

 青年はその光景に苦笑を浮かべる。

「今回も()()()()()()()……か」

 

 

 それだけ呟き、青年は視線を変わっていく戦場になってしまった街に目を移す。

 

 未だ鐘の音は響き続ける。

 それは勝者の願いを祝福する音色。

 敗者の無念、後悔、絶望を吞み込み、新たなる秩序の下に世界を創生する始まりの調べ。

 

 

 

 

 今、世界が変わり始める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 最初に告げなければならない。

 これは魔術師の物語にあらず。

 これは只人達の物語。または『人間』の物語である。

 自分の願いのためにどこまでも愚直に進み続け、願いのために愚かにも夢と未来を炉にくべて、願いのために犠牲を払う者たち。

 そんなどうしようもない、どうしようもなくなってしまった者たち。

 しかし、それでも。それでも。それでもと。

 未来に夢を抱き、願いのために走り、誰かを助けるために駆け抜ける者達。

 

 

 

 

 

 

 

 

 この物語はそんな『人』が織りなす創世の物語である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最後に勝つのは___誰だ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ロクデナシ魔術講師とスター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スターズの狐

 

 

 Akashic records of bastard magic instructor

Re:KAMEN RIDER GEATS

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝、起きたら鏡を見ろ。

 スターの一日はそこから始まる。

『スター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スターズの生き方』著者:エース=コグモ

 

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